iDeCo(イデコ)

【イデコ】SBIのセレクトプランに乗り換えると、どれ程お得なのか?シミュレーション

SBIのセレクトプランに乗り換えた方がお得?

現在、SBIのオリジナルプランでiDeCo(イデコ)の運用を行っているうちたけです。

オリジナルプランよりセレクトプランにした方が絶対にいいと思っているのに結局行動に移しておりません。

ここのところ色々忙しかったし・・・というのは言い訳です。

未だにセレクトプランの資料請求もせず、オリジナルプランのまま放置しております。

先日、といっても昨年末になってしまいますが「SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)」に参加してきまして、

あー。これは絶対にセレクトプランにしよう。

と思ってはや2か月。そろそろ行動に移そうと思っています。

ブロガーMTGのレポートはこちら。

ブロガーMTG
SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)に参加してきた話SBI証券×三菱UFJ国際投信 ブロガー・ミーティング(iDeCo編)(2018年12月10日)に参加してきたお話。ためになる話をたくさん聞けました。...

なぜセレクトプランにしようと思ったのか?

それはその時に聞いた「イボットソン・アソシエイツ・ジャパン」さんのプレゼンによるところが大きいです。

イボットソンさん、失礼ながら会社名を聞いたことがなかったわけですが、もしかしたら私のように知らないという方もいるかもしれないので、一応会社概要を一部抜粋して掲載しておきます。

イボットソン・アソシエイツ・ジャパンは、15年以上にわたり、世界の資本市場の長期的なリスクとリターンの調査研究にもとづき、中立的な観点から日本の投資家および資産運用業界の皆様に、投資判断に役立つ情報提供とポートフォリオ構築を支援しています。「イボットソン・アソシエイツ・ジャパン」企業概要ートップメッセージより一部抜粋

今回、当日使用されていたプレゼン資料のブログへの掲載を快くお許しいただきました。(ありがとうございます。本当はもっと早くブログに掲載すべきでしたが、間が空いてしまいました。すいません・・・)

この記事では、そのプレゼン資料を使いながら、なぜ私はセレクトプランの方がいいと思っているのか?ということをまとめていきたいと思います。

SBI証券のセレクトプラン(iDeCo)とは?

そもそも、SBI証券は2005年のiDeCo(イデコ)のサービス提供開始時から、iDeCo(イデコ)用に銘柄をピックアップして商品(主に投資信託)を提供しています。

このもともとあったプランを「オリジナルプラン」といい、新たに設定されたプランを「セレクトプラン」とよんでいます。

なぜわざわざプランを2つ設定したのか?という経緯は先ほども紹介したこちらの記事にまとめていますが、まあやむを得ない事情だと。

ブロガーMTG
SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)に参加してきた話SBI証券×三菱UFJ国際投信 ブロガー・ミーティング(iDeCo編)(2018年12月10日)に参加してきたお話。ためになる話をたくさん聞けました。...

ただ最近、信託報酬の値下げ合戦が激しい中で、もともと提供していた商品ラインナップの信託報酬が見劣りしてきてしまった。ということが大きいんだとは思います。

そういった事情で設定されたプランなので、新たなプランであるセレクトプランにピックアップされている銘柄は、かなり信託報酬が低く抑えられているものが多く、投資対象として魅力的です。

セレクトプランにする時の注意点

信託報酬が低いんだったら絶対セレクトプランの方がいいじゃん!

と思いますよね?私も思いました。(思っただけで行動に移していないんですけど。)

確かにその通りなんですけど、セレクトプランに移行するときはちょっと注意というか気に留めておかなければならないことがあります。

SBI証券のプラン変更ページで以下のような記載があります。

プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を当社任意のタイミングで全売却し、現金化した上で資産の移換を行います。資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。

ああ、そう。まあ時間かかるよね。そりゃそうだよね。

っていうだけではないんですよね。分かっている方は、分かっているとは思います。

これ、私の場合はイボットソンさんのプレゼンで初めて気づいたんですけど、この「現金化」している間の2~3か月の間、機会損失になる可能性があるんですね。

どういうことか?

