iDeCo(イデコ)

【図解】iDeCo(イデコ)の配分変更とスイッチングの違い

iDeCo(イデコ)スイッチング

iDeCo(イデコ)を運用していると、ある投資信託の成績が悪くなってしまい他の投資信託に変えたいなあという時がありますよね。そういった場合は配分変更やスイッチングをすることで購入する投資信託を変更することができます。

配分変更とスイッチングって似ているようで、ちょっと違います。

配分変更は、購入する運用商品の比率の内訳を変更すること

スイッチングは、今まで購入してきた運用商品を一部、もしくは全部売却してあらたな運用商品を購入すること

です。

少し分かりにくいと思いますので、なるべく簡易的に説明していきたいと思います。

また、どんな時に配分変更やスイッチングを行うのか?ということも併せてご説明したいと思います。基本的には配分変更やスイッチングは頻繁に行うものではなく、また成績が悪い時に限って行うものではありません。

iDeCo(イデコ)の配分変更とは?

今まで投資信託4つを、均等に買い付けていたとします。投資信託Aを25%、投資信託Bを25%、投資信託Cを25%、投資信託Dを25%という具合です。

投資信託Aの購入を少し控えて、投資信託Bの購入を増やそうとします。毎月の購入割合をそれぞれ10%、40%という具合です。

配分変更のイメージ配分変更のイメージ

これが、配分変更です。簡単ですね。見たまんまです。ただし、過去に買い付けていた投資信託はそのままです。あくまでも、新たに買い付ける投資信託の配分が変わったということになります。

ちょっと簡単にご説明します。

投資信託の価格は当然ながら変動しますが、1口あたりの購入代金が違うとややこしいので単純化して考えます。投資信託A~Dの1口当たりの価格が5,000円だとして考えます。

配分変更前の過去12か月間、掛金2万円/月で、投資信託A~Dを25%(5,000円分)ずつ購入したとします。つまり、毎月1口ずつ、投資信託A~Dを購入したことになります。

その場合、12カ月間で購入した投資信託はそれぞれ12口です。

■配分変更前の投資信託保有口数
投資信託A・・・12口(1口×12か月)
投資信託B・・・12口(1口×12か月)
投資信託C・・・12口(1口×12か月)
投資信託D・・・12口(1口×12か月)

配分変更後は、投資信託Aを10%(2,000円分)、投資信託Bを40%(8,000円分)、投資信託Cを25%(5,000円分)、投資信託Dを25%(5,000円分)購入することになります。1カ月あたり購入できる口数は、それぞれ0.4口、1.6口、1口、1口です。

仮に12か月同じ比率で購入した場合、配分変更後の口数は以下のようになります。

■配分変更後の投資信託保有(購入)口数
投資信託A・・・4.8口(0.4口×12か月)
投資信託B・・・19.2口(1.6口×12か月)
投資信託C・・・12口(1口×12か月)
投資信託D・・・12口(1口×12か月)

配分変更前と配分変更後の投資信託の口数合計は、

■口数合計(12か月+12か月=24カ月分)
投資信託A・・・12口+4.8口=16.8口
投資信託B・・・12口+19.2口=31.2口
投資信託C・・・12口+12口=24口
投資信託D・・・12口+12口=24口

となります。何を当たり前のことを・・。と思われるかもしれませんが、一応スイッチングの違いを明確にするためにご説明させていただきました。ポイントは、配分変更前の投資信託の口数はそのまま、ということです。

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iDeCo(イデコ)のスイッチングとは?

スイッチングとは?スイッチングとは?

