こんにちは。クックフォーミー(Cook4me)とホットクックの両方を使ったことがあるうちたけ(@uchitake_enjoy)です。
クックフォーミーとホットクックは時短家電として人気がありますが、どっちを選べばいいんだろう?
と迷っている方も多いと思います。

ほぼ断言できますが、クックフォーミーとホットクックで迷っている人の8割くらいは
「手間をかけずに、楽に料理を作りたい」
という人だと思います(偏見)
だとしたら。
そうだとしたら、断然ホットクックをおすすめします。
私のようなズボラ人間は、料理するの面倒くせー。さっさと料理すませたい!と常々思っているのですが、そういう人たちは特に、クックフォーミーを買ってはいけません。
迷わずホットクックを買ってください。
その理由を説明していきます。
●ホットクックの使用レビューを見たい方はこちら
→ホットクック複数モデル使用レビュー・口コミ。共働きには必須の時短調理家電です
●ホットクックの機種ごとの違いを知りたい方はこちら
→ホットクック8機種の違い。おすすめモデルは?無線LANありなしどっち?
●クックフォーミーの使用レビューを見たい方はこちら
→クックフォーミーエクスプレスはいらない?使ってみた評価・レビュー【評判や口コミも】
クックフォーミーは「電気圧力鍋」、ホットクックは「自動調理鍋」。明確に違う

まず、この両者。明確に役割が違います。
それぞれについている「サブネーム」を見れば分かりますが、
クックフォーミーは「電気圧力鍋」
ホットクックは「自動調理鍋」です。
クックフォーミーって圧力鍋なんですよ。基本。
圧力鍋ってどんな人が使うイメージですか?
圧力鍋って料理得意な人が「手間がかかる料理を作る時になるべく時短したい」というときに使うやつですよね。(勝手なイメージ)
だから、料理を楽しみたい人が使う家電なんです。
クックフォーミーって、「レシピ機能のついた優秀な圧力鍋」というのが使ってみた感想です。
圧力鍋の機能に、レシピ機能が付加されている。
圧力鍋なんだけど、作り方を教えてくれる優秀なやつ。そんな感じです。
そのため、クックフォーミーは材料を切る工程、余熱する工程、材料を焼いたり炒める工程、材料を煮る工程が明確に分かれていて、それぞれボタンをポチポチ押しながら料理を進めていく必要があります。

「煮る」工程を圧力鍋で「時短」調理してくれるだけなんですね。
切って、焼いて、炒めて、煮て。という工程のうち、「煮る」部分が時短になっている。
逆に言うと、それぞれの工程を「こなす」必要があるので、キッチンからほとんど離れる時間がないんです。
ホットクックは文字通り、自動

ホットクックは「ほっとく」と「クック」が合わさった名称の通り、材料を鍋に突っ込んだらボタンをぽっちと押すだけ。あとは勝手にホットクックが料理を作ってくれます。
これだけなんです。
ほとんどのレシピは「焼く・炒める」工程がなく、ホットクックが「焼いて」「炒めて」「煮て」くれます。
「焼いて炒める」の過程を省略できるのは、「まぜ技ユニット」の役割が大きいですね。

この器具がついているおかげで、ホットクックは勝手に材料を混ぜながら「焼いて炒めつつ、煮る」という工程が一度に実現できるんですね。
なので、材料を切って用意して、ホットクックにセットしてボタン押したら、キッチンを離れて他の作業ができます。
すごく楽で効率的です。待ってる時間は他の家事や作業に充てられますからね。
本当にクックフォーミーよりホットクックの方がおすすめなの?
えー。どっちかと言うとクックフォーミーを買おうと思ってたんだけど。
という人はちょっとショックかもしれません。
いや、もしあなたが圧力鍋のいいやつを買いたいと思っていた。というなら全然かまいません。クックフォーミーは圧力鍋として優秀です。
ですが、しつこくて申し訳ないんですが「時短で楽に、手間なく料理を作りたい!」という方だとしたらホットクック一択です。
信じられない?
では、作り方を見てください。手順を比べれば、その違いがわかると思います。
以下、カレーの作り方の説明です。(クックフォーミーはポークカレー、ホットクックはチキンカレーですが、肉の違いなので大差ありません)
クックフォーミー、カレー(ポークカレー)の作り方

