iDeCo(イデコ)

パート主婦がiDeCo(イデコ)に加入するメリット。もっと稼げる?

iiDeCo(イデコ)パート主婦

こんにちは。FP2級、30代サラリーマンのうちたけ(@uchitake_enjoy)です。

最近話題のiDeCo(イデコ)ですが、パート働きの主婦の方ももちろんiDeCo(イデコ)に加入することが可能です。

ですが、パートの方は働くときに所得税がかからないように気を付けたり、配偶者控除から外れないように気を付けたりと、自身の年収についてケアしなければならないことが多いのも事実です。

世間では103万円の壁や130万円の壁、最近では150万円の壁なんていうものも出てきてるし、何がなんだかわからない。

そんな方も多いでしょう。

iDeCo(イデコ)は所得控除の対象だと言われていますが、税金やら社会保険やら配偶者控除やら色々考えることがありすぎて混乱してしまうかもしれません。

結論から言えばiDeCo(イデコ)に加入することで、所得税がかかる壁と言われる年収103万円をある程度超えて働いても税金がかからないようにすることが可能です。

年収が103万円を超えると所得税がかかり、それを超えないために仕事をセーブしながら働いている方もいると思いますが、もうすこしだけ仕事に入る時間を増やすことができるかもしれません。

この記事ではそのあたりをできるだけシンプルに、分かりやすくご説明していきたいと思います。

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パート主婦でもイデコに加入した方がいい?

iDeCoとは?

なぜiDeCo(イデコ)が始まったのか?

自分で入る、自分で選ぶ、もうひとつの年金「iDeCo」

というキーワードがiDeCo(イデコ)公式ページに掲げられている通り、iDeCo(イデコ)は私的年金の制度です。

なぜこのような制度ができたのか?ということは説明すると大変長くなるので簡潔にいうと、現在の公的年金だけでは老後の生活がままならなくなる可能性が高いからです。

もっと詳しく知りたい方は以下をごらんください。

人生100年時代の年金
「人生100年時代」とは?その意味。年金だけでは生きていけない!?人生100年時代というフレーズは最近よく聞きます。長生きできてうれしい反面、どうやって生活していこうか?という不安をお持ちの方もいるかもしれません。実際、年金生活で生きていけるのでしょうか?...

仮に会社員の夫と主婦のケースを想定します。将来受け取ることができる年金の額はひと月あたり約21~22万円の見込みです。

これはもちろん「見込み」であり、受給できる年金が少なくなる可能性は結構高いです。これはさんざん言われていますので実感は持ちやすいかと思います。

また、旦那さんの年収などによっても厚生年金の支給額が変わりますので絶対に22万円もらえるというものではありません。あくまで目安としてお考えください。

老後2人で生活するにあたって、必要な生活費はどのくらいか分かりますか?

27万円程度といわれています。(総務省「家計調査年報(家計収支編)」平成29年家計の概要より)

これ最低限の生活費らしいです。さらにちょっと贅沢したりしたいな、と思ったらここから+10万円くらいをみておいた方がいいとのことです。

必要最低限の生活費でさえ、年金だけだと5~6万円程度たりないんですね。ちょっと贅沢したいと思ったら全然足りません。

当然、リタイアするまでに貯蓄などで老後資産を確保するというのも一つの手です。

ただやはり、現在銀行にお金を預けても利子はスズメの涙程度。

足りなくなる年金を補い、もうすこし効率的に資産を増やしていくための手段としてiDeCo(イデコ)という制度が設計されました。

iDeCo(イデコ)とは(公式動画)

iDeCo(イデコ)の運用方法

iDeCo(イデコ)は基本的に月々いくら、という形で自分で選んだ金融商品に投資をしていきます。投資ですので、リスクもあります。一部、「元本確保型」の金融商品もありますが、ほとんどは元本保証ではない商品です。

投資というものはそういうものだ、といえばそうなのですが、リスクをとるのがとても怖い。という方は元本確保型の商品を選んだ方が無難かもしれません。ただし、選べる数はかなり限られています。

