こんにちは。電気調理なべをいろいろ試しているうちたけ(@uchitake_enjoy)です。
パナソニックの電気圧力なべ「SR-MP300」は手軽に時短調理ができる圧力鍋として人気があります。

我が家のように共働きの家庭や、主婦の方でも、
もう一品、料理を簡単に作りたい。
という方は検討している人も多いかもしれません。
何より、電気圧力鍋は火を使わないので「ほったらかし」調理ができて便利です。

また、調理できる数は多くありませんが、予約調理機能もついていいます。
予約調理では、朝具材を仕込んで、夜仕事から帰った後は「食べるだけ」という状態にすることもできます。

ということでこの記事では、パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」のレビュー・口コミについて書いていきます。
■関連リンク
●パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」のおすすめレシピはこちら
→パナソニック電気圧力鍋で作ったレシピ。自動調理や無水調理、低温調理まで自由自在【SR-MP300】
●パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」以外の電気圧力鍋の比較を見たい方はこちら
→【4種徹底比較】電気圧力鍋のおすすめはどれ?コスパがいいものは?
●ホットクックやクックフォーミーを検討している方はこちら
→【実体験】クックフォーミーよりホットクックをおすすめする理由。手間が全然違います【両方の違い・比較】
パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」の大きさ

電気圧力鍋というと、結構大きそう。というイメージがあります。
かつて私はクックフォーミーを使っていたことがあるのですが、クックフォーミーははかなり大きかったんですね。
ただでさえキッチンは家電が多いのに、大きな家電を1つ追加するとなると置き場所に困ります。
しかし、パナソニックの電気圧力鍋はそこまで大きくありません。炊飯器と比べてもご覧の通り。

場合によっては炊飯器の横や、コンロの横に収まる大きさです。

また、鍋も小さめなので非常に洗いやすいです。

部品も鍋、ふた(+パッキン)、おもり、水受けの5点と少なく、メンテナンスも簡単です。

あ、逆に小ささを心配している方もいるかもしれません。
が、パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」は家族4人分の料理は十分に作れる大きさなので心配はいりません。

パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」でできること

パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」では、圧力調理*はもちろん、煮込み、無水調理、低温調理、自動調理など様々な調理メニューがそろっています。
*70kPaゲージ圧(約115℃)
調理メニュー | 調理可能な料理(一部) |
圧力調理 | スペアリブのトマト煮、ビーフシチュー、牛すじの煮込み、いわしのしょうが煮、さばのみそ煮、ぶり大根、ロールキャベツ など |
煮込み | ※汁物系での仕上げに使う |
無水調理 | ミートソース、かぼちゃの煮物、野菜たっぷりトマトカレー |
低温調理 | 蒸し鶏サラダ、茶わん蒸し、温泉たまご など |
自動調理 | カレー、肉じゃが、角煮、スープ、玄米、黒豆、甘酒 ※太字が予約調理可能メニュー |
また、ほったらかしで料理が完成する「自動調理」メニューは7種類あり、そのうち5種類が予約調理が可能です。

この記事では、圧力調理、無水調理、自動調理メニューで作った料理の事例をご紹介します。
圧力調理の例-ホワイトシチュー

おいしい。ゴロゴロとした野菜も柔らかく仕上がっていて、さすが圧力調理。という仕上がりになっています。
材料
鶏もも肉、たまねぎ、じゃがいも、にんじん、バター、水、白ワイン、顆粒洋風スープ、ローリエ、ホワイトシチューのルー、牛乳
作り方
鶏もも肉に下味をつけ、野菜や水、白ワインなどとともに圧力鍋にいれます。

ふたを閉め、おもりを密閉に合わせて「圧力調理/3分」で調理します。

調理、蒸らしが終わったらふたを開け、ルーと牛乳を加えます。

「煮込み/10分」に合わせてかき混ぜてとろみがついたら完成です。
え?こんなにすぐできちゃうの?と思うかもしれません。
確かに、圧力調理している時間は3分なんですが、それ以外に時間がかかるので注意が必要です。
パナソニックの電気圧力鍋は、以下の3~4つの工程があります。
(1)圧力を上げる時間(10~20分)
(2)調理時間
(3)蒸らしの時間(10~40分)
(4)煮込みの時間※料理によって必要がない場合もある
例えばホワイトシチューは(2)の調理時間は「3分」ですが、圧力を上げるのに約15分、蒸らすのに約10分かかります。


それ以外に野菜を切ったり、煮込んだり、という時間があるので、料理を開始してから出来上がるまでには40~50分かかる計算になります。
ただ、野菜を切るのと、煮込みの時間以外はキッチンにいる必要はないため、その時間を利用して他の仕事ができますね。
無水調理の例-白菜と豚バラのミルフィーユ豆乳煮込み

個人的にはパナソニック電気圧力鍋で作った料理の中で上位に入る料理です。
豆乳と練りごまのやさしい感じに、ごま油の香ばしさが加わってとてもおいしい。
白菜から水分が出るので、水を加えない無水調理が行えます。
材料
白菜、豚バラ肉、酒、塩、こしょう、豆乳、にんにく、ねりごま、ごま油、しょうゆ
作り方
白菜と豚バラをミルフィーユ上に重ねて切り、なべに敷き詰める

