iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)って何?節税ができてお得って本当?【イデコのメリット】

こんにちは。ファイナンシャル・プランナー3級技能士、30代サラリーマンのうちたけです。iDeCo(イデコ)って色々メリットがあるんですが、個人的には「節税」が一番実感しやすいメリットなのではないかと考えています。

この記事ではiDeCo(イデコ)の3つのメリットの紹介はそこそこに、「節税」のメリットについて詳しく書いていきたいと思います。

節税メリットの前に。そもそもiDeCo(イデコ)とは?

iDeCo公式サイトによれば、

自分で入る、自分で選ぶ、もうひとつの年金「iDeCo」

となっています。年金なんですね。

iDeCo(イデコ)は別名「個人型確定拠出年金」といって、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金の1つです。

こちらの記事で、国民年金、厚生年金だけでは生活するのに必要最低限の金額が足りなくなるかも?という話をしました。

人生100年時代の年金
「人生100年時代」とは?その意味。年金だけでは生きていけない!?人生100年時代というフレーズは最近よく聞きます。長生きできてうれしい反面、どうやって生活していこうか?という不安をお持ちの方もいるかもしれません。実際、年金生活で生きていけるのでしょうか?...

退職金まで含めて考えても、

年金(月額)+月あたり使える退職金=21.6万円+4.8万円=26.4万円<27万円(最低限の生活に必要な額)

最低限の生活に必要な額に届きません。

国も当然こうなることは分かっているので、国民年金、厚生年金の以外で老後資金を補う施策として、iDeCo(イデコ)という制度を推進しています。

よく、国民年金を1階建て、厚生年金を2階建て、iDeCo(確定拠出型年金)を3階建てというように表現しますが、2階建て部分だけでは老後資金が賄えないので、3階部分を自分の責任で建てて、不足分に備えてくださいね。ということです。

無責任だ!

と思うかもしれません。

まあ、そいういう見方もあるかもしれませんが、国におんぶにだっこではいけない、というのは賢い皆さんなら何となく分かりますよね。

国も国民に責任だけ押し付けるのはしのびないと思ったのか、

そのためにはいろいろ優遇するんで、がんばってください。

というのがiDeCo(イデコ)のザックリとしたコンセプトです。

iDeCo(イデコ)って投資でしょ?投資は怖いし・・

日本人はよく預金が好きだと言われます。これはかつての政府の方針によるところも大きいと思いますが、やはり年利で数%あった時代には銀行にお金を預けておくだけで資産が増えたので、そういう

とりあえず預金しとけば大丈夫DNA

みたいなものがしみ込んでいるのかもしれません。

が、今や金利は雀の涙です。

そこで投資を、となるのですが、それがならないんですね。

やはり投資は怖い、という人が多いのも事実だと思います。しかもなんとなく。という理由で。

かつては私もそうでした。何となく怖いから、やらない。

ですが私はいろいろ調べているうちに、やらない方がデメリットの方が大きいのではないか?という思いになり、今に至ります。

国も、投資を怖いと思う人たちが多いことは分かっているので、いろいろなメリットをつけて、投資に目を向けてもらおうとしています。

iDeCo(イデコ)「節税」を含む3つのメリット

iDeCo(イデコ)のメリットは3つあるといわれています。

1.掛金が全額所得控除(節税)
2.運用益が非課税
3.受け取る時も大きな控除

で、これ、投資したことない人とか、税金に疎い人(私も以前よりだいぶマシになりましたが、疎い方です)なんかは、

???
サッパリワカラン

という感じだと思います。

分かります。意味わからんです。

この記事ではそれぞれについて詳しく解説するというよりも、冒頭に伝えた通り「1.掛金が全額所得控除(節税)」について解説していきたいと思います。

掛金が全額所得控除ってどういうこと?節税とどう関係するのか?

働いている人は、基本的に所得税と住民税を払っていると思います。
(所得税が発生しないような働き方をしている方※パートタイムの方などは除く)

どのくらい節税できるのかをお示しした方が早いと思うので、こちらでシミュレーションしてみます。

こちらの平均年収ランキング2017【年齢別】によれば、

35歳男性の平均年収は502万円とのことなので、こちらでシミュレーションしてみます。
月々の掛け金はMAXの2.3万円とします。
(※いろいろ勤め先の企業によって掛け金上限が変わってくるのですが、細かい話はここではおいておきます)

1年の掛け金:2.3万円×12か月=27.6万円

うち、

所得税軽減額:2.76万円
住民税軽減額:2.76万円
税制優遇額:5.52万円

となります。1年間で5.5万円も節税できるんですね。
これ、60歳までの制度なので、25年間運用すると、節税額は

5.52万円×25年=138万円

となります(分かりやすく年収が変わらない場合を想定してます)

結構大きいです。

でもさあ、投資でしょ?元本保証じゃないんでしょ?

