iDeCo(イデコ)

専業主婦がイデコに加入する意味はあるのか?

主婦がiDeCoに加入するメリット

こんにちは。FP2級、30代サラリーマンのうちたけ(@uchitake_enjoy)です

平成29年1月からの制度改正によって、第3号被保険者、つまり主婦(夫)の方もiDeCo(イデコ)に加入できるようになりました

このページをご覧になった方は、iDeCo(イデコ)を検討している専業主婦の方だと思います。

しかし、専業主婦はiDeCo(イデコ)に加入するメリットが少ないと聞いて「どうしようかな」と思われている方も多いのではないでしょうか?

確かにiDeCo(イデコ)は主に3つのメリットがあるといわれていますが、収入のない専業主婦の方は最大のメリットだと思われる「節税」のメリットを受けることができません。

じゃあやめようか・・・。

ちょっと待ってください。

もし仮に、旦那様がiDeCo(イデコ)に加入していないのであれば、iDeCo(イデコ)のメリットを旦那様に伝えてみてください。

iDeCo(イデコ)は節税の効果がありますので、旦那様がイデコに加入したら家計がだいぶ楽になると思います

年収によっても変わりますが、年で数万円は節税効果が期待できます

実はiDeCo(イデコ)の加入者はまだかなり少ないんですね。

これだけメリットがあるのに。もしかしたら旦那さんもiDeCo(イデコ)という言葉は知っていても、そのメリットまで真剣に考えたことがないだけかもしれません。

じゃあやっぱり専業主婦の場合、自分がイデコに加入するメリットはないってこと?旦那に入ってもらうのを促すだけ?

・・・と思うでしょう。まあ、優先順位から言えば、確かにそうです。

ただ、私もいくつか調べる中で分かったのが、専業主婦の方にとって隠れたiDeCo(イデコ)のメリットがあったんですね。

それは・・・

離婚した時です。

専業主婦の方もiDeCo(イデコ)に加入するときは自分名義で加入することになります。

家計から捻出した資金ですが、離婚した時はそのままiDeCo(イデコ)の資産が自分のものになるんですね。

この記事では、

なぜiDeCo(イデコ)を検討した方がいいのか?
専業主婦の方がiDeCo(イデコ)に入った際のメリット

について解説していこうと思います。

パート収入がある主婦の方は以下をご覧いただいた方がいいかもしれません。この記事ではあくまで収入がほぼない、専業主婦の方向けの記事になります。

iiDeCo(イデコ)パート主婦
パート主婦がiDeCo(イデコ)に加入するメリット。もっと稼げる?パート主婦の方でイデコの加入を検討している方へ。パートタイムの主婦の方にはいろいろな年収の壁がありますよね。103万円の壁、130万円の壁etc..iDeCo(イデコ)を活用すれば節税メリットを最大限使って、もう少し年収を増やすことができるかもしれません。...

●おすすめ証券会社でiDeCo(イデコ)の資料請求をする【厳選3証券会社】

SBI証券|口座開設数No.1。私も口座開設をしています。
→■SBI証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらから

マネックス証券|信託報酬が低い投資信託がそろっています
→■マネックス証券でiDeCoを開設する場合はこちらから

楽天証券|無料セミナーなどサポートも充実
→■楽天証券でiDeCoを開設する場合はこちらから

なぜiDeCo(イデコ)を検討した方がいいのか?専業主婦の方も人ごとではありません

「人生100年時代」と最近よく耳にします。

「今後、年金だけでは生活できない」とも耳にします。

これは密接に関係していて、人生が80年そこそこの想定の時代だったら年金と退職金だけでなんとか老後の生活ができる想定でした。

しかし人生100年時代になると、とても生活資金が足りません。年金は毎年一定額出ますが、退職金を20年で取り崩すのと、40年で取り崩すのでは1年に使えるお金も変わってきますよね。

