最初にルンバを買って、すぐにブラーバを導入しました。
ルンバとブラーバの併用は非常に便利です。

ただ、予算などの関係でルンバとブラーバのどっちを買おうか迷っている方も多いと思います。
ルンバはゴミを吸うのに特化したロボット掃除機、ブラーバは床の汚れをきれいにするロボット掃除機です。
ルンバとブラーバ、それぞれにメリット・デメリットがあるのでどちらがいいのかは一概に言えませんが、どちらも使ったことのある私の目線で、それぞれの特徴や併用するメリットについてまとめていきます。
■関連リンク
✓ルンバ主要シリーズの性能比較をしたい方は
→ルンバ比較レビュー。主要全シリーズを使って分かった機種別の選び方
✓モデル別の吸引力を知りたい方は
→ルンバの吸引力をモデル別に比較。1倍と5倍でどれくらい違う?カーペットではどう?
✓ルンバを含む他メーカーのロボット掃除機も比較検討したい方は
→ロボット掃除機はどれがいい?9種類23機種試したので比較する
ルンバとブラーバはどっちを買う?

ルンバもブラーバも、iRobot社が発売しているロボット掃除機です。
性能に応じて何種類ものモデルが発売されていて、ブラーバは主に3種類、ルンバにいたっては20種類以上もモデルが存在します。
と思うかもしれませんが、まずはルンバとブラーバの役割の違いについて整理してみたいと思います。
ルンバとブラーバ、役割の違い

ルンバとブラーバは掃除における役割が違います。
ルンバは吸引、ブラーバはふき取り
ルンバは床やカーペットに落ちたゴミやホコリなどを吸い取るのに特化したロボット掃除機です。

一方、ブラーバは床にこびりついた汚れをふき取るロボット掃除機です。


ルンバは床に落ちた比較的大きなゴミやホコリを含めて吸引することができます。
一方、ブラーバも水拭きモードとから拭きモードがあるため、から拭きモードであればある程度のホコリや髪の毛はふき取ることが可能です。
ルンバとブラーバ、役割の違いまとめ
ルンバ:小さいものから大きいゴミやホコリの吸引ができる。
ブラーバ:水拭きモードで床のこびりつき汚れを落とす。から拭きモードでも小さいホコリがゴミを吸着することは可能だが、ルンバほどの能力はない。
特徴の違い
ルンバとブラーバは役割が違うので、当然形も大きさも違います。
また、ルンバは基本的に掃除機ですので、モーター音が大きいです。
●ルンバの方がブラーバより本体が大きいことが多いので小回りが利きにくい
●ルンバは段差を登るのでカーペットの掃除が可能
●ルンバは基本的に掃除機なので、モーター音が大きい。静音性はブラーバの方が優れている
ブラーバは小回りが利く

ブラーバは小回りが利くので、ダイニングテーブルの下の椅子周りもきちんと掃除してくれます。※ブラーバジェットm6はルンバと同じくらいの大きさなのでそこまで小回りはききません。
ルンバもダイニングテーブルの下は掃除可能ですが、そこまで得意というわけではありません。
ルンバは段差を登る、ブラーバは登れない
ブラーバは段差があると登ることはできません。

カーペットには乗りあがらないですし、部屋の間にある程度の段差があると超えていけません。
一方、ルンバは2cmまでの段差は越えて行けますし、毛の長いカーペットなどもきちんと掃除をします。


ブラーバは静か
ルンバは掃除機なので動作音が大きいです。一方、ブラーバは音がそこまで大きくありません。
ジェット噴射するタイプのブラーバジェットはジェット噴射の際に多少音がしますが、そこまで気になる大きさではありません。
ルンバとブラーバ特徴の違いまとめ
ルンバ:本体サイズがブラーバより大きい。音も大きい。段差が登れるのでカーペットの掃除が可能。
ブラーバ:小回りが利く(特にブラーバ390j、ブラーバジェット250)、動作音が小さいのでいつでも動かせるが、段差は登れない。
モデル別の違い
ルンバには約20種類ものモデルが存在します。その中でも主要なモデルは以下の5種類です。

