ルンバ960は私が最初に購入したルンバで思い入れがあります。
ルンバ960を導入すると掃除の手間が激減します現在ルンバ960は、ルンバi7シリーズが発売されたことによりミドルクラスモデルになりましたが、私が購入した当初は最高クラスのモデルでした。
ルンバ960の吸引力は基準モデルの5倍を誇り、スマホアプリと連携できるなど、数々の機能が備わっています。
ルンバ960は毛足の長いカーペットやラグの上でもきちんとゴミを吸い取りますこの記事ではルンバ960を実際に使用してみたレビューや、口コミや評判を中心にまとめていきます。
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ルンバ960のメリット・性能や特徴
ルンバ960の特徴や性能は?ルンバ960はルンバi7シリーズ(i7+,i7)に次ぐ性能を持つ、高性能なモデルです。
※以前はルンバ960の上のモデルとしてルンバ980がありましたが、生産終了となっています。
ルンバ960の大きさは最大幅353mm、高さが92mm、重さも3.9kgとそれなりの大きさと重量があります。
ルンバ960を持つとそれなりに重さを感じる稼働時間は最大で75分、最大稼働面積は112畳あり、複数の部屋が掃除できます。
ルンバ960が掃除をしている様子ルンバ960の特徴
ルンバ960はゴム製のブラシが2つ備わっているルンバ960の吸引力を生み出すシステムとして、AeroForceクリーニングシステムを採用しており、吸引力は基準モデル(ルンバ643)の5倍になっています。
ルンバ960は2つの特殊ローラーでゴミを吸引していきます。
ルンバ960のブラシを動かしている様子
ルンバ960のデュアルアクションブラシこの2つのAeroForce デュアルアクションブラシによって、回転しながらゴミを外側から中央に効率よくかき寄せることができるんですね。
ルンバ960の吸引力は?
ルンバ960の吸引力は基準モデルであるルンバ643の5倍です。
そこで、ルンバ960の吸引力の実験を行いました。
ルンバ960吸引力実験
ルンバ960吸引力実験結果
| フローリング | カーペット | 畳 | ||||||
| 紙片(小) | 紙片(大) | 糸 | 綿 | ビーズ | 紙片(小) | 糸 | 紙片(小) | 糸 |
| ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
※動画上では「カーペット×糸」も一回の走行で吸い取ったように見えていますが、実際は多少取りこぼしがありました。ですが、折り返しで吸い取っています。
一回の走行で吸いっとった場合・・◎
複数回の走行で吸引した場合・・〇
取りこぼしが目立った場合・・△
ご覧の通り、ほとんどのシチュエーションで問題なくゴミを吸い取ってくれています。
なお、基準モデルであるルンバ643のレビューは以下の記事をごらんください。
→ルンバ643レビュー・口コミ。エントリーモデルでも性能・吸引力ともに十分です
段差は2cmまで登る
公式サイトにも、ルンバ960は2cmまでの段差は登れることになっています。
ルンバ960の段差実験我が家でも1cm~1.5cmくらいの段差はラクラク登ってくれています。
複数の部屋が掃除できる
ルンバ960より下のモデル(ルンバe5以下)は基本的に1部屋の掃除が前提です。
一方、ルンバ960は複数の部屋が掃除可能です。
ルンバ960に内蔵されているカメラルンバ960はiAdapt2.0ビジュアルローカリゼーションというセンサーシステムを搭載しています。
簡単に言えば、ルンバ本体に搭載されたカメラやセンサーのことです。
この機能によって、ルンバ960はランダムに動くのではなく、効率的に(直線的に)掃除をすることができます。
ルンバ960は直線的に、無駄なく効率的に清掃します清掃時間も、カメラがついていないルンバe5に比べると約半分程度の時間で終了します。
スマホアプリと連動できる
ルンバ960はスマホアプリを使って動かすことができます。
※Wifi環境が必要です。
スケジュールは曜日ごとに細かく時間設定ができますし、スマホ操作なので感覚的に、かつ簡単に扱えます。
ルンバ960はスマホアプリからスケジュール設定が可能また、Clean Mapレポートといって、ルンバ960が実際に掃除をしたエリアをエリア地図でみることができます。