しかも、年金が受給できる年齢引き上げが検討されていたり、退職金だってそんなにもらえるか分かりません。

仮に退職金が出ずに、年金だけで暮らす場合を想定しましょう。

旦那さんが企業勤めで厚生年金に加入している場合、夫婦で老後に支給される年金額は約21.6万円/月です。だいたい22万円/月ですね。

夫婦2人で生活するのに必要な最低額は27万円/月と言われていますので、毎月5万円のマイナスです。

約5万円たりなくなってしまう約5万円たりなくなってしまう

なので、このマイナス分をカバーするために、老後必要な資金を確保しておかなければならないのです。

退職金が出る場合や、もっと生活を豊かにしたい場合などの簡単なシミュレーションは以下の記事でしていますのでご参考にごらんください。

人生100年時代の年金
「人生100年時代」とは?その意味。年金だけでは生きていけない!?人生100年時代というフレーズは最近よく聞きます。長生きできてうれしい反面、どうやって生活していこうか?という不安をお持ちの方もいるかもしれません。実際、年金生活で生きていけるのでしょうか?...

資産はコツコツ預金で貯めていくのも一つの手段です。しかし、現在は低金利で貯めるだけでお金は増えていきません。効率がわるいんですね。

そこでお金にもう少し頑張って「働いて」もらう必要がでてきます。

それが、投資です。

投資ってギャンブルのイメージがありますか?

専業主婦の方の中には貯金・預金の方が確実、と思われる方も多いでしょう。

私も昔はそんなイメージもありましたが、投資を長期的に考えて、基本に忠実に投資をしていければ、そこまで怖いものでもなく、逆に資産形成に役立てることができるものだと考えています。

詳しくはこちらに書きましたのでご参考にご覧ください。

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】分散投資の重要性を説明するときに必ずといっていいほど引用される「卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時全部割れてしまいます。それを投資に置き換えると・・?...

政府としても、このままだと国民の生活が厳しくなることは分かっているので、積極的に投資を行うように促しています。

貯蓄から投資へ

というキーワードは聞いたことがあると思います。

そして日本国民が投資になじみが薄い、ということも日本政府は分かっているのでしょう。

そこでiDeCo(イデコ)のような制度を作って、かなりのメリットを盛り込んだ上で、老後、自分自身で備えられるように投資を促しているという状況です。

ちなみに以下の図は、月々1万円投資に回し、年率3%の利回りで20年間運用した場合の運用成果です。(金融庁:資産運用シミュレーションより)

月1万円を20年間コツコツ積み立てた場合のシミュレーション月1万円を20年間コツコツ積み立てた場合のシミュレーション

投資に回した金額240万円に対して運用益が88.3万円になっています。銀行に預けているだけではこうはいきません。

もちろん投資は元本保証ではありません。このようにうまくいかないケースもありますが、投資で利回り3%というのは非現実的なものでもなく、ひとつのベンチマークとして考えてもいい数字です。

イデコのいいところ

iDeCo(イデコ)のメリットは主に3つあるといわれています。

(1)節税効果
(2)運用益が非課税
(3)受取り時の控除

(3)に関しては重要ですがだいぶ先の話で実感が持ちにくいと思いますので、(1)(2)について少し簡単にザクっと解説します。

(1)節税効果

働いていると毎年所得税や住民税を支払っていますが、iDeCo(イデコ)に加入していると税金が軽減されます。

掛け金や年収によっても変わるのですが、仮に年収500万円の人が月々1.5万円積み立てると、年間で3.6万円の節税効果が見込めます

大きいですよね。毎年新しい掃除機買ったり炊飯器買ったり・・・いろいろできますね。

詳しくは以下にまとめています。

イデコは所得控除のインパクト大。還付額でありがたみを実感イデコを検討しているけどちょっと躊躇している方へ。iDeCo(イデコ)のメリットは3つあるといわれています。その1つが「掛金が全額所得控除」されることです。どのくらい税金が減るのかシミュレーションしてみます。結構びっくりすると思いますよ。...

(2)運用益が非課税

これイメージしにくいと思うんですが、投資をして利益が出ると、利益に対して税金がかかります。だいたい20%くらいですね。iDeCo(イデコ)はこの税金がかからない、というのが2番目のメリットです。

普通に投資しようとするより利益に税金がかからないのでだいぶお得です。

詳しくは以下にまとめています。

iDeCo(イデコ)運用益非課税
iDeCo(イデコ)の運用益非課税メリットとは?掛金別シミュレーションiDeCo(イデコ)は運用益が非課税だと言われていますが、イマイチピンとこないかもしれません。そこで掛金、運用期間別にシミュレーションをしてみました。...