ふたを閉め、おもりを密閉に合わせ「無水調理/8分」で調理する
調理が終わったら豆乳やねりごまなどを加えて「煮込み/5分」で煮込んで完成

それなりに簡単です。
自動調理の例-肉じゃが

電気鍋では必ず作れる、ザ・定番料理「肉じゃが」。
肉じゃがは材料を入れてセットするだけで料理ができあがる「自動調理」ができるメニューの一つです。
材料
豚薄切り肉(私は牛肉を使った)たまねぎ、じゃがいも、にんじん、調味料諸々
作り方
圧力鍋にすべての具材を入れ、キッチンペーパーで落としぶたをする。

ふたを閉めて調理開始。


金属のピンが下がったらできあがり。
簡単ですね。
自動調理できる7種類のうち、カレー、肉じゃが、角煮、スープ、玄米については予約調理が可能です。
予約は調理終了の時間を3~12時間の範囲で設定することができて便利です。

例えば、朝に鍋に材料を仕込んでおいて、夜仕事から帰るタイミングに料理が仕上がるように設定しておくこともできます。
この記事では圧力調理、無水調理、自動調理のについて1つずつ紹介をしましたが、他にもレシピを見たい方は以下の記事をご覧ください。低温調理についてもまとめています。

パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」でご飯は炊ける?


炊けます。五合まで炊けます。


そもそも我が家は五合を炊く必要はないのですが、試しに炊いてみました。


所要時間はトータルで45分です。
加圧時間に15分、調理に5分、蒸らしに25分くらいでしたね。


普通の炊飯器でも40~60分くらいなので、ほとんど変わらないですね。
ただ、ちょっとご飯が固いかな。という印象でしたので普通に炊飯器で炊いた方が私は好みでした。
パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」の購入前に知っておきたいこと


購入前の段階でいくつか疑問に持たれている点があると思いますので、代表的な疑問をピックアップしてお答えします。
温めなおしはできる?
温めなおしの機能はありませんが、スープなどの場合は「煮込み」機能を使えば加熱させることができます。


ですが、「SR-MP300」は4~5人前の料理しかできないので作ったら全部食べてしまうことも多いですね。
余ったら、他の鍋や皿にうつして電子レンジにかけたり、コンロで火をかけたり。という感じです。
レシピはどのくらいある?


付属されているレシピブックは47ページ、80種類のメニューが載っています。


そのほか、圧力鍋の機能を使って様々な料理が可能です。
蒸気はどのくらいでるのか?
ほとんど出ません。ちゃんと見ていないとわからないくらいチョロチョロっと蒸気が出てるかな~という感じです。


「SR-MP300」はコンパクトサイズではありますが、そういう意味では、キッチンに置けない場合はダイニングテーブルなどにおいても問題ないかもしれません。
白米は予約で炊ける?
炊飯器のように予約はできません。玄米なら予約できるんですけどね。
ホットクックとパナソニックの圧力鍋はどっちがいい?


まず、ホットクックとパナソニックの圧力鍋はコンセプトが違います。
ホットクックは自動調理なべ、パナソニックは電気圧力なべです。
この2つのどちらがいいのか?に対しては、どの機能を重視するのか?を考える必要があります。
私は、料理に時間をかけたくないので、ほったらかしメニューが充実しているホットクックが好きです。
ホットクックはモデルにもよりますが、メニューが150種類前後あります。
対して、パナソニックの圧力鍋で自動調理ができるのは7種類です。
一方、ホットクックは圧力鍋ではないので、当然ながら圧力調理はできません。
料理を丁寧に、おいしく作りたい場合はパナソニックの電気圧力鍋が向いていると言えます。
また、値段はホットクックが4万円前後、パナソニックが2万円くらいなので、あまり予算がないな。という場合はパナソニックの圧力鍋が有力候補になりますね。
ホットクックのレビューは以下でまとめています。



パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」の口コミ
Twitterで口コミを集めてきました。
値段も手ごろで、圧力調理をはじめ、無水調理、低温調理などの機能も充実しているのでGoodという声が多いですね。
外食に頼りがちにならないように、
この圧力なべを使いこなせるようになりたい。似た種類の製品より価格が手頃で、機能はしっかりついている。https://t.co/JyiB6BqEC3— Takeru.ngt (@spring175) 2019年11月11日
買っちゃったー。パナソニックSR-MP300(電気圧力鍋)他メーカーの安価ものを考えてたけど無水料理も低温料理もできるんだもの。贅沢した、、、。ちゃんと使うのか?私。頑張れ私。
(それと薄々気づいてたけど写真下手くそだな、、、) pic.twitter.com/Ffn5pvSHXV— あおぱん (@ao_pandapan) 2019年11月19日
電気圧力鍋と迷い始めた。ホットクックは意外にも圧力機能がない。てかデカイのがちょっとなー。Panasonicの電気圧力鍋が値段も機能も大きさも容量も最適なんだよなー
— ペリー1y9m♂ (@perico_neco) 2019年11月13日
パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」レビュー・口コミまとめ
パナソニックの「SR-MP300」はコンパクトでキッチンに置きやすい家電でありながら、様々な調理が可能な電気圧力鍋です。
・手間をかけずにササっと一品料理を作りたい
・IHコンロなので一般の圧力鍋が使えない
・予約調理を活用して、食べたいときにご飯を食べたい
という方には便利だと思います。
パナソニックの圧力鍋を使うことで、料理のバリエーションも増えそうですよね。
買うのはちょっとためらうけど、興味あるな。という方はレンタルするという方法もあります。パナソニック電気圧力なべ「SR-MP300」は、DMMいろいろレンタルでレンタル可能です。
▼クッキングプロ、パナソニック「SR-MP300」、煮込み自慢、クックフォーミーを実際に試した結果→【4種徹底比較】電気圧力鍋のおすすめはどれ?コスパがいいものは?