こんにちは。FP3級技能士のうちたけです。
FP試験を受けられた方、お疲れさまでした。
私は本日、FP2級(資産設計提案業務)の試験を受けてきました。
疲れましたね。学科120分、実技90分。社会人になって10数年。テストというものを受けなくなって久しいので、まとまった時間、集中して取り組む、というのは体力と気力がいります。歳とったわ・・・。
で、試験結果はどうだったのか。
17:30頃にFP協会から模範解答が出たので自己採点してみました。
結果、
学科:52/60→正答率 87%
実技:63/68→正答率 93%
ということで、合格ですね。多分。
まずまずだったと思います。9割くらいを目指していたので、学科がちょっと届いてないですが、ちょっと学科難しかった。うん、難しかったと思う。とっても難しかった。そういうことにしておく。
目標に届かなかったから難しかった、と言ってるだけですけど。
でもま~、十分ですね。勉強を本格的に始めたころに比べれば、こんな点数とれるなんて思ってもいなかったので、よかったです。
そのころの焦った感じの記事はこちら。

ここ1週間はブログを書くのもやめて勉強した甲斐がありました(まだ受かってないけど)



ありがたいことにFP試験が近づくにつれて、過去に受けたFP3級試験関連の記事が読まれていましたので、
▼FP3級関連の記事はこちら
【独学で合格】FP3級の勉強方法【勉強時間は?】
【FP3級合格】FP試験を受けてよかったこと【メリット】
今回も何か参考になればと思い、会場の雰囲気や、時間の使い方、注意事項なんかをまとめていきたいと思います。
なお、私が受験したのは「日本FP協会」のFP2級試験です。もう1つ、「きんざい」もあると思います。「日本FP協会」と「きんざい」の違いについては以下の記事でまとめています。実際に問題も解いて難易度をチェックしてみました。
【両方解いてみた】FP試験「きんざい」と「日本FP協会」の違い。難易度は?
FP2級試験 当日の時間の使い方
FP2級試験 当日の時間割
今回私が受けたFP2級試験の時間割は以下の通りでした。
10:00~12:00 学科試験(120分)
13:30~15:00 実技試験(90分)
学科、実技ともに試験開始60分経過~試験終了10分前まで退出可能。
会場入り前
私は余裕をもって会場付近に到着したので、近くのカフェなどで最終チェックをしました。
比較的みなさん、そんな時間の使い方をしているようで、カフェでは多くのFP受験者が勉強していました。
試験前日に会場近くのカフェの場所や、営業時間などを調べておいてもいいかもしれません。(直前勉強をしようと思って席が空いていなかったらテンション下がりますからね)
学科試験開始前
集合時間が各試験の20分前なので、9:40頃に着席している必要があります。
比較的大きな試験会場だったのですが、男女比は5:5くらいでした。多少、女性の方が多いかな。という印象。
やはり20~30代が多いですが、40代くらいの方や、50代に見える方も比較的多かったです。
欠席者もやはりいて、全体の2割くらいが欠席だった印象。
FP3級試験の時はもっと欠席者が多かった(3割くらい?)ので特段驚きはしなかったですけど、試験料8,700円しますからね。もったいないですね。まあこの時期はインフルとかもあるので、体調不良の人も多いのかもしれません。
試験開始20分前になると試験監督から注意事項などが伝えられるので、ひたすら耳を傾けます。
特段大したことは言っていない(失礼)、というか当たり前のことを言われます。
この時間中は、各自参考書を開いたり、瞑想して心を整えたり、それぞれの時間の使い方をしていました。
私はというと、前の席の方に瞑想して微動だにしないおば様がいたので、その方に注目したりしていました。
試験10分前くらいになると試験問題が配られるので、参考書などはしまいます。
ひたすら待ちます。
この時間が、最高に暇。おば様を見る以外、何もやることない(笑)
学科試験開始
解答用紙に名前を書くところがあるので名前を書いて始めます。あとはひたすら問題を解きます。以上です。
あ、試験開始30分後に、受験者の確認(本人確認書類と顔の一致など)が順番に行われるので、試験官が顔を覗き込んだら、顔を見せてあげます。
ここで、多少集中力が切れます。
もう、2つくらい前の人がチェックされてる時くらいからソワソワして集中できません。あきらめましょう(笑)
学科試験開始60分経過後
途中退席が可能になります。
ここで席を立つ人もチラホラ。私は過去問を解いている感じだと60分では絶対に終わらず、80分くらいかかっていましたので特に気にすることもなく集中して取り組めました。
後述しますが、過去問を解いていると、自分がどのくらいの時間で解けるのか?というのが分かるので、何回か解いておいた方が無難です。
無駄に、やべ~。あの人はえ~。という雑念が入らなくなるので、マイペースで取り組めます。
実際に今回、75分くらいで終わったので多少いつもより早いかな?くらいでしたが、こんなもんだな。という感じです。
このあとはマークシートの漏れがないか、ズレがないか、というのをチェックしたり、自信がない問題を再度確認してみたり。という作業をしました。(結果、1問答えを変更したのですが、裏目に出ました(笑))
全てのチェックが終了した時点で試験終了20分前。
試験終了10分前までは退出可能なので、お昼を食べる時間とか、実技試験の最終チェックをする時間とかを考えると退出する、という選択肢もあったのですが、まー、残るか。という特に理由もない理由で残りました。
FP3級の時は(他のみなさんもそうですが)大して時間がかからないため、速攻で途中退出したので今回は試験終了まで残ってみたかった。というだけです。なんとなく。
残ってみたところで何も想像を超えるようなことはなく、試験終了。
残っていたのは、受験者の2/3くらいでしょうか。比較的みなさん残っていましたね。