専業主婦の方はイデコに加入すべきか?

人生いろいろあるからね人生いろいろあるからね

冒頭にも触れましたが、専業主婦の方は(1)の節税メリットが受けられません。

ですので基本的にはiDeCo(イデコ)のメリットを最大限受けることができる旦那さんがiDeCo(イデコ)に入っていない場合には、旦那さんからiDeCo(イデコ)に入ることをおすすめします。

しかし(1)のメリットがないといっても、普通に投資するよりはiDeCo(イデコ)で投資した方が税制面でのメリットが大きいので、専業主婦の方でもiDeCo(イデコ)に入るメリットがないわけではありません。

旦那さんがイデコに加入した後、手元資金に余裕があれば、専業主婦の方もイデコへの加入を検討してみてはいかがでしょうか?

余裕資金をすべて貯蓄に回すより、少しでも投資に回して利回りを期待する資産運用を活用する。という選択肢も今の時代、アリだとは思います。

また、改めて書くのが怖いんですが・・・。

まあ、人生いろいろありますからね。

自分の身は自分で守る。自分の人生はきちんと自分で設計する。

というのも重要です。

そういった場合の自身の資産形成としては、iDeCo(イデコ)を検討してみるのもいいかもしれません。

いずれにしても、一般的には、専業主婦の方の場合

旦那さんがiDeCo(イデコ)に加入していない場合には旦那さんからiDeCo(イデコ)に加入、資産に余裕があれば奥さんがiDeCo(イデコ)に加入という順番がいいんじゃないかなと「夫の立場としては」思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

iDeCoの掛け金上限についてまとめています。第3号被保険者である主婦の方は上限2.3万円ですね。

iDeCo(イデコ)の拠出額上限は?年収によって節税額が変わる?iDeCo(イデコ)は職業によって拠出額(掛け金)の上限が違うのを知っていましたか?また、iDeCoのメリットの一つに「節税」がありますが、年収によっても節税額が変わってきます。このあたりをシミュレーションしてみました。...

おすすめ3証券会社の中からiDeCo(イデコ)の資料請求をする

おすすめ1位「マネックス証券」
マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimシリーズを含む手数料の低い投資信託を多数ラインナップしています。

また、見落としがちなiDeCoの運用資金を受け取る時の選択肢も多く、おすすめNo.1の証券会社です。

おすすめ度  おすすめNo.1
手数料  金融機関独自の手数料が0円
信託報酬  信託報酬の低い投資信託を多数ラインナップ
受取時の選択肢  一時金、年金、併用方式の3つ

マネックス証券公式ページ

イデコならマネックス証券の理由
イデコの口座開設をするならマネックス証券がイチオシの理由。商品はどう選ぶ?イデコの口座開設をしようと思っているけど、どこの証券会社にしようか迷っている方へ。おすすめの証券会社はマネックス証券です。理由は5つ。口座開設までの流れを含めて解説します。...
おすすめ2位「SBI証券」
【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

SBI証券はネット証券最大手で安定感があります。

証券会社選びのポイントである手数料や信託報酬など高いレベルの水準となっており、おすすめ証券会社の1つです。

オリジナルプラン、セレクトプランの2種類ありますが、セレクトプランは信託報酬の低い投資信託がそろっており、おすすめです。

おすすめ度  おすすめNo.2
手数料  金融機関独自の手数料が0円
信託報酬  セレクトプランは信託報酬の低い銘柄多数
受取時の選択肢  一時金、年金方式の2つ

SBI証券公式ページ

おすすめ3位「楽天証券」
楽天証券 401K用プログラム
楽天証券も近年人気のある証券会社の1つです。

投資家にも人気の高い楽天バンガードシリーズの投資信託を取り扱っています。

iDeCo(イデコ)専用の質問チャットを設けるなど、サポートも充実しています。

おすすめ度  おすすめNo.3
手数料  金融機関独自の手数料が0円
信託報酬  楽天・バンガードなど人気の投資信託あり
受取時の選択肢  一時金、年金、併用方式の3つ

楽天証券公式ページ