iDeCo(イデコ)

イデコとは?つみたてNISAとは?投資初心者こそ検討すべき理由

こんにちは。ファイナンシャル・プランナー3級技能士、30代サラリーマンのうちたけです。

iDeCo(イデコ)って言葉を最近よく耳にしたり、友人や職場の同僚などが実際にiDeCo(イデコ)を始めたらしい。という方も多くなってきたかと思います。

でも、iDeCo(イデコ)ってよく分からない。

強がって「ふ~ん、そうなんだ。俺も検討してるんだよね」なんで言ってみたけど、正直「投資に関する何か」くらいしか分かってない。

一応調べてみてiDeCo(イデコ)のメリットは「運用益が非課税です」と書いてあったけど、正直何がメリットなのかピンときていない。

それに、つみたてNISAってのも最近よく耳にするぞ。どうすればいい?

ぐるぐるぐるぐる・・・。

そもそも投資する意味ってある?

やーめた。

という方もいるかもしれません。

結論から言います。

私は、将来が不透明な現代だからこそ投資する必要があると思っていますし、投資初心者こそ「iDeCo(イデコ)」「つみたてNISA」について検討した方がいいと思っています。

なぜなら、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAは将来の資産形成のため、投資初心者向けに制度設計された制度だからです。

そして私としては、特に働いている方が投資を始めるならまず初めに「iDeCo(イデコ)」、そして資金に余裕があれば「つみたてNISA」という順番がいいと思っています。

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAについてはいろいろ解説されている記事もありますし、詳しくそちらに書かれていますので、この記事では以下3点

・なぜ投資が必要なのか?
・iDeCo(イデコ)、つみたてNISAの制度設計
・投資を始めるならまずiDeCo(イデコ)、次につみたてNISAがいい理由

こちらを簡単に解説したいと思います。

なぜ投資が必要なのか?

人生100年時代、投資は必要です

このブログのテーマでもありますが、最近「人生100年時代」とよく言われていますよね。意味はそのまま、平均寿命が100歳に近づき、100歳まで生きる人が今後増えていく可能性が高いということです。

寿命が延びる(正確には医療などの発達により生きられる)というのはうれしいですが、どうやって生きていくのか、心配になります。
ただでさえ年金が支給されるかわからないのに・・。という感じですよね?

個人的には年金がゼロになることはないと思いますが、支給年齢が繰上げられたり、受給額が減るというのは大いにありうる話だと思います。

60歳まで働いていればあとは年金で生きていける、という時代ではないでしょう。

そのあたりを詳しくシミュレーションしたものは以下の記事にまとめていますのでご興味があればご覧いただければと思います。

人生100年時代の年金
「人生100年時代」とは?その意味。年金だけでは生きていけない!?人生100年時代というフレーズは最近よく聞きます。長生きできてうれしい反面、どうやって生活していこうか?という不安をお持ちの方もいるかもしれません。実際、年金生活で生きていけるのでしょうか?...
人生100年時代にどう備えるか?投資は預金より効率的?投資って怖い。そう思っている方も多いのではないでしょうか?でも、これから人生100年時代を生きる私たちは、預金だけに頼って生きていくことは難しいと思われます。どうしたらいいのでしょうか?...

上記記事をかいつまんでざっくりと要約すると

・人生100年時代、年金+退職金だけでは必要最低限の生活もままならなくなりそう
・預金だけではお金は貯たまっていかない。なぜなら金利がものすごく低いから
・効率的に資産を増やしていこうとするなら、投資を検討した方がいい
・投資は元本保証ではなく、リスクも伴う
・リスクをある程度抑えながら手堅く投資をするキーワードとしては「長期」「つみたて(積立)」「分散」投資

ということです。
さらに、さらにざっくりと、ゆる~く説明すると、

年金だけじゃ生きていけない。お金を貯めなきゃならないけど銀行に預けるだけでは貯まりにくい。

そこで投資。投資はリスクも伴うけど長期的な目線で手堅く投資をすれば、ある程度のリターンが見込めると思うよ。

ということです。

国も国民が生活ができなくなるというのは困るので、将来に備えた資産形成をサポートする制度として、「iDeCo(イデコ)」や「つみたてNISA」のような制度を積極的に推進をしています。

iDeCo(イデコ)は別名「個人型確定拠出年金」といって、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金の1つです。年金なんですね。

なので、投資初心者でも、ある程度手堅く運用できるような制度設計がなされています。大損が出たりするようでは将来のための資産形成方法として意味をなさないですからね。

投資初心者向けに制度設計された「iDeCo(イデコ)」「つみたてNISA」

初心者こそ投資を検討すべき

リスクをある程度抑えながら手堅く投資をするキーワードとしては「長期」「つみたて(積立)」「分散」投資と書きましたが、まさに、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAはこの3つのキーワードを満たすように設計されています

「長期」「つみたて(積立)」「分散」ってどういうこと?