試験官が解答用紙を回収して、枚数をチェックしたらいったん解散です。
なんだかんだ、次の試験集合時間まで70分しかありません。
エレベーター前は渋滞になるので、速攻で試験会場を出た方が無難です。
昼
昼飯を待つのも面倒なので他の受験者と被らないように、少し会場から離れたところで食べました。
自分が間違えやすいクセがある問題をまとめていたので、その問題と回答を見て昼休憩は終わり。
なんせ70分しかないので、ごはん食べたらほぼ終わりですからね。
前日に、ここチェックしておいた方がいいな。というのをまとめておいた方がいいかもしれません。
時間は思ったよりありません。
実技試験開始20分前
集合時間です。特に学科と変わることはありません。
解答用紙がマークシートから記述式のものに変わってるくらいですね。(集合時間には解答用紙が置かれていた)
記述式と言っても、計算問題の答え(数字)を書くのは数問で、あとは〇×問題か、4択の答えを書くとか、その程度です。
試験開始までの20分間は、学科試験20分前と過ごし方に変化はありません。
おば様の瞑想を眺めて自分も心を整えていただけです。
実技試験開始
これも、解答用紙に名前を書いて始めます。あとは解くだけ。
30分経過後、お決まりの儀式がありますので、顔を見せて、替え玉ではないですよアピールして終わり。
集中力を戻して、ひたすら解きます。
60分経過後退出できるのですが、さすがに出ていく人はほとんどいなかったですね。
実技は問題数のわりに90分と時間も短いので、結構ギリギリまでかかると思います。
想定通りでしたが、私も実際に70分程度かかりました。
実技試験終了
学科と同じように解答が回収されて、終わり。特になにもありません。
エレベーターに早く乗れるように帰る準備を速攻でするだけです。
FP2級試験 注意事項
注意事項、というかそんなに大した話ではないのですが、受験してみて2つほど、注意した方がいいなと思うことがありました。
時間配分に気を付けよう
上でも書きましたが、特に実技試験は時間いっぱいかかる傾向があります。
過去問を解いていると、どのくらいのペースで解けば全部解き終わるのか?というのがだいたい把握できるようになるので、過去問を何回か解いて自分のペースを確認しておきましょう。
学科についてはすべて4択ですし、実技についてはだいたい問題の配置(時間がかかる問題、かからない問題)が同じような配置傾向にあります。
私の場合は、学科は15問20分くらいのペースでした。60問あるので、合計80分ですね。
実技は、前半20問で40分(10問20分)、後半20問で30分(10問15分)ペース、というのが私のペースでした。※前半に時間がかかる問題が多い傾向。
自分のペースが分かると、無駄に焦ることもないですし、仮に遅れてしまっても、後ろに多少余裕があるのが分かっていれば、このままでも大丈夫だな。とか、もうちょっとだけペースを上げようなど、調整ができます。
実は今回、実技は前半20問で30分で終わってしまったのでペースがいいな。と思っていたのですが、後半は40分くらいかかってしまいました。
特に意識をしてはいなかったのですが、前半のペースが良かったので、後半、無意識に少しペースが落ちたのかもしれません。(いつもより丁寧にやったのかな?)
おすすめとしては、時間を4分割くらいで考えておくといいかな、と思います。
腕時計は持っていこう
FP試験の会場は、学校であったり、貸会議室みたいなところだったりと、様々です。
学校だったら教室に時計が掛けてあるかもしれないのでいいのですが、貸会議室のようなところだと時計が置いてないところもあります。
実際、私の場合FP3級の時は教室だったので時計がありましたが、今回の会場はありませんでした。
腕時計を持って行ったので特段問題はなかったのですが、最近は普段、腕時計をせず、携帯などで時間チェックを済ませる人もいるかと思います(実際私はそうです)
上にも書きましたが、時間配分は重要なので、腕時計はもっていきましょう。
私は持っていこうと思ってたやつが止まっていたので(使わなすぎて)速攻でスーパーやっすいやつを買いました。これではないけど、こういう感じのやっすいやつ(1,000円未満。笑)
ないよりマシです。
FP2級試験 試験会場レポートまとめ
色々書きましたが、一番の準備は、きちんと勉強しておくことですね。これに勝るものはありません。(当たり前ですが)
私は試験1カ月前に心を入れ替えて勉強しましたが、勉強の仕方やタイミングは人それぞれです。
が、会場で、心穏やかに、平常心で取り組むためには「焦らない」ということが重要です。
そのためには、自分はここまできちんとやってきたんだから大丈夫。という自信が何より重要かなと。
私ですか?
スタートもスタートだったので、自信はありませんでしたけれども。
まあ、会場のおば様の瞑想を見て、自分も心を整えよう。と思えたのがよかったですね。感謝です。
さて、多分FP2級は受かったので(多分、多分ね。・・・受かってなかったらどうしよう・・)最終仕上げとして、AFPを取ろうと思います。
とはいえ、これはeラーニングをやって、レポートみたいなの提出すればOKっぽいのでサクっとやりたいのですが・・・。
サクっとやれる量でもない!
実はすでに(FP2級受験を決めたときくらいから)アーティスというeラーニングのシステムで取り組み始めてはいるのですが、全然面倒くさくて進まない。
んー。これをやらないとAFPになれないので頑張りますが、モチベーションが維持できるか・・・。
→アーティスのeラーニングページを見る(試験対策ドットコム)
3月までには終わらせたいな。と思ってます。
現場からは以上です。
※2019年3月追記
ちなみに、合格発表がありまして、無事受かりました。僭越ながら勉強方法などはこちらでまとめています。



おすすめの参考書についても以下の記事でまとめています。



※2019年5月追記
AFP認定研修を受け、はれてAFPになりました。詳しくは以下記事でまとめています。





