iDeCo(イデコ)

老後の生活費が不安なら、年金を補う制度「イデコ」も選択肢の1つ

老後の生活費が不安メイン

こんにちは。FP2級、30代サラリーマンのうちたけ(@uchitake_enjoy)です。

私の世代くらいの方たちは、老後に対する漠然とした不安のようなものがあるのではないでしょうか?

年金は支給されるんだろうか?
ちゃんと生活していけるだろうか?

不安ですよね。人生100年時代と言われる今、「老後」の期間はとても長いです。

実際に、生命保険文化センターの調査によれば、

実に85.7%の人が老後の生活が不安と答えています。また、不安内容のトップは「公的年金だけでは不十分」であると、80.9%の方が回答しています。

やはりみなさん年金だけでは老後資金が足りないと感じているようです。

ただ、具体的にどのくらい足りないのか把握している方は多くはないのではないでしょうか?

また、足りない分をどうやって補うのか?というところまで考えている人はもっと少ないかもしれません。

今から老後のことばかり考えるのも前向きではないですし、まだ遠い先のような気もしますが「備えあれば憂いなし」。という言葉があるように、今から準備をしていくことは重要なのではないかな、と思います。

国としても国民の老後の生活がこのままでは危なそうだ、ということは十分に把握しています。

そこで年金の不足分を補う制度として、個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)という制度が設計されました。

街中でもイデコ、イデコと広告や映像が流れているのでご存知の方も多いと思います。

iDeCo(イデコ)は確かに税制面でのメリットも多く、老後資金を確保する上では重要な制度です。しかし、分かりにくい点もあり、iDeCo(イデコ)への加入をためらう人が多いのも事実かと思います。

この記事は、老後の生活費は不安だ。でも具体的にどのくらいのお金が必要なのかわからない。「iDeCo(イデコ)が良いらしい」ということはなんとなく知っているけど、具体的な内容まではよく分からない。そんな方むけの記事となっています。

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年金はいくらもらえるのか?

人によって置かれている状況が様々なので一概には言えませんが、仮に

夫:会社勤め(平均年収500万円)
妻:専業主婦

とした場合、支給される公的年金は約23万円/月になります。
これはあくまで、現段階での年金水準が維持された場合の話です。年金支給額が下がる可能性もあるのであくまで参考としてお考えください。

老後に必要な生活費は?

老後に必要な生活費は夫婦で27~28万円/月といわれています。公的年金だけでは4万円/月程度足りないということが分かります。年間で約50万円足りない計算です。

「老後」の定義の仕方が難しいですが、仮に70歳からとします。年金の受給引き上げなども検討されていますしね。そして、人生100年時代なので、100歳まで生きたと仮定します。つまり老後は30年となります。

老後資金の不足分は、50万円×30年=1,500万円ということになります。

結構足りないですね。老後の生活費が27~28万円/月と書きましたが、この金額は残念ながら、必要最低限の生活費とされています。

もう少し豊かに暮らしたいのであれば、+5~10万円/月程度必要と言われています。+10万円とした場合、年間で約170万円足りない計算になります。

老後資金の不足分は、170万円×30年=5,100万円です。おそろしいですね。

いずれにしても、公的な年金だけでは老後資金が足りないといことが分かりました。ではどうすればいいのでしょうか?