清掃マップ。ルンバが入れないところなどは白くなっている具体的に掃除をした箇所が一目瞭然なので「掃除した感じ」が実感できます
ブラーバジェットm6と連動できる
ルンバ960(右)とブラーバジェットm6(左)は連動して動くことができるルンバの姉妹シリーズで床拭き掃除に特化したブラーバシリーズがあります。
ルンバ960は、ブラーバシリーズの中でも最高性能のモデル「ブラーバジェットm6」と連携して掃除ができます。
具体的には、ルンバ960が清掃を終えた後、ブラーバジェットm6が床拭き掃除を開始します。
ルンバ960とブラーバジェットm6の連動はスマホで設定するだけえ?ルンバ960で掃除した直後にまた掃除するの?と思われるかもしれません。
ルンバはゴミを吸引するのに特化しています。一方、ブラーバは雑巾がけのイメージ。目に見えない汚れもふき取ってくれます。
ブラーバジェットm6が水拭きモードで走行している様子
ブラーバジェットm6。清掃が終わると、かなり床のよごれをふき取ってくれていることが分かりますということで、ブラーバジェットm6を購入するとなると予算が大変ですが、ゆくゆくはブラーバジェットm6と連携させることも視野に入れてルンバ960を購入する。というのもアリだと思います。
バーチャルウォール設定やスマートスピーカーにも対応
ルンバ960はバーチャルウォールで進入禁止にすることができるそのほか、ルンバ960はバーチャルウォール設定で進入禁止エリアを作れたり、アレクサなどのスマートスピーカーに対応して動かすことができます。
ルンバ960のデメリット・気になるところ
ルンバ960の気になるところは?メリットの多いルンバ960ですが、多少気になる点もあります。
ダストボックスが洗えない
ルンバ960のダストボックスは洗えないルンバ960はダストボックスが洗えません。
もともと、ルンバe5が販売される前までは、ルンバシリーズのダストボックスは洗えないものが一般的でした。
個人的にもダストボックスが洗えないのはなんとなく「気持ち悪いな」と思っています。
ルンバ960のダストボックス。ゴミを捨ててもホコリが多少残るただ、実際にルンバe5を使った時は、やっぱりダストボックスが洗えるのはいいな。
ルンバe5はダストボックスが洗えて便利と思いましたので、ルンバ960がダストボックスを洗えないのはちょっと残念な点です。
それなりに音がする
ルンバ960の動作音はそれなりにうるさいです
実際、掃除ロボットなのでそのくらいの音が出てもおかしくはないのですが、特にマンション住まいだと夜にルンバ960を動かすのはためらいます。
ルンバ960の口コミ・評判
ルンバ960の口コミや評判をTwitterから集めてみました。
ルンバ(10万円ぐらいする960という型番のやつ)の性能に感動した。きわめて神経質に掃除してくれる。ハウスダストのアレルギーがひどいので毎朝きわめて神経質に掃除をしている僕の数倍神経質に掃除してくれる。アレルギー患者は空気清浄機よりこっちを買ったほうがいいのでは。
— 松下哲也 (@pinetree1981) May 4, 2017
最近ルンバの960を飼い始めたのですが、指定をしておくと毎日掃除後完了しました報告を送ってくれるので可愛いです。あ、今日仕事部屋のドア閉めて出ちゃったからルンバが入れてないや。 pic.twitter.com/0XOxpfO29Y
— 森井ケンシロウ (@morii) June 8, 2017
ルンバ(強行)購入。
960かi7のカメラ付き機種と迷ったけど、レビュー見て価格差ほどの違いは無いのかな?と廉価版ルンバ購入。
クーポンとかポイントで実質2万円ちょい。 pic.twitter.com/coyD8Edw1n— いわ坊@1月は石垣島マラソン (@iwabo92) May 30, 2019
ルンバ960のレビュー・口コミまとめ
ルンバ960はミドルクラスのモデルとはいえ、かつての最高性能モデルだったこともあり、性能は全く問題ありません。
ルンバe5と迷っている方も多いかもしれませんが、予算があればルンバ960をおすすめします。
ルンバ960は高性能でおすすめのモデルですいずれにしてもルンバをはじめとするロボット掃除機を導入すると生活が劇的に変化します。
この機会にルンバ960を検討してみてはいかがでしょうか?
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