▼【参考】「コツコツ節約するのはダルい、投資はむずかしそう…」そんな人のための最初で最後のマネー教本

月々に投資できる金額(拠出額といいます)ですが、職業によって拠出額の上限があります。

パートの方で103万円の壁を気にしながら働いている方であれば旦那さんの扶養の方だと思います。その場合は「第3号被保険者」にあたり、月々2.3万円が上限になります。

iDeCo(イデコ)の掛け金平均は?
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仮に月々2万円を拠出し、20年間、堅実にみて年利1%想定でiDeCo(イデコ)で運用したとします。

その場合、元本は2万円×12か月×20年間=480万円に対して、運用収益が51.1万円となり、合計で531.1万円となります。下の図をご覧ください。(金融庁:資産運用シミュレーションにて計算)

月々2万円を投資にまわしていくと・・・月々2万円を投資にまわしていくと・・・

銀行に預けているだけではほぼ元本分だけしか確保できない中、iDeCo(イデコ)で運用すれば、利益が50万円強も見込める可能性があるということです。

当然、投資はリスクがあります。ですので、このように運用がうまくいくかは保証できないのですが「長期的に」「コツコツと」という投資のコツを実践していけば非現実的な数字でもないと思います。

投資のコツというか、考え方については以下にまとめていますのでもしよろしければご参考にごらんください。

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】分散投資の重要性を説明するときに必ずといっていいほど引用される「卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時全部割れてしまいます。それを投資に置き換えると・・?...

むしろ、年利1%というのは比較的低めの目標設定で、たいていの場合3%とか、5%の目標設定をするのですが、ここではかなり「かため」の設定で考えてみました。
※あらためてですが、いくら「かため」の設定だろうと、元本割れのリスクは伴いますのでご了承ください。

かくいう私もiDeCo(イデコ)に投資した1年目の運用成績は「マイナス」です。投資はいい時も悪い時もあります。長期的に考えてプラスのリターンが出るように全体を設計しているので、短期的に(1年とか2年とか)運用成績が悪くてもあまり気にしないようにしています。

イデコ運用報告レポート
【ひふみ年金でマイナス】イデコ運用の1年間振り返り【投資初心者】投資初心者がiDeCoで投資を始めてはや一年。ひふみ年金がだいぶマイナスだった影響もあり、かなりのマイナス。でも投資は長期目線で考えているのでそこまでダメージは・・・ないといったら嘘になりますが。長い目で見ていきたいとは思います。...

また、iDeCo(イデコ)の金融商品の選び方や方針についてはこちらでまとめています。

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パート主婦の方がiDeCo(イデコ)に加入するメリット

パート主婦がiDeCoに加入するメリット

iDeCo(イデコ)3つのメリット

iDeCo(イデコ)は主に3つのメリットがあるといわれています。

(1)節税
(2)運用益が非課税
(3)受け取り時の控除

今回は103万円を超えて働くことができるか?というのがこの記事のテーマですので、それに関わりのある(1)節税について簡単にご説明します。

所得税とは?パート主婦の方が気にする103万円の壁とは?

「所得税」というのは比較的なじみがある税金だと思います。パートの方はこの所得税がかかるか?かからないか?のラインを気にしながら働かれている方も多いのではないでしょうか?

所得税はいわゆる「年収」に対して税金がかかっているわけではありません。
「課税所得」に対して税金がかかっています。

???

