ルンバ、ルーロ、ミニマルのロボット掃除機を使ったことのあるうちたけ(@uchitake_enjoy)です。
具体的にはルンバ960、ルーロミニ、ミニマル(RV-EX20)を使ったことがあります。
ロボット掃除機は非常に便利です。掃除の手間が激減しますからね。
わが家もロボット掃除機を導入したところ、毎日床がきれいで清々しい生活を送れています。

もうロボット掃除機なしの生活は考えられません。
でも、いざロボット掃除機を買おうと思っても、ロボット掃除機は種類が多すぎて、どれを買っていいか迷いますよね。
一般的に、ロボット掃除機の本命はルンバだと思います。
ロボット掃除機と言えばルンバ、ルンバと言えばロボット掃除機。それくらいの知名度があります。
ただし、人によってはパナソニックのルーロがいいよ、とか、日立のミニマルもおすすめ。という人もいるかもしれません。
だいたい、人は自分が持っている機種をおすすめしますからね。
でも私は違います。なぜなら、ルンバ、ルーロ、ミニマルの3機種を使ったことがあるからです!!

どれがいいのか検証してみたくなってしまったんですよね・・・自慢することでもありませんが・・・。
そんな私がおすすめするロボット掃除機は何か!?
なんでしょうか!?気になりますか?
気になりますね!?(うざい)
もったいぶっても仕方がないので結論から先にお伝えすると、ルンバがやはりおすすめです。
なんだ。結局ルンバか。と思われるかもしれませんが、ルンバですね。
私はロボット掃除機の本質は「吸引力」にあると思っていますが、やはりルンバの吸引力は圧倒的です。
えー?本当?ルーロにしようと思ってたんだけど・・・・と思う方もいるかもしれません。

それでもいいと思います。ルンバにはルンバの得意分野があり、ルーロにはルーロの得意分野があります。
私がロボット掃除機を選ぶポイントは「吸引力」ですが、人によっては別のポイントを重視する人もいるでしょう。
ルーロは部屋のスミの掃除が得意ですね。
また、ロボット掃除機を比較しようと思っても、ルンバ、ルーロ、ミニマル共にいろいろなモデルが出ているため、一概に比較がしづらいのも事実です。
困ったら予算(価格)です。
基本、予算ありきで考えますよね。無い袖は振れません。
この記事では「価格帯(予算)別」に、それぞれのロボット掃除機の特徴を見た上で、どのモデルがおすすめかをご紹介したいと思います。
比較する価格帯としては、
●低価格帯・・・~5万円程度
●中価格帯・・・6~8万円程度
●高価格帯・・・9万円以上
です。価格帯の分け方は、適当です。私の独断と偏見によるものです。
~5万円で低価格帯!?と思う方もいるかもしれませんが、そもそもロボット掃除機って高いんですよね。
安いといっても3~4万くらいはしますからね。でもま、その価値はあるんですけどね。
それでは具体的に見ていきます。
■関連リンク
✓ルンバ主要シリーズの性能比較をしたい方は
→ルンバ比較レビュー。主要全シリーズを使って分かった機種別の選び方
✓モデル別の吸引力を知りたい方は
→ルンバの吸引力をモデル別に比較。1倍と5倍でどれくらい違う?カーペットではどう?
✓ルンバを含む他メーカーのロボット掃除機も比較検討したい方は
→ロボット掃除機はどれがいい?9種類23機種試したので比較する
ロボット掃除機、各社の特徴

価格帯別に各種ロボット掃除機の比較をする前に、ざくっと各社のロボット掃除機の特徴やいいところをまとめてみたいと思います。
ルンバの特徴(アイロボット社)

ルンバはアイロボット社によって設計・製造されています。
アイロボット社は1990年に創設、アメリカに本社があり、比較的歴史がある企業です。
歴史がある分、やはりロボット掃除機の分野では圧倒的なNo.1で、性能も群を抜いています。
ルンバのモデル数もかなり多く、代表的なモデルでもルンバi7+、ルンバi7、ルンバ960、人気の高いルンバe5、ルンバ643など5種類もありますし、他にもルンバ800シリーズなど数々のモデルが存在します。
モデルによっても吸引力は違いますが、個人的にやはり「ルンバは総じて吸引力が強い」と感じています。
一方で、基本的には「アメリカの家庭」を想定してルンバが設計されているため、日本の家庭ではちょっとオーバースペックかな・・・。と思うような性能もあったりします。
ルーロの特徴(パナソニック)