現金化している状態、というのは運用されていない状態。ということです。何もしていない。お金を遊ばせているだけ。

仮に現金化している間に保有銘柄が値上がりしたら、その分の値上がり分が享受できないということになります

どのくらい損になるのか?というのは「どの程度値上がりしたのか」ということと、「どの程度の原資(現金化した分+数カ月の積立分)があるのか」にもよるんですが、とにかくその数値が大きければ機会損失が大きいということです。

逆もしかりなんですけどね。だからプランを移行するタイミングが重要ともいえるんですが、こればかりは私の場合、相場を読めないので分かりません。

セレクトプランにした場合のシミュレーション

それでは以下、イボットソンさんのプレゼン資料をベースにご説明していきます。

プレゼン資料中に、「マイ・ストライカー型」とか「マイ・ミッドフィルダー型」という単語が出てきます。

「マイストライカー」とか「マイミッドフィルダー」というのは三菱国際UFJ国際投信の「eMAXIS 最適化バランス」のシリーズの一つなんですが、リスク許容度に応じた目標リスク水準の異なるファンドだと思ってください。

▼参考
eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー) 目論見書(PDF)

で、SBIのセレクトプランにも「マイストライカー」とかはないので、「マイストライカー型」というのは「マイストライカー」の目標リスク水準と同程度のポートフォリオで組んだ場合を想定しているという解釈です。

マイ・ミッドフィルダー型の場合で考えてみます。このタイプのコスト控除前の期待リターンは5.2%です。

資料①Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。資料①Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。

オリジナルプラン(旧プラン)の銘柄で「マイ・ミッドフィルダー型」でポートフォリオを組んだ場合の信託報酬は0.27%。

セレクトプラン(新プラン)の銘柄で組んだ場合の信託報酬は0.18%。

約0.09%ほどの差です。(資料中は0.08%と記載があります。おそらく小数点第3位以下の数値が影響していると思います)

なんだ、大したことないじゃん。と思うことなかれ。このわずか0.09%の差が長期運用によって驚くほどの差が出てきます。

そのシミュレーションがこちら

資料②Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。資料②Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。

先述したように、新旧プラン移行にあたり、運用しない空白期間が生まれます。現金化した金額が80万円、月々の掛金を2万円、その空白期間を2か月と想定した場合のシミュレーションです。(新プランに移行した場合からオリジナルプランで運用を続けた場合の差)

期待リターン通りに推移した場合、空白の2か月は機会損失になりますから、最初の数カ月はガクっと差が出ます。(ちょっと見にくいですが、グラフ左上の小さなグラフが初期部分のグラフを拡大したものです。マイナススタートであることが分かります)

しかし、乗り換えから5年8か月後、約6年で新プランに移行した場合のメリット(リターンの差)が生まれ始め、60歳を超えるころにはその差は10万円ほどになります。

70歳まで運用をそのまま続けるともっと差がでますね。

この差はでかい

もちろん、期待リターンが続いた場合のシミュレーションですので必ずこうなる、というものではありません。

しかし、わずか0.09%の差でここまでリターンが変わってくるというのは示唆に富むシミュレーションです。

なお、現金化する資産によっても初期の機会損失分を回収できる期間が変わってきますので、以下に参考資料を載せておきます。

資料③Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。資料③Copyrightⓒ2018 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社。著作権等すべて の権利を有する同社から使用許諾を得ている。

私の場合はiDeCo(イデコ)をはじめて1年程度です。そこまで現金化する資産はないので、比較的短い期間での回収が想定されます。

iDeCo(イデコ)はSBI証券のセレクトプランにしようと思う

というわけで、いろいろと流動的なところもあるので必ずリターンがでる保証はないのですが、ある程度の確度でリターンが得られるんじゃないか?と考えています。

そもそもiDeCo(イデコ)は長期的に考えるもので、引き出せるのはあと何十年も先の話です。

だからといって損失を出してもいいというわけでもないのですが、まだリスク許容度があるうちに、こういったプランの変更を試してみようと思いました。

・・・ということでセレクトプランの資料請求しよう。