そう。
そうなんですよね。

投資することに二の足を踏む方は、そこが一番ネックになると思います。

実際これはその通りで、27.6万円、年間で投資したとしても、失敗したら全然貯まらないじゃん。
となりますよね。

それは分かります。

いやいや、そんなに損が出る可能性がある攻めた投資をせずに、インデックス投資でコツコツやっていけば、年利数%で自然と増えていくよ、と投資経験者は言うでしょう。
それは、私もそう思っています。そう思わなければ、投資しませんからね。

はあ?インデックス投資?なにそれ?
日本語でおk

という方もいると思います。

インデックス投資という考え方は私も好きで、重要だと思っているのですが
そんなことを知らなくても、別の形で少しiDeCo(イデコ)という枠を使って投資をするメリットをお話したいと思います。

もう少し考えてみる、iDeCo(イデコ)のメリット

先ほど、年間27.6万円の投資に対して、約5.5万円の節税になるという話をしました。

これ、率にすると

5.5万円÷27.6万円×100=19.9%

ということで、約20%となります。

考え方によっては、投資額に対して20%までの下落率だったら、トントンという考え方もできますよね

つまり、27.6万円投資した。市況が悪くて20%下落した(5.5万円程度下落)でも、5.5万円税金が返ってきた。ということで、

27.6万円ー5.5万円(下落分)+5.5万円(節税分)=±0

20%程度の下落だったら、損はしないかな、というところです。

あくまで単純計算であること、ご了承ください。
実際は証券会社によって手数料などもありますし、毎月購入というドル・コスト平均法(一度に購入せず、資金を分割して定期的に購入する方法)で購入しているので、一概にそうとも言い切れないんですが、なんとなくの目安としてお考えください。

20%の下落ってどのくらいの頻度であるのでしょうか?

以下は、いろいろな種類の資産に対して投資した時の各年毎のパフォーマンスになるのですが

■2005年:+0.8%(国内債券)~+49.5%(新興国株式)
■2006年:+0.2%(国内債券)~+40.9%(先進国リート)
■2007年:-17.8%先進国リート)~+28.1%(国内債券)
■2008年:-63.1%新興国株式)~+3.4%(先進国リート)
■2009年:+1.4%(国内債券)~+79.1%(新興国株式)
■2010年:-12.7%先進国債券)~+34.1%(国内リート)
■2011年:-24.5%新興国株式)~+1.9%(国内債券)
■2012年:+1.9%(国内債券)~+41.0%(国内リート)
■2013年:+2.0%(国内債券)~+51.5%(国内株式)
■2014年:+4.2%(国内債券)~+41.8%(先進国リート)
■2015年:-16.7%新興国株式)~+9.9%(国内株式)
■2016年:-3.0%先進国債券)~+9.9%(国内リート)

詳しくはこちらをご覧ください。図が載っていて分かりやすいです。

20%以上の下落ってほとんどないんですね。流石にリーマンショックの時はヤバい感じがしますが、20%以上の下落をした年は
直近12年間のうち、2008年と2011年の2年だけ。

しかも新興国株式に投資をしていなければ、もっと被害は少ない可能性もあります。

さらに、こちらで分散投資の重要性(資産の分散、地域の分散、時間の分散)についてもお話しましたが、

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】分散投資の重要性を説明するときに必ずといっていいほど引用される「卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時全部割れてしまいます。それを投資に置き換えると・・?...

分散投資をしていれば、仮に20%を超える下落があったとしてもある程度リスクを分散しながら投資することもできます。

ということで、iDeCo(イデコ)のメリットの1つである、「節税効果」を享受すれば
例え投資した商品の下落があったとしても、節税額分でカバーできる、という考え方もできるのではないかな、と思います。

ということで、今日はここまでとします。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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ABOUT ME
うちたけ
うちたけ
新卒時、社員5名のベンチャーに入社。その後、誘われて社員3名のベンチャーに入社。 新卒の頃、出社したら「明日で会社終わるから」と言われた経験が、私の社会人としての耐久性をアップさせてくれました。 人生100年時代と言われる今、どう備えるか、どう楽しく生きるかを模索中。仕事や子育てをしながら、日々気づいたこと、感じたことなどを綴っていきます。