電動鼻吸い器、最高です。高くて買うのを躊躇していたんですが、先日「メルシーポットS-503」をついに購入しました。
なんでもっと早く買わなかったんだろうね。と妻と話しています。そのくらい良い。
我が家には2人の子供がいるのですが、上の子(4歳)は手動の鼻吸い器である程度吸えていました。
いや、吸えていた、と思っていただけかもしれない。電動鼻吸い器を導入した今となっては。
でも、まあ、手動鼻吸い器でもそれなりに実感としては吸えていたわけです。
しかし、下の子。まず鼻吸いをすごく嫌がって暴れるし、2人がかりで鼻を吸ってもそんなに鼻水が吸い出せない。
上の子と鼻の構造とか、鼻水の質が違うのかな~と思っていました。
でも、小児科(耳鼻科)に行って医療用の鼻吸い器で鼻を吸ってもらうと、結構鼻水が吸えてたんですよね。
医療用なので、当たり前かもしれないんですけどね。
夜中に鼻がつまってギャーと泣いて起きて、手動の鼻吸いで鼻を吸うんですけど、寝起きの私としても吸うのは結構つらい・・・。息が続かない・・・ということで、これはもう思い切って電動の鼻吸い器を買おう!
ということで買ってしまいました。メルシーポット。
かんたん操作で、耳鼻科レベルの吸引力!
のキャッチコピーに偽りなし。
この記事では、手動の鼻吸い器との比較や、メルシーポットS-503の使い方、吸い方のコツなどをまとめていきたいと思います。
Amazonのリンクから購入する際は、医療従事者かどうかの質問画面が表示されます。「はい」を押して購入画面に進むことは可能であるようですが「ちょっとなあ・・」という方は楽天などから買うことをおすすめします。実際私は楽天で購入しました。
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手動鼻吸い器と電動鼻吸い器「メルシーポットS-503」の違い・比較
電動鼻吸い器のメリット①吸引力(持続力)が違う
圧倒的に、電動鼻吸い器の方が楽。楽だし、鼻水が吸える量が全然違います。
この吸引力、見てください。コップの中の水を吸っている様子です。音もそんなにうるさくないです。
人間でもこのくらい吸えるよ。と思うかもしれません。確かにそうかもしれないです。一時的には。でも息、そんなに長く続きますか?
相当な肺活量があれば別かもしれないですけどね、私の場合、3~4回も吸えば結構息が上がってしまいます。
夜中(寝起き)なんて、もっとつらい・・・。
でも、さすがに電動なだけあって、この吸引力がずっと持ちます。当たり前ですけどね。
吸える鼻水の量も全然違います。
電動鼻吸い器のメリット②一人で吸える
これはかなり大きいです。子供は鼻を吸われるのを嫌がりますよね。乳幼児なんかは特に暴れます。
まあ、その気持ちはわからないでもないんです。が、子供に暴れられると、大人1人では手動鼻吸い器で鼻を吸うことはかなり難しいと思います。

夫婦の一方が子供を抱いて(頭を押さえて)もう一方が鼻を吸う。という協力体制でないと、なかなか鼻を吸わせてくれません。
でもいつも2人がそろっているわけではないですよね?
そんな時、電動の鼻吸い器なら手が空くので、子供の頭をひざなどで抱えながら、鼻を吸うことが簡単にできます。
電動鼻吸い器「メルシーポットS-503」のデメリット ーメンテナンスが大変
ただ、多少なりともデメリット、というか不便なこともあります。
手動の鼻吸い器の構造はすごく単純です。部品も少ない。なので、鼻を吸い終わった後、洗ったり、片付けるのも簡単です。場所も取りません。

一方で電動鼻吸い器は構造が複雑、というほどでもないのですが、手動の鼻吸い器に比べれば部品が多いです。
また、器械の大きさもそれなりにあるので保管場所の確保も必要です。

特に鼻を吸い終わった後、洗うのは結構面倒だな、と感じています(手動鼻吸い器に比べれば、の話ですが)
部品は主に、鼻水が入るタンクのようなもの、ホース(チューブ)、コネクター、ノズルなどです。