(1)Cook4me expressに鍋をセットする。「レシピ」メニュー→「メインディッシュ」→「ポークカレー」を選択しOKボタンを押す。
(2)「4人分」を選択しOKボタンを押す。
(3)調理時間が表示されるので、OKボタンを押す。
(4)「下準備」の一覧が表示されるので、準備が整ったらOKボタンを押す。
(5)確認画面が表示されるので、「はい」を選択しOKボタンを押す。
(6)予熱が完了したら、油、しょうが、にんにくを炒め、肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの順に加え炒める。OKボタンを押す。
(7)水を加える。OKボタンを押す。
(8)確認画面が表示されるので、「はい」を選択しOKボタンを押す。
(9)フタを閉めて固定し、予熱が完了したら圧力調理スタート。
(10)カレールーを加え、溶かしながら温める。
(11)ブザーが鳴ったら、器に盛って、召し上がれ。ーティファールレシピサイトより抜粋
11工程ですね。まあ、11番目は「召し上がれ!」なので「なし」にしても10工程です。見ただけでやる気が失せる感じもしますね。私なんかは。
一方ホットクックは
ホットクック、カレー(チキンカレー)の作り方

(1)まぜ技ユニットを本体にセットする。
(2)内鍋に材料表の順に全材料を入れ、本体にセットする
(3)メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → No.007(チキンと野菜のカレー(無水カレー) → 調理を開始する → スタート
はい。3工程です。公平を期すために言うと(2)の前に材料を切る過程があるので4工程です。
クックフォーミーの半分以下です。
え?ホットクックは簡単に書いてあるだけなんじゃないかって?
まだ信じてもらえないようですね。
それでは画像で説明しましょう。
画像で比べる、カレーの作り方比較
クックフォーミー
まず、ボタンをポチポチ押すんですが、長くなるので省略します。
余熱開始ボタンが出るので、余熱します。まず、ここで5~6分待たされます。
なんのための余熱かと言えば、次に「炒める」工程があるからです。

次に指示通りに野菜を炒めます。まず玉ねぎです。

ニンジン、ジャガイモを炒めます。

次に水を規定量入れます。

いよいよ、蓋をしめて、煮込みます。←ここ!ここが圧力鍋の本領発揮をするところ!

加圧が終わったら、次に、ルーを入れてさらに煮込みます。


いよいよ出来上がりです。

あれ!!?って思いました?
思いますよね。普通にカレー作ってるだけじゃんって。鍋でカレー作ってるだけじゃない?って。
それ、正解です。鍋でカレーを作っているだけです。
確かに圧力鍋を使っているので、カレーは2日目のような熟成感があったことは認めますが、時短はほぼできていない・・・。というのが正直なところです。
逆に、え!?すごーい。おいしそう。と思った方は、クックフォーミーを買ってください。
一応、レビュー記事も書きましたので参考にしてみてください↓

クックフォーミーで作ったレシピについては以下の記事でまとめています。



ホットクック
次にホットクックでカレーを作ってみましょう。
材料を切って、鍋にぶち込みます。全てです。全ての材料を切ったまま入れます。


次に、メニューを選んでスタートボタンを押します。


はい。出来上がります。


簡単すぎますね。
比べてみると一目瞭然です。
手入れの手間は?


クックフォーミーはでかいです。ホットクックも最初家に届いたときは「でかいな」と思ったんですが、ホットクックよりクックフォーミーの方が一回り大きいです。


あと、クックフォーミーは細かい器具(部品)が多いので、バラして洗う手間があります。


その点、ホットクックの部品はクックフォーミーより少なく、比較的大きい部品なので洗いやすいです。食洗器でも洗えますしね。
クックフォーミーの部品のほとんどは食洗器非対応です。
ホットクックはレシピサイトが見やすい
レシピサイトの見やすさ。というのも重要なポイントだと思っています。
基本的にはスマホでレシピを調べる方が多いと思いますが、クックフォーミーのレシピサイトは見にくいです。
そもそもアプリがないのでWEBサイトを見る必要があるのですが、使い勝手が悪い。
一方、ホットクックはアプリがあるので、レシピ検索もできますし、お気に入り登録もできます。
また、材料を買うときもホットクックは圧倒的に使いやすいです。


我が家は一週間分の材料をコープデリ(生協)でまとめ買いしているのですが、ホットクックのアプリは買う材料をリストアップできるので、それをもとに注文することができます。
一方、クックフォーミーはいちいち材料を書きださないといけないので面倒ですね。
ホットクックアプリの使い方は以下記事でまとめています↓



ホットクックとコープデリの活用は以下記事でまとめています↓



ホットクックとクックフォーミー共通メニューの味比べ
ここまで延々と「料理の手間」について書いてきましたが、最後に、大事なポイントである「味」についてまとめたいと思います。
ホットクックとクックフォーミーは同じようなメニューが存在します。