ルンバ643、ルンバe5、ルンバ960、ルンバi7、ルンバi7+
ルンバの主要モデルの性能を簡単に比較した表は以下の通りです。
●主要5モデルルンバ性能比較表
ルンバ643 | ルンバe5 | ルンバ960 | ルンバi7 | ルンバi7+ | |
吸引力 | 1倍(基準) | 5倍 | 5倍 | 10倍 | 10倍 |
スマホ(Wifi)対応 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ダスト容器 | 洗えない | 洗える | 洗えない | 洗える | 洗える |
ブラーバm6連携 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
価格帯 | 3~4万円 | 4~5万円 | 6~7万円 | 8~9万円 | 12~14万円 |
ブラーバ390j、ブラーバジェット250、ブラーバジェットm6
ブラーバの主要モデルの性能を簡単に比較した表は以下の通りです。
●ブラーバ性能比較表
ブラーバジェットm6 | ブラーバジェット250 | ブラーバ390j | |
水拭き、から拭き | 〇 | 〇 | 〇 |
稼働範囲 | 60畳 | 12~15畳 ※モードによる | 20~56畳 ※モードによる |
WiFi対応 | 〇 | × | × |
自動充電 | 〇 | × | × |
ルンバ連動 ※ルンバ900シリーズ以上 | 〇 | × | × |
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあるのですが長くなりすぎるのでここでは割愛します(笑)
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。




目的・予算別ルンバとブラーバの選び方
ルンバとブラーバのどっちを買うか迷ったら、目的から考えてみるのも手です。
ルンバを選んだほうがベターな場合


・ある程度の広いエリアの掃除を想定している
・掃除機の代替手段として考えている(ゴミやホコリの吸引)
・カーペットも掃除したい
・5万円前後の予算もしくはそれ以上の予算がある
ブラーバを選んだほうがベターな場合


・ある程度限定されたエリアの掃除を想定している
・キッチンやダイニングの油汚れ、食べこぼし、飲みこぼしの掃除を考えている
・今ある掃除機で十分だと思っている(ルンバはいらない)
・予算が3~4万円程度
モデルによってはルンバのエントリーモデル(ルンバ643)よりブラーバジェットm6の方が・・・という場合もありますが、あくまで参考としてみてください。
ルンバとブラーバは併用するのがベスト?


ルンバとブラーバは併用できるのであれば、それがベストです。
我が家はルンバ960とジェット噴射のないブラーバ380j(ブラーバ390jの前モデル)を併用していますが、ルンバは毎日、ブラーバは3日に1回くらいの割合で掃除をしています。
ルンバで毎日きれいにしているつもりでも、ブラーバをかけるとホコリが取れたり、もちろん床の汚れがふき取れたりと、併用するメリットを大いに感じています。


ブラーバ380jのから拭きモードは比較的広い範囲を掃除できるため、ルンバの補助+床拭きの目的で使っています。
ルンバとブラーバを併用する場合の、各モデルの組み合わせについて考えてみました。
リーズナブルな併用エントリーモデル(ルンバ643とブラーバジェット250)


予算合計:6~7万円
ある程度限られたエリアの掃除を考えている人向けの組み合わせです。
ルンバ643の価格は3~4万円と、ルンバの中でもかなりリーズナブルな値段設定になっています。
一方、複数の部屋の掃除を前提としたモデルではないので、掃除できるエリアは限定されます。
ブラーバジェット250もさらに清掃できるエリアが限られているモデルです。
キッチンだけとか、リビングだけのようにエリアを限定するなら十分に威力を発揮してくれます。
ルンバ643でリビングダイニングの掃除、ブラーバジェット250でキッチンの拭き掃除というパターンが考えられます。
ルンバの性能をもう少し上げたい。という場合であれば、ルンバ643ではなく、ルンバe5も選択肢に入ってきますね。
関連リンク
■ルンバ643レビュー・口コミ。エントリーモデルでも性能・吸引力ともに十分です
■ルンバe5レビュー・口コミ。リーズナブルな価格でWifiにも対応した高性能人気モデル
■ブラーバジェット250のレビュー・口コミ。しつこい汚れもジェット噴射できれいに
幅広いエリアと掃除パターンを選べる併用モデル(ルンバ960とブラーバ390j)