ルーロはパナソニックが製造しているロボット掃除機です。
現在は「MC-RS810」「MC-RS310」「ルーロミニ(MC-RSC10)」の3モデルが発売されています。
ルーロの特徴は何と言ってもその形です。
独特の3角形の形は、部屋のスミの掃除をするのに適しています。

ルンバは丸い形をしているため、構造的に部屋のスミのゴミまで吸引するのが難しいんですが、その点、ルーロはルンバより優れています。
また、3モデルのうち、低価格モデルである「ルーロミニ」はその名前通り、本体サイズが小さく、小回りがききます。
日本のような比較的狭い家にも対応したモデルと言えます。
ミニマルの特徴(日立)
ミニマルは日立が製造しているロボット掃除機です。
現在は「RV-EX20」「RV-EX1」の2モデルが発売されています。
ミニマルは文字通り「ミニ」サイズで、小回りが利くロボット掃除機です。
ルーロミニとほぼ同等サイズです。

ミニマルは細やかな気配りがされているロボット掃除機で、日本の家庭にあった様々な掃除モードが用意されています。

特に「RV-EX20」で実装されている「夜家事モード」は、夜間でもロボット掃除機を動かせるように「静音性」に気をくばったモードになっています。
マンションなどに住んでいると、ロボット掃除機を動かすときに近所迷惑にならないか気になりますが、このモードであればある程度、その心配も軽減できますね。
一方で、ミニマルはちょっと吸引力に不安なところがあるな・・・という印象です。
ロボット掃除機3社比較・・低価格帯(ルンバ643、ルンバe5、ルーロミニ、ルーロ「MC-RS310」ミニマル「RV-EX1」)
価格的にも比較的検討しやすい価格帯である、3~5万程度のロボット掃除機を比較します。
ルンバはルンバ643(3万円程度)、ルンバe5(5万円程度)がこの価格帯に入ってきます。
「ルンバ643」は市場価格で3万円くらいとかなりリーズナブルです。・・・が吸引力は「ルンバe5」の1/5なので、ちょっと比較候補からは外します。
ルーロ「MC-RS310」はルーロミニの上位モデルではあるのですが、市場価格ではほとんど値段が変わりません(両方4~5万程度)。
本体サイズが小さい方がいいなら「ルーロミニ」がいいですが、本体サイズにこだわらなければ、ルーロミニの上位モデルである「MC-RS310」の方が無難ですね。
また、ミニマル「RV-EX1」は4万円程度の市場価格です。
ルーロミニについては以下の記事でまとめています。

ルンバe5、ルーロ「MC-RS310」、ミニマル「RV-EX1」はどれがおすすめ?
ルンバe5がおすすめです。次点でルーロ「MC-RS310」ですね。
何度も言いますが、ロボット掃除機で重要なのは「吸引力」だと思っています。
ルンバe5は私が持っているルンバ960と同等の吸引力を誇ります。
ルンバ960で吸引力実験をしたところ、ほとんどの場所(フローリング、畳、カーペット)やほとんどのゴミ(紙くず、糸くず、ビーズなど)を全て吸い取ってくれました。
ルンバの吸引力実験は以下の記事でまとめています。



ルーロ「MC-RS310」で実際に実験をしたことはありませんが、ルーロミニで吸引力実験をしたところ、それなりに取りこぼしはあるので、やはり吸引力はルンバの方が上だと思います。
一方で、部屋のスミの掃除を重視したいのであればルーロ「MC-RS310」の方がおすすめです。
前述した通り、ルーロはその独特の形状を生かして部屋の隅々まで掃除をしてくれます。


また、ルンバe5はスマホアプリと連携できるという点も非常に評価が高い点です。


スマホアプリでロボット掃除機が操作できると、わざわざ本体をポチポチする必要もないですし、遠隔で操作できるので便利です。
ルーロ「MC-RS310」はリモコンで操作可能ですが、家にリモコンばかりあふれるのは嫌ですよね。
ミニマル「RV-EX1」は・・・うーん。この2つのモデルに比べてしまうと・・・特筆すべき事項が見当たらない感じです。
ルンバe5については以下の記事でまとめています。