冒頭にも書きましたが、年金を補完するための制度であるiDeCo(イデコ)を検討してみるのも一つの手です。

iDeCo(イデコ)について

iDeCo(イデコ)は、公的年金を補完するための制度として設立された私的年金制度です。

毎月一定の額を積み立て、投資に回しながら運用していきます。

iDeCo(イデコ)のいいところ

iDeCo(イデコ)は、税制面でかなりの優遇がされています。メリットとして以下のことが挙げられています。

(1)掛金が全額所得控除(節税)
(2)運用益が非課税
(3)受け取る時も大きな控除がある

一番実感しやすいメリットは、(1)の節税です。毎年働いている人は所得税や住民税を納めていると思いますが、その納める額が実質少なくなります。

年収や、iDeCo(イデコ)への掛金にもよりますが、年間で数万円程度、税金負担が減ります。何十年も積立を続けると、何百万円もの節税効果となります。

年収500万、掛金2万円の節税シミュレーション年収500万、掛金2万円の節税シミュレーション

具体的なシミュレーションは以下でしていますので、ぜひご覧ください。

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(2)、(3)については投資になじみがないと分かりにくいかもしれません。以下で詳しくシミュレーションしているので興味があればご覧ください。

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iDeCo(イデコ)の懸念点

iDeCo(イデコ)のデメリットとしては以下のことが言われています。

(1)原則60歳まで資金を引き出せない
(2)運用を自分でしなければならない。元本保証ではない
(3)手数料がかかる

細かくみるともう少しあるのですが、ややこしくなるので(説明が長くなるので)ここでは割愛します。詳しくご覧になりたい方は以下記事をご覧ください。

iDeCo(イデコ)デメリット
iDeCo(イデコ)のデメリット・注意すべきこと【意外な落し穴】イデコに加入したいと思っているけどデメリットが気になる方へ。メリットが多く協調されるiDeCo(イデコ)ですが、デメリットはないのでしょうか?実は分かりにくいのですがきちんと考えないとデメリットになりかねないことがあるのです。...

一番注目すべきなのは、(2)ですね。iDeCo(イデコ)は投資です。基本的には元本保証ではありません。

それでもなぜ、投資が必要なのでしょうか?銀行に預けておくだけではだめなのでしょうか?

ちょっとシミュレーションしてみましょう。

仮に、先ほどもお話しましたが、老後に必要な資金が1,500万円だとします。

30年間、毎月コツコツと銀行でお金を貯める場合と、毎月コツコツと投資に回した場合を考えます。銀行は今低金利なので、ほぼ利子がつかないものとして考えます。30年間で1,500万円ためるには、

銀行の場合、4.1万円/月(利子0%想定)
投資の場合、2.3万円/月(利回り3.7%想定)

一月あたり、約1.8万円も違います。当然投資なので、うまくいかない場合もありますが、利回りの3.7%というのはそれほど高い期待利回りでもありません。過去、アメリカ株式の平均成長率が6~7%ですので、半分程度の成長想定で実現可能な数字だと言えます。

毎月2.3万円を30年間、年利3.7%で運用した場合(金融庁シミュレーションツール)毎月2.3万円を30年間、年利3.7%で運用した場合(金融庁シミュレーションツール)

毎月4.1万円を捻出するのは難しいかもしれませんが、2.3万円くらいならいけるかもしれない。という方も多いのではないでしょうか?

なお、2.3万円というのはiDeCo(イデコ)の毎月の拠出額の上限額(会社員の場合)です。職業や所属する企業によっても掛金上限が異なりますが、一応以下のようになっています。

職業によって掛け金上限が変わります職業によって掛け金上限が変わります

老後が不安なら、20代~40代はiDeCo(イデコ)を検討してみては?

公的年金だけでは、老後の生活費が足りないのは目に見えています。そしてこの記事である程度の不足額が想定できたと思います。

老後資金を貯めるにはいろいろな方法はあると思いますが、国も推進している制度であるiDeCo(イデコ)を1つの選択肢として考えるのは悪くはないと個人的には思います。

ただ、iDeCo(イデコ)は調べれば調べるほど奥が深い制度でもあります。

以下の記事に、iDeCo(イデコ)についてくわしくまとめていますので、ご興味が沸いた方はご参照いただければと思います。

iDeCo(イデコ)設立の背景から、メリット、デメリットの詳細。金融機関や銘柄の選び方。そして投資の心得をまとめています。

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ただ将来を悲観的に考えるのではなく、前向きに、今から備えてみてはいかがでしょうか?

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