ざっくり説明すると、「長期」「積立」に関しては、投資(期間)を長い目で考え、コツコツ少額で投資をしましょう、ということです。

逆の言い方をすると分かりやすいですが、短期的な目線で、ドカンと資金を投入したらダメですよ。ということです。

「分散」とはいくつかの意味がありますが、「時間の分散」「銘柄の分散」「地域の分散」の主に3点です。

「時間の分散」は上で書いたものと同じです。一気にドカンと投資するのではなく、コツコツ小分けに資金を入れていきましょう、ということです。

「銘柄の分散」「地域の分散」は特定の銘柄や特定の地域に投資せずに、いろいろな銘柄やいろいろな地域に投資をしましょうということです。

例えば、ソフトバンク株だけ買う、とか、中国の会社の株を買う、というだけだとリスクが高いというのは想像しやすいと思います。

分散投資の重要性については以下の記事でまとめています。ご参考にご覧ください。

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】分散投資の重要性を説明するときに必ずといっていいほど引用される「卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時全部割れてしまいます。それを投資に置き換えると・・?...

iDeCo(イデコ)、つみたてNISAの制度設計

特に国が積極的に推し進めている政策になりますので、投資に付きまとうイメージの「ギャンブル的な要素」がなるべく排除されており(※リスクがないという意味ではないですよ)手堅く投資ができることから、特に投資初心者向けの設計になっています。

ポイント① 投資は長期目線

iDeCo(イデコ)

60歳未満の人が加入条件です。原則として60歳になるまでは資金が引き出せない、という縛りがあります。これは後述するように「私的年金」の役割を担うものとして制度設計されたためです。また運用だけであれば70歳までできるので、30~40歳で投資を開始すれば、30~40年間は運用を続けることができます。かなり長期目線ですね

つみたてNISA

投資可能期間は2018年~2037年で、非課税期間は最長20年間となっており、こちらも長期目線で設計されています。

ポイント② 積立での投資

iDeCo(イデコ)

加入者の職業によって積立額(掛け金)の上限は異なるのですが、毎月1.2万円~6.8万円の掛金の上限があります。毎月コツコツと投資をしていく、ということです。

上限なので、それ以下でも構いませんが、毎月の掛金の下限は5,000円からになります。

つみたてNISA

年間の上限は40万円までと決められています。年間40万円と聞くと結構大きな額に聞こえるかもしれませんが、月になおすと約3.3万円です。

証券会社によっては年間上限枠の中で、「毎月」だけでなく「毎週」「毎日」と積立設定も可能です。毎日設定などにすると、本当に1日1,000円とか、そのくらいでコツコツ投資していくイメージですね。

当然、上限枠を使い切らなくても問題ありませんが、使い切らなかった枠を翌年に持ち越すことはできません。

ポイント③ 分散投資できるように投資対象が限定されている

分散投資は重要です

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAで選べる金融商品(投資対象)は、国や、証券会社が絞り込んでいます。

当然目的も目的ですので、投資初心者がなるべく失敗しないように、ある程度の基準を満たした、いわば厳選された金融商品しか選択できないようになっています

そして選択できる金融商品のほとんどは「投資信託」となっています。
投資信託について解説を始めるとだいぶ長くなりますので、詳しくは別にまとめた以下記事をご覧いただければと思うのですが、

【投資信託とは?】6,000本もあるって本当?【iDeCoで選ぼう】投資信託の本数は6,000本以上もあります。その中から自分にあった投資信託を選ぶのは難しいですよね。 iDeCoなら、そんな悩みも少しは解決できるかもしれません。...

投資信託は、「銘柄」や「地域」の分散ができるように、色々な種類の株式(や債券など)に満遍なく投資ができるようにパッケージ化された金融商品です。

投資信託にも色々な種類がありますが、例えば、その投資信託を買えば、全世界の株式に分散して投資できるような商品や、日経平均に連動するように設計された商品もあります。

日経平均は、東京証券取引所に上場する企業のうちから厳選された225銘柄を対象となっている指標ですので、日経平均と連動するような投資信託を購入すれば、225銘柄分に分散して投資していることと同じ意味を持ちます。株式を225銘柄分購入しようとすると相当な資金が必要になりますが、このパッケージ化された「投資信託」という金融商品はごく少額から購入することが可能となるのです。

分散投資に適した投資信託ですが、困ったことに投資信託の数自体は6,000本以上あり、この中から自分に適した投資信託を選ぼうとなると膨大な労力になります。

しかし、上述したように、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAに関しては、国や証券会社が投資信託を厳選しているので選ぶ手間がある程度省けるのもメリットの一つです。

ですので、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAについては、分散投資に適した「投資信託」が主に購入できる対象になっており、さらにその投資信託の中から国や証券会社が商品を厳選しているので、投資初心者にはとても買いやすく(選びやすく)なっている、とうことになります。

iDeCo(イデコ)に関しては、投資信託だけでなく、元本確保型の商品も一部ありますが、金利が低い中ではほとんど利息もつきませんので、ここまでご覧になった皆さんであればそこまでメリットを感じにくいかと思います。