やはりそれなりに清潔にしておかなければならないものですので都度洗うわけですが、そうなってくると頻繁に何度も鼻を吸う、というのはちょっと難しくなります。
我が家は、朝と夜、電動の鼻吸い器を使っています。
手軽にサッと使うなら手動鼻吸い器、本格的に鼻水を吸い出すなら電動鼻吸い器という使い分けがいいのかな、と思っています。
鼻の吸い方。鼻水を吸うコツ
これは、手動/電動に限った話ではないのですが、鼻水をより多く吸う上では吸い方のコツがあります。
鼻水を吸うとき、先端のノズルを、顔に対して水平に入れて吸っていませんか?
もっと分かりやすく言うと、鼻の穴に沿うように下から上に向けてノズルを入れていませんか?
え?普通そうでしょ。と思いますよね。私もずっとそう思っていて、上の子の時はそうやって鼻水を吸っていました。それでも一応吸えてはいたのですが。
でも、本当は、ノズルを顔に対して90度になるようにして入れて吸うのがいいらしいんですね。
実際、手動の鼻吸い器を使っていた時、あまりにも下の子の鼻水が吸えなかったので色々調べていたのですが、どうやら吸い方が間違っているらしい。ということが分かりました。
以下の絵を見ていただくとわかるのですが、特にネバネバの鼻水はのどに近い、鼻の奥の方にたまっているらしいんですね。

人間の頭をボールに例えると、ボールの中心部あたりに鼻水がたまっているイメージです。
なので、ノズルを下から上に向けて入れても、吸い出す対象の鼻水がないわけです。
これを知ってからは、手動の鼻吸い器でも多少は鼻を吸い出すことができました。
電動のメルシーポットを買ってからも、なるべく顔に対して90度の角度でノズルを入れるようにしています。
あとは、多少角度を調整しながら鼻水を吸っています。
耳鼻科の先生が医療用の器械で鼻水を吸っているときの手の動きを見ていたのですが、色々な角度を調整していることが分かりました。
鼻の構造は複雑(鼻水がたまっているポイントが様々)なので、一回ズルっと鼻水が出ただけではすべての鼻水が出ているわけではないんですね。
なので、何度か角度を変えて、ズルっと鼻水を出す、というのを繰り返しています。
そうすると、ほとんど鼻水を吸い出すことができます。
あまりに何回もやってると子供が嫌がるんですけどね。電動鼻吸い器だと本当に良くとれるんで、こっちもなんか気持ちよくなってしまうんですけど、ほどほどに、調整しましょう。
しつこいネバネバ鼻水には
普通に使うだけでも十分強力なメルシーポットですが、もう1つすごい機能があります。
「ベビちゃんクリップ」なるものがあり、これを使うことでしつこいネバネバの鼻水を一気に吸うことができます。
この通称、ベビちゃんクリップ。正式名称はチューブストッパーと言うらしいんですが、読んで字のごとく、チューブを止める(押さえつける)ものです。

なんでチューブを止めると吸引力が上がるのか?と言えば、イメージとしては真空っぽくしてるから。ということですね。
チューブの一方で吸引をしている状態で、チューブの途中(先端の方)でこのクリップを使ってギュッとチューブを押さえつけておくと、中の空気がどんどんなくなります。
で、そのタイミングでクリップをパっと離すと勢いよく空気が吸い込まれる、というわけですね。
そのおかげで鼻水が勢いよく吸い込まれる、ということです。
我が家ではあまり多用はしていませんが、どうしてもネバネバの鼻水がありそうなんだけど、吸えない。というときには非常に便利な機能です。実際に結構吸えます。
電動鼻吸い器、メルシーポットS-503は買って損なし
というわけで、冒頭にも書きましたが、毎日のように妻と「なんでもっと早く買わなかったんだろうね。」と言っています。
それなりにお値段もしますが、何年も使うことが想定されますし(4歳の上の子も鼻水はある程度自分でかめるようになりましたが、寝る前などは鼻吸い器をいまだに使っています)、何よりも鼻水が良くとれて、子供もすっきり機嫌よくしてくれます。
ちょっと大きめなので、多少置き場所に困るのと、コンセントにささないと動かない、というのが少しだけ面倒なところではありますが、デメリットよりはるかにメリットの方が大きいです。
電池で動くのとかないかな~と思っていたら、あるんですね(笑)同じメーカーです。携帯用なので吸引力は多少落ちます。
以下の記事に違いをまとめてみました。

我が家は電動の鼻吸い器を買って、劇的に子供の鼻水事情が変わりました。
あれだけ鼻水を吸われるのを嫌がっていた下の子も、よく吸えて気持ちがいいことが分かったからか、最近はメルシーポットを出すと積極的に寄ってくるようにまでになってます。
これには驚きましたが、それほど効果があるということですね。
手動の鼻吸い器に限界を感じている方、これを機会に電動の鼻吸い器の購入を検討してみてはいかがでしょうか?
Amazonのリンクから購入する際は、医療従事者かどうかの質問画面が表示されます。「はい」を押して購入画面に進むことは可能であるようですが「ちょっとなあ・・」という方は楽天などから買うことをおすすめします。実際私は楽天で購入しました。
夜中、鼻づまりがひどかったというのも電動鼻吸い器を購入したきっかけです。生理食塩水を作って鼻水を吸い出しやすくする、というのも効果的な鼻吸い方法の一つです。以下の記事で紹介しています。