配分変更でシミュレーションした時と同じように、投資信託A~Dを25%ずつ、均等に12か月間買い付けたとします。条件は同じで掛金2万円/月、1口あたりの価格はそれぞれ5,000円とします。

過去12か月間で買い付けた投資信託は以下の通りです。

■スイッチング前の投資信託口数
投資信託A・・・12口
投資信託B・・・12口
投資信託C・・・12口
投資信託D・・・12口

スイッチングは、買い付けてきた投資信託を一部もしくは全部売却して、あらたな投資信託を購入することでした。

ここでは投資信託Cを売却して、投資信託Eを購入したとします。ちょっと変化を分かりやすくするために、投資信託Eの購入価格は1口当たり10,000円だったとします。

投資信託Cを全部売却した場合、12口×5,000円=60,000円が現金化されます。この現金で投資信託Eを購入します。その場合、購入できる口数は60,000円÷10,000円/口=6口となります。

つまり、スイッチングをした場合、

■スイッチング後の投資信託口数の変化
投資信託A・・・12口
投資信託B・・・12口
投資信託C・・・0口(-12口
投資信託D・・・12口
投資信託E・・・6口(+6口

と変化します。これがスイッチングです。

スイッチング口数変化のイメージスイッチング口数変化のイメージ

スイッチング後は、新たに選択した投資信託Eを毎月5,000円ずつ購入するので、0.5口ずつ増えていくことになります。

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配分変更やスイッチングを行うタイミングは?

スイッチングは計画的にスイッチングは計画的に

基本的には頻繁に行うものではないと思います。市況が悪くなったからといって頻繁にポートフォリオをいじってしまう方がさらに悪化する可能性もあります。

ただし、どうしても投資信託を変更したい理由がある時や、配分のバランスを元に戻す(リバランスといいます)といったときには有効です。

特に、目的をもったリバランスは有効だといわれています。

ポートフォリオの組み方は以下で詳しく解説したので併せてご覧いただきたいのですが、

30代ポートフォリオ
30代でiDeCo(イデコ)のポートフォリオを組むなら?証券会社比較投資をする際、年齢によってポートフォリオの組み方を変えていった方がいいと知っていましたか?私は30代でiDeCoに加入、ポートフォリオを組んだのですが、一つの考え方として参考にしていただければと思います。...

ポートフォリオの組み方で参考になるのが

100ー自分の年齢=株式比率

というものです。現在30歳なのであれば、100-30=70%程度の「株式」割合をポートフォリオの中に組み込み、残りの30%を「債券」に割り振るということです。

この割合を生真面目に守る必要はありませんが、目安として有効です。

このバランスで運用する方針を立てたとします。株式が好調で値が上がり、全体のポートフォリオの構成が株式:債券割合が8:2になったと想定します。

当初のポートフォリオ構成の方針通りに戻そうとする時に、株式型投資信託を一部売って、債券型投資信託を買って「リバランス」することができます。これがスイッチングです。

リバランスのイメージリバランスのイメージ

スイッチングは頻繁に行うものではありませんが、1年に1回程度は(変更する変更しないは別にて)チェックをするのが大事だとは言われています。

iDeCo(イデコ)でスイッチングする時の注意点

スイッチング自体に手数料はかかりません。ただし、全てのファンドではありませんが、投資信託の売却時コストがかかる商品があるので注意が必要です。

私は一度スイッチングをした際に、証券会社に手数料がかかるかどうか確認してスイッチングを行いました。

いずれにしても頻繁に行うものではないので、配分変更とスイッチングの違いってなんだっけ?となってしまいがちですが、それぞれの特徴を理解しつつ、運用を続けていけるといいですね。

なお私はSBI証券でiDeCo(イデコ)の運用をしています。配分変更やスイッチングの方法は以下でまとめています。もしよろしければご参照ください。

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うちたけ
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新卒時、社員5名のベンチャーに入社。その後、誘われて社員3名のベンチャーに入社。 新卒の頃、出社したら「明日で会社終わるから」と言われた経験が、私の社会人としての耐久性をアップさせてくれました。 人生100年時代と言われる今、どう備えるか、どう楽しく生きるかを模索中。仕事や子育てをしながら、日々気づいたこと、感じたことなどを綴っていきます。