こんにちは。ロボット掃除機ヘビーユーザーのうちたけ(@uchitake_enjoy)です。
ルンバ、ルーロ、日立ミニマルを使ったことがあります。
日立のミニマルは小さくて小回りが利いていい!と評判ですよね。

実際、ロボット掃除機の中ではかなり小さいサイズで、細かいところまで掃除が行き届くな。という印象でした。
他にも、スマホ連携で操作がスムーズだったり、マナーモードで掃除している時の音が抑えられたりと、便利な機能がたくさんありました。
また、本体は小いのでダストボックスは小さいのですが「ゴミ圧縮機能」が備わっており、すぐにダストボックスが満杯になることはありませんでした。
手入れの手間が少ない。というのは非常に便利です。
一方で、「もう少し頑張ってほしいな」という点もありました。吸引力ですね。
この記事では日立ミニマル(RV-EX20)のレビューを中心に、
・ミニマルの吸引力(部屋のスミの掃除含む)実験
・ミニマルの静音性実験
・ミニマルの段差実験
などの各種実験を通した評価をまとめたいと思います。
■関連リンク
✓ルンバも検討対象の方は
→ルンバ比較レビュー。主要全シリーズを使って分かった機種別の選び方
✓ルンバを含む他メーカーのロボット掃除機も比較検討したい方は
→ロボット掃除機はどれがいい?9種類23機種試したので比較する
日立ミニマル(RV-EX20)のスペック

本体寸法:長さ250×幅250×高さ92mm
重さ:2.3kg
ダストボックス容量:0.25L
掃除時間:60分(自動モード)
最大稼働面積:32畳
ロボット掃除機のなかではかなり小さい部類です。
ティッシュケースと比べてもその小ささが分かると思います。

また、稼働面積も最大で32畳と、日本の家庭ではちょうどいいくらいの稼働面積なんじゃないかな。と思います。
段差も楽々登れる
我が家は置き畳をおいていますが、1cmくらいの段差はラクラク登っていきます。

家庭の状況に合わせたモード選択

ミニマル(RV-EX20)は、様々な運転モードを設定できます。
自動で走行方向を変えながら部屋中を掃除できる「通常モード」や、自動モードより長い時間運転し、しっかり掃除する「念入りモード」
汚れが気になるところを強い吸引力で掃除する「スポットモード」など、掃除モードの種類が豊富です。
また、「おこのみモード」では「壁ぎわ走行重視」「反射走行重視」「脚周り走行重視」などの掃除モードや、10分おきに、回転ブラシのペットの毛をクリーニングしながら掃除する「ペット運転」モードもあります。

ペットがいる家庭では便利ですね。
また、私が便利だと思うのは「夜家事運転」モードです。
後述しますが、ファンモーターや回転ブラシの回転速度を下げて、運転音を抑えてゆっくり掃除するモードで、静音性の実験をした結果、かなり静かに掃除をしてくれました。
マンションなどに住んでいると音が気になりますが、そういった細やかな気配りができるのはミニマルのいいところです。
他にもミニマルのいいところがありますのでご紹介していきます。
日立ミニマル(RV-EX20)の良いところ
日立ミニマル(RV-EX20)の良いところ(1)小回りが利く

この小ささなので狭いところの掃除は得意です。
椅子の脚まわりなどはすいすい掃除してくれます。
日立ミニマル(RV-EX20)の良いところ(2)スマホアプリとの連携
ロボット掃除機の操作において、スマホアプリと連携できるか否かは、かなり重要なポイントだと私は思っています。
楽だからですね。
いちいちロボット掃除機の本体をポチポチするより、手元にあるスマホで操作した方が簡単です。
ミニマルは主に2種類のモデルがあり、スマホ連携できるか否か?というのが大きな違いです。
このレビューでまとめている「RV-EX20」はスマホ連携ができるモデルであり、様々な操作がスマホから簡単にできます。