また、証券会社によっても選択できる商品数が異なるのですが、最大でも扱える金融商品が35本以内と決められており、商品選びはそこまで困ることもないかと思います。

つみたてNISAで選べる金融商品は投資信託のみとなっており、国が厳選した投資信託、約150本の中から、やはり証券会社がさらに投資対象を厳選しています。

投資を始めるならまずiDeCo(イデコ)、次につみたてNISAがいい理由

投資は長期目線で

iDeCo(イデコ)、つみたてNISAのメリット

冒頭に、働いている方で、投資を始めるならまず「iDeCo(イデコ)」から、次に資金に余裕があれば「つみたてNISA」に投資した方がいいと書きました。

iDeCo(イデコ)とつみたてNISAは手堅い投資のキーワードである「長期」「つみたて(積立)」「分散」を制度設計的に満たしつつ、

iDeCo(イデコ)→節税運用益が非課税
つみたてNISA→運用益が非課税

というメリットがあるため、よりお得なiDeCo(イデコ)から始めるのがベターですよ、というのが理由です。

ここでiDeCo(イデコ)にもつみたてNISAにも共通する「運用益が非課税」とはどういうことか簡単にご説明します。

iDeCo(イデコ)、つみたてNISAに共通するメリット「運用益が非課税」とは?

税金というのはいろいろなところにかかってきます。投資を経験したことがない方であれば「運用益が非課税」と言われてもピンとこないと思います。

通常、投資をしていて利益が出ると、その利益に対して約20%の税金がかかります。「確定した利益に対して」です。投資した額や売却した額に対してではありません。どういうことかというと、

10万円を元手に株式に投資をしたとします。(10万円で株を買う)
株価が上がり、それが15万円になり、売却しました。

利益は、15万円-10万円=5万円となり、この5万円に約20%の税金がかかります。約1万円ですね。

なので、自分の手元に残るお金は約14万円となります。儲かったからいいのですが、なんとなく税金を取られて損をした気分になりますよね。

ですが、iDeCo(イデコ)とつみたてNISAでは、運用益に対する税金は取らない。つまり、「運用益が非課税」という制度になっており、これがメリットだということです。

iDeCo(イデコ)のもう1つのメリット、節税とは?

あらためてiDeCo(イデコ)とは?

iDeCo(イデコ)は別名「個人型確定拠出年金」といって、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金の1つということでした。

国民年金や厚生年金と言われる、いわゆる「年金」は公的な機関が運用を行っていますが、そこから支給される年金だけでは必要生活費が足りなくなるというのは本記事で何回かお話しました。

国としても国民が困るのは避けたい。でも公的年金だとちょっと限界がきている。なので、将来に備えて、私たち自身で責任をもって年金を別途運用してください。そのためにはいろいろな優遇をしますよ。というのがザックリとしたiDeCo(イデコ)の趣旨です。

iDeCo(イデコ)だけのメリット

先ほど「運用益が非課税」という説明はしました。もう1つ、iDeCo(イデコ)には「節税」のメリットがあります。

iDeCo(イデコ)についてもメリットなどは以下の記事にまとめていますので併せてごらんいただければと思うのですが、

iDeCo(イデコ)って何?節税ができてお得って本当?【イデコのメリット】iDeCo(イデコ)のメリットは3つあるといわれています。その1つが節税です。どのくらい税金が減るのかシミュレーションしてみます。結構びっくりすると思います。...

簡単に言うと、働いている人は所得税と住民税を払っていると思うのですが、納める税金の額が減ります。

年収約500万円のサラリーマンが月々2.3万円をiDeCo(イデコ)に積立投資したとすると、年間で約5.5万円の節税になります。

これがiDeCoのもう1つのメリットです。

投資をするならiDeCo(イデコ)、次につみたてNISAの順がいい理由

それぞれに積立上限額があるというお話をしましたが、iDeCo(イデコ)の投資上限額を超えていない中でつみたてNISAを始めるのは少しもったいないかなと思います。

iDeCo(イデコ)は運用益が非課税になるだけではなく、節税効果もあるからです。しかし、原則60歳まで資金を引き出せないなど、つみたてNISAに比べると流動性が低い(現金化しにくい)というデメリットもあります

なので、絶対にiDeCo(イデコ)が先でつみたてNISAが後、というわけではないのです。しかし、超長期目線で考えるのであれば、iDeCo(イデコ)からスタートした方がいいのかなとは個人的には考えています。

実際に、私はiDeCo(イデコ)の上限枠使い切り→つみたてNISAとして現在運用をしています。

まとめ|投資初心者こそ検討してみては?

納得して投資をしてみては?

人生100年時代、ある程度の生活をしていくためには計画的に将来に備えていくことが必要です。年金だけではかなり不安がある。

そのためには国もサポートをしているiDeCo(イデコ)やつみたてNISAのような制度を使ってメリットを最大限享受しながら将来に備えていきたいところです。

やはり投資をしたことがないと「投資」に対するハードルは高いかもしれません。しかし、ご自身で調べ、納得できたならば、まずは小額からでも少しずつ投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

少額からでもコツコツ始められるのがiDeCo(イデコ)やつみたてNISAのメリットの1つでもあります。

参考までに、私はiDeCoとつみたてNISAはSBI証券で口座開設をしています。ネット証券は手数料が安かったりと使い勝手がよいのでオススメです。



ここまでご覧いただきありがとうございました。

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