ルーロ310は以下の記事でまとめています



ロボット掃除機、低価格帯のおすすめモデルを検討する
ロボット掃除機3社比較・・中価格帯(ルンバ960、ルーロ「MC-RS810」、ミニマル「RV-EX20」)
ロボット掃除機の中では中価格帯の6~8万円あたりのモデルを見ていきたいと思います。
このくらいの価格帯になると買うのも躊躇しますよね。高くて。
私も持っている「ルンバ960」は7万円程度、ルーロ「MC-RS810」は8万円程度、ミニマル「RV-EX20」は6万円程度です。
中価格帯で値段別にみれば、安い順に
ミニマル「RV-EX20」<「ルンバ960」<ルーロ「MC-RS810」
という感じです。
ルンバ960はルンバの中ではミドルクラス性能のモデル、ルーロ「MC-RS810」はルーロの中では最上位モデルにあたります。
ルンバ960、ルーロ「MC-RS810」、ミニマル「RV-EX20」はどれがおすすめ?
おすすめはルンバ960です。


私が持っているから。というのもありますが、値段もルーロ「MC-RS810」より安いですし、吸引力も申し分ありません。
また、スマホアプリとの連携もできるため、スケジュール予約機能や、クリーンマップで掃除したエリアも確認できます。


ルーロ最上位機種である「MC-RS810」もスマホアプリ連携で上記が実現できますが、値段もそれなりにします。
部屋のスミまできちんと掃除したい場合は「MC-RS810」でもいいかもしれません。
ミニマル「RV-EX20」はそうですね・・・。上記2つのモデルと比べて特筆すべきことはまたしてもありませんが・・・。
あえて挙げるとすれば、「静音性」でしょうか。「夜家事モード」が備わっていて、静かに運転してくれます。
確かにルンバはそれなりにうるさいですからね。
でも、ミニマル「RV-EX20」を買うくらいなら、ルンバe5を買った方がいいよな。と個人的には思います。値段も安いですしね。
ルンバ960については以下の記事でまとめています。



一応、ミニマル「RV-EX20」が気になる方は、以下の記事をご覧ください。



ロボット掃除機、中価格帯のおすすめモデルを検討する
ロボット掃除機3社比較・・高価格帯(ルンバi7、ルンバi7+)


9万円以上になると、ルンバシリーズしか残りません。
ダイソンのロボット掃除機も10万円以上するらしいですが、試したことがないので比較できません(あまりいい評判は聞かないですけどね)
ルンバi7か、ルンバi7+か?でいったら、そりゃルンバi7+の方が性能に優れています。
なんせ、高いですから。
性能も抜群です。ルンバi7+が画期的なのは、ゴミの収集システムですね。
ホームベース上で集めてきたゴミを吸い上げて、貯める仕組みになっています。
これを見たとき、ロボット掃除機の革命が起きたな。と思いました。
それくらい、ルンバi7+はすごいロボット掃除機です。
詳しくは以下の記事にまとめています。



ロボット掃除機、高価格帯のおすすめモデルを検討する
ロボット掃除機はレンタル可能
結局どのモデルを選んでいいか分からない!一回試してみたい。という方はロボット掃除機のレンタルをおすすめします。
私はよく「レンティオ」というレンタルサイトで家電をレンタルして試しますが、レンティオでは各種ロボット掃除機がレンタルできるようになっています。
全てのモデルがレンタルできるわけではありませんが、特にルンバシリーズはレンタルできるモデルも多いのが特徴です。
以下から検討してみてはいかがでしょうか?
ルンバをレンタルする
→低価格帯モデルでのおすすめ「ルンバe5」をレンタルしたい場合はこちら
→中価格帯モデルでのおすすめ「ルンバ960」をレンタルしたい場合はこちら
ルーロをレンタルする
ミニマルをレンタルする
ロボット掃除機でコスパがいいおすすめモデルはどれ?


総合的に考えて、ルンバe5が一番コスパが良いモデルだと思います。
ロボット掃除機の中では比較的手の出しやすい価格帯ですし、吸引力も十分、そしてスマホアプリにも対応しています。
いずれにしてもルンバシリーズはルーロ、ミニマルに比べて総合的には優位性が高いと思っていますが、細かい部分で見れば、ルーロもそれなりに検討する余地ありかな。と思います。
ミニマルは・・・。んー・・。
いずれにしても、ロボット掃除機を導入する/しないでは、生活の質が全然違います。
ロボット掃除機は導入すべき。と声を大にして言いたい!
ご自身のご家庭の状況や、掃除の優先順位にあわせてどのロボット掃除機がいいか、検討してみてください。
以下参考記事です。
ルンバの中でどのモデルがいいか迷っている方



ルーロの中でどのモデルがいいか迷っている方



いやいや、やっぱりミニマルでしょ。どっちのモデルがいいかな?と思っている方



ルンバかルーロでどっちがいいか迷っている方



やっぱり日本製!でもルーロかミニマルで迷っている・・・という方