ちょっと分かりにくいですね。

課税所得は、年収-控除額で求められます。

パートの方であれば、給与所得控除が65万円、基礎控除が38万円で、合計103万円です。

ですので、年収が仮に103万円であれば、

課税所得=年収:103万円-(給与所得控除:65万円+基礎控除:38万円)=0万円

となり、課税所得は0万円です。つまり、課税する対象の所得がないので、所得税が課されないということです。

これがいわゆる103万円の壁の仕組みです。

もっと控除額が多ければいいのになぁ・・。と思いますよね。

そこでiDeCo(イデコ)です。

iDeCo(イデコ)のメリット「節税」とは

イデコのメリットそれは節税

個人的にはiDeCo(イデコ)の一番のメリットだと思っているのですが、iDeCo(イデコ)では拠出した額、つまり掛けた金額の「全額」が所得控除になります

先ほど「給与所得控除」と「基礎控除」について触れましたが、iDeCo(イデコ)に加入すると拠出した額分だけこれらの控除にプラスして差し引くことができます。

例えば、月々2万円iDeCo(イデコ)で拠出したとします。年間の拠出額は2万円×12か月=24万円となります。

この分がまるっと控除額になります。

つまり、iDeCo(イデコ)に加入し、年間24万円拠出した場合、控除額は

給与所得控除・・・65万円
基礎控除・・・38万円
iDeCo(イデコ)の所得控除・・・24万円

となり、控除額は合計で127万円となります。

・・・ということは?年収で127万円まで働いても所得税がかからないということです。(住民税は控除額が数万円違いますので多少かかります)

一応念のため確認をしておくと、

課税所得=年収:127万円-控除合計(65万円+38万円+24万円)=0万円

おおってなりますよね。

あれ?でも旦那さんの配偶者控除大丈夫かな?そういえば社会保険とかの加入基準ってどれくらいだったっけ?と気になる方もいると思います。

パート収入130万円の壁-社会保険への加入条件-

パート収入が130万円未満であれば旦那さんの扶養で保険料を払わなくてよかったのですが、年収が130万円を超えると、社会保険料を自身で支払わなければなりません。

それが130万円の壁というやつですね。

先ほどシミュレーションした年収127万円、iDeCo(イデコ)の拠出が年間24万円の場合、所得税も払わなくてよく、かつ社会保険に加入する必要もないということです。

社会保険がある会社であれば、厚生年金保険料と健康保険料が発生します。
※なければ自身で国民年金に加入します。

一概に社会保険(厚生年金、健康保険)に入るのがデメリットというわけではありません。厚生年金は将来の年金が厚くなるという意味ではよい制度ですし、国民年金と違って、病気やケガで働けなくなった時に一定期間の所得を保障してくれる傷病て手当なども出ます。

なので130万円を何がなんでも超えない、というのはちょっと違うのですが、短期的な目線で見ると手取りがへるのでデメリットに感じるかもしれません。

また、2016年から、条件を満たすと年収106万円以上になると旦那さんの扶養から外れて社会保険を払うことになりました。

条件は以下の通りです。

(1)1週間あたりの決まった労働時間が20時間以上あること
(2)1カ月あたりの決まった賃金が88,000円以上であること
(3)雇用期間の見込みが1年以上あること
(4)学生でないこと
(5)以下のいずれかに該当すること
①従業員数が501人以上の会社で働いている
②従業員数が500人以下の会社で働いていて、社会保険に加入することについて労使で合意がなされている(平成29年4月から)

厚生労働省該当ページから抜粋

パート収入150万円の壁-配偶者控除-

配偶者控除とは?

自身とは直接関係はないのですが、旦那さんの所得の控除額に影響を与えるのが奥さんの年収がパート収入150万円のラインです。

パート収入が150万円を超えると旦那さんの配偶者控除の額が少しずつ少なくなります。

これは家計に影響するという意味ではやはり考える必要がありますよね。

以前は103万円からが配偶者控除に影響するラインだったので、自身の所得税問題と旦那さんの控除問題で「103万円」というのが強く意識されていたと思うのですが、2018年1月から配偶者控除に影響するラインが150万円に引き上げられました。

なので、先ほどシミュレーションした「年収127万円」ということであれば配偶者控除に影響を与えることもありません。

ただ、これは奥さんの年収いかんに関わらず、旦那さんの年収が高ければ配偶者控除に影響を与えます。まあ、うれしい悲鳴というやつなのかもしれませんが。

パート主婦の方もiDeCo(イデコ)加入を検討してみては?

今まで所得税が発生する103万円のラインを気にしていた方も多いかと思いますが、iDeCo(イデコ)の控除をうまく活用することができれば、130万円未満であればあまり税金を気にしなくていいことが分かりました。

しかもiDeCo(イデコ)は将来に備えた投資です。節税ができるだけでなく、資産形成もできるので一石二鳥です。

ただし、iDeCo(イデコ)は原則として60歳まで引き出しができなかったり、ほぼ元本保証でないという点は気を付けなければならない点です。

このようなメリット/デメリットを把握しながらうまく制度を活用していきたいところですね。

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