中でも、様々なモードをスケジュール予約できる機能は便利です。
基本は「自動モード」なのですが、音が静かにできる「マナーモード」や、「念入りモード」、「夜家事モード」など、一週間のスケジュールが設定できます。
月曜日は通常モード、水曜日は念入りモードなど、様々な状況に合わせて設定できるのは便利ですよね。

日立ミニマル(RV-EX20)の良いところ(3)音が静か
日立ミニマル(RV-EX20)は三段階にモードの調整ができます。
「通常」「マナー」「夜家事運転」です。
それぞれ騒音測定器で、1メートル離れたところから騒音を測ったところ、夜家事運転はかなり静かという結果になりました。
実際、音と、測定結果を見ていただいた方が早いかもしれません。
日立ミニマル静音性実験|通常モード
日立ミニマル静音性実験|マナーモード
日立ミニマル静音性実験|夜家事運転モード
うちはマンションなので、音が気になるのですが、「音が静か」というのはとても助かります。
日立ミニマル(RV-EX20)の良いところ(4)ゴミの圧縮機能

ミニマルは本体が小さいので、ダストボックス(ゴミが貯まるところ)が小さいです。
頻繁にゴミを捨てなければならないのかな。と思っていたら、そんなことはありませんでした。
ミニマルは掃除が終わった後、「ゴミプレスを開始します」と言って、自動でゴミ圧縮を始めてくれます。
これによって、無駄な空間を極力なくして、ゴミがめいいっぱい入るような工夫がされています。
実際に2週間分くらいはゴミを貯められるので、ゴミ捨ての手間は非常に少ないです。
日立ミニマル(RV-EX20)にもう少し頑張ってほしいところ
様々な掃除モードがあって便利な日立ミニマルですが、吸引力についてはもう少し頑張ってほしいな。と思っています。
フローリングで紙片を吸う実験をしたところ、一度にあまり多くの紙片は吸い取れませんでした。

当然ながら、何度も走行しながら徐々に掃除をしていくので、一度で吸いきれないということは、必ずしも絶対に吸えない。というわけではないのですが、ルンバなどに比べると「多少吸引力が弱いかな。」という感じがします。

また、ミニマルは小さいので部屋のスミの掃除も比較的得意だと言われていますが、実験した感じ、完ぺきではありませんでした。

部屋のスミの掃除が得意なルーロに比べると、今一つ。という感じですね。
いずれにしても、細かいゴミなどはきちんと掃除してくれるのですが、大きめのゴミや、部屋のスミは少し課題が残るかもしれません。
他にも、フローリング×ビーズや、畳×紙くずなどの実験をしています。高画質版の動画は以下からご覧ください
フローリングでの実験
畳での実験
紙くず、糸くずで実験しましたが、一度の走行ではやはりちょっと取りこぼしがありますね
日立ミニマル(RV-EX20)はこんな人におすすめ
日立ミニマル(RV-EX20)がおすすめな人
ミニマルはこんなニーズがある方におすすめのロボット掃除機です。
・部屋に比較的モノが多く、小回りが利くロボット掃除機が欲しい方
・ペットを飼っている方
・夜にロボット掃除機を動かしたい方
・ゴミ捨ての手間を極力省きたい方
日立ミニマル(RV-EX20)がおすすめではない人
逆にこんな方にはおすすめできません。
・部屋の隅々まで完璧にゴミを取り除きたい方
・大きめのゴミも拾ってほしい方
日立のミニマルは日本の家庭状況に合わせて開発されているな。という感じがします。
ロボット掃除機には一長一短あるので、自分にあったロボット掃除機が見つけられるといいですね。
日立ミニマル(RV-EX20)はレンタルも可能
購入するか迷ったら、レンタルするという選択肢もあります。私もよくレンティオというレンタルサイトで家電レンタルをしますが、どのロボット掃除機にするか迷っていたら、試してみてもいいかもしれませんね。
ミニマルは複数のモデルがあります。違いは以下の記事でまとめています。

ルーロとミニマルで迷っている方は



そのほか、各社(ルンバ、ルーロ、ミニマル)ロボット掃除機の比較です。