予算合計:11~12万円
ルンバ960は複数の部屋を掃除するのに向いているモデルです。
吸引力もルンバ643の5倍、スマホアプリにも対応している高性能モデルです。
ブラーバ390jはジェット噴射機能はないものの、水拭きモードとから拭きモードの2種類を備えるブラーバです。
特にから拭きモードは「クイックルワイパー」を装着することが可能で、さらにホコリや汚れを吸着する能力が上がります。
関連リンク
■ルンバ960レビュー・口コミ【値下げしてお手頃価格に】
■「ブラーバ」レビュー・口コミ。380jと390jの違い。クイックルワイパーも装着できて床拭きが劇的に楽に
掃除が最高に楽になる究極の併用モデル(ルンバi7+とブラーバジェットm6)


予算合計:20~22万円
予算があれば、ルンバi7+とブラーバジェットm6の組み合わせが最高です。
スマホアプリで設定をしておくと、ルンバi7+が掃除を終えてクリーンベースに戻ると、ブラーバジェットm6が清掃を開始します。
ルンバi7+は吸取ってきたゴミをクリーンベースで再度収集し、貯めておくことができます。
クリーンベース上には数カ月分のゴミを貯めることができるので、ゴミ捨ての手間がほぼありません。
ここにブラーバジェットm6を組み合わせることで、最強で最高の掃除環境が整います。
関連リンク
■ルンバi7+のレビュー・口コミ。価格は高いけど性能は抜群です
■ブラーバジェットm6のレビュー・口コミ。最高に賢くなった床拭き掃除ロボット
ルンバとブラーバに関する口コミ・評判
Twitterからルンバとブラーバに関する口コミや評判を集めてきました。
やはり結構ルンバブラーバを併用している人もいるみたいですね・・・・。便利ですからね。
お手伝いさん呼ばないとやばいレベルの家事やらなさだったのにルンバとブラーバ買ったことにより4割くらい解決したの草
— のっち (@mkt_0222) January 25, 2020
保育士の仕事の軽減案。
ブラーバとかルンバとかお掃除ロボットを導入するだけでも仕事の量が減らせる。掃除にかけてる時間の負担が結構ある。掃除の為に残ったり、少し朝早めに出勤したりしている…。#保育士— YOYO (@bennkyouarunomi) January 25, 2020
ルンバもブラーバも衣類乾燥機もワーママには必要(´∩ω∩`)
私よりちゃんとした使用目的😇😇😇— あーちゃん®️@11m♂ポケモン⚔️ (@a_pippi2929) January 23, 2020
ルンバとブラーバはどっちがいい?違いを比較まとめ
ルンバとブラーバはどっちを買うか迷いますが、予算や想定している掃除の目的に応じて選ぶのがよいと思います。
予算があれば、ルンバとブラーバを併用して使うのがベストと言えますが、その組み合わせも悩ましいところです。


今回紹介した目的別の選び方や、予算に応じたルンバとブラーバの組み合わせを参考にして、自身の家庭にあったロボット掃除機を検討してみてください。
ルンバ、ブラーバのどちらか、または併用のどのパターンを選んでも、今の掃除レベルが大幅にアップし、時短になることは間違いありません。
▼関連リンク
■ロボット掃除機はルンバをおすすめする理由。メリットやデメリットまで徹底解説
■ブラーバとブラーバジェットの比較、違いは?どっちも使ってみた感想