↑クックフォーミーで作った肉じゃが ↓ホットクックで作った肉じゃが


実際に同じメニューのものを作ってみて、
どっちがおいしいのか
私の感想を述べます。レシピも微妙に違いますし、そもそも個人的なただの感想なので何の参考にもならないかもしれませんが。
※一応、私だけではなく家族の意見もふまえています。
何度も言いますが、手間の少なさはホットクックの圧勝です。
共通メニュー味の比較一覧


ホットクックとクックフォーミーは共通メニューも多いですが、一部の共通メニューを抜粋して比較します。
点数は完全に私の主観です。
クックフォーミー | ホットクック | |
肉じゃが | 4点 | 5点 |
カレー | 4.5点 | 4点 |
角煮 | 3点 | 4点 |
トマトリゾット | 4点 | 3.5点 |
クックフォーミーは圧力鍋の活躍しそうな「角煮」に期待していたのですが、ホットクックの方が私は好みでした。レシピの違いによる味付けの問題とかもあるかもしれません。
ホットクックのおすすめ・時短レシピはこちら↓



モデルごとの価格およびレシピ数比較
クックフォーミーは主に3種、ホットクックは主に7種のモデルがあるので一概に比較しきれませんが、価格やレシピの数が違います。
ホットクックとクックフォーミーの価格を比較した場合、クックフォーミーの方が値段が安いことが多いですね。
人気モデルをピックアップして比較してみます。
※だいたいの価格は2019年10月時点のもの
クックフォーミー
クックフォーミー エクスプレス CY8521JP
2019年発売の新モデルです。レシピ数は210。だいたい、3万円程度です。
クックフォーミー エクスプレス CY8511JP
2017年発売のモデルで、私が使っているモデルです。レシピ数は150。だいたい2.5万円程度です。
クックフォーミー CY7011JP
2015年発売のモデル。いわゆる普通のクックフォーミーってやつです。エクスプレスじゃない方。レシピ数は60。価格は2万円くらい。
ホットクック
ヘルシオ ホットクック KN-HW24E
2019年発売のモデル。赤と白がありますが、白が人気ですね。大きい容量のモデルで無線LANにも対応。レシピ数は155。価格は5万円くらい。
ヘルシオ ホットクック KN-HW24C
2017年発売の、私が持っているモデル。6人前まで作れる大きい容量。無線LAN対応。価格も手ごろでおすすめ。レシピ数は155。4.5万円くらい。
ヘルシオ ホットクック KN-HT24B
2016年発売モデル。上記2つと違い、無線LAN非対応モデル。値段もホットクックの中では安め。レシピ数は143。3.5万円くらい。
ホットクックのモデル別の違いについては以下記事でまとめています。



クックフォーミーを先に使っていたら感動したかもしれないが・・


これはね、本当に思います。
私はホットクックを使った後に、クックフォーミーってどうなんだろう?と気になってしまったタイプなので
実際にクックフォーミーを使って最初に思った感想が「クックフォーミー面倒くせぇ!(ホットクック比)」
となってしまったんですが、仮にクックフォーミーを先に買っていたらどうなんだろう?と思いを巡らせてみると、
「クックフォーミーいいな」
と思ったかもしれません。
良いんですよ。クックフォーミー。実際にはね。
圧力鍋ならではの料理ができるし(ローストビーフとか、角煮とか)、カレーは1日目にして2日目の熟成感があります。


ただし「料理にかかる手間の削減をしたい」という点で考えると・・・。ということですね。再三言ってますけどね。
クックフォーミーが時短できるのは「煮る」工程だけで、後の手間はほとんど変わらない(か、ボタンを押すのが逆に手間)なので、次第に使わなくなった可能性があります。
それぞれのニーズにもよりますが、手の込んだ風の料理を圧力鍋を活用して作りたい。と言う方はクックフォーミー。
私のように、とにかく手間なく料理をちゃっちゃと作りたい。という方はホットクックがいいのではないでしょうか。
まあ、冒頭でも書きましたが、クックフォーミーとホットクックで迷っている方なら十中八九、ホットクックが良いと思いますよ。
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どっちがいいかやっぱり分からない!という方はレンタルするのも一つの手です。レンタルはレンティオというサイトからできます。
→ホットクックをレンタルする
→クックフォーミーエクスプレスをレンタルする
※ホットクックはいろいろなモデルをレンタルできるので、以下の記事も参考にしてみてください。


