iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)の運用益非課税メリットとは?掛金別シミュレーション

iDeCo(イデコ)運用益非課税

こんにちは。ファイナンシャル・プランナー3級技能士、30代サラリーマンのうちたけです。iDeCo(イデコ)のメリットの1つとして「運用益が非課税」というものがあります。これ、投資になじみがない方だとイマイチよく分からないかもしれません。

通常、投資をして利益が出ると(利益を確定すると)利益に対して20.315%の税金が課されます

例えば10万円投資をして、1万円の利益が出たら(利益を確定したら)、1万円に対して約20%、つまり約2,000円が税金として差し引かれます。手元に残る利益は約8,000円です。

課税イメージ課税イメージ

せっかく1万円も利益が出たのに2,000円も持っていかれてしまったら、ちょっともったいないなあと思いますよね。

iDeCo(イデコ)ではこういった税金がかかりません。これが「運用益が非課税」のメリットです。

また、運用益が非課税のメリットは運用商品をスイッチングをするときにも効いてきます。

スイッチングって何?と思われる方も多いかもしれません。

この記事では実際に「運用益が非課税」になるとどのくらいの金額メリットがあるのかのシミュレーションや、スイッチングの簡単な解説と、スイッチングする時に得られる運用益非課税のメリットとは?みたいなところをお伝えしていきたいと思います。

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実際、どの程度非課税のメリットがあるのか?シミュレーション

iDeCo(イデコ)は原則60歳まで引き出しをすることができません。ですので60歳まで積み立てた場合、運用益はどのくらいになり、非課税のメリットがどのくらいあるのか?ということをシミュレーションしてみたいと思います。

運用期間は、運用開始が30歳、35歳、45歳からの場合を想定し、30年、25年、15年の運用期間でシミュレーションします。

また当然、掛け金(拠出額)によっても最終的な運用益が変わってきますので、掛け金を1.2万円、1.6万円、2万円、2.3万円、6.8万円の場合でシミュレーションします。※シミュレーションは金融庁のシミュレーションツールを使っています。

掛け金が多少中途半端に見えますね。以下の記事でも解説しましたが職業によって拠出額の上限額が決まっています。上で設定した掛け金はそれぞれの職業の掛け金上限額を想定しています。

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職業によって掛け金上限が変わります職業によって掛け金上限が変わります

また、掛け金の「1.6万円」というのはiDeCo(イデコ)に加入している人の拠出額の平均です。なので上限額ではないのですが、平均値ということでこちらも併せてシミュレーションしてみます。

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運用利回りは3%想定とします。また非課税額は簡易的に20%としています。結果は以下の通りです。

シミュレーション① 運用期間30年の場合

掛金
1.2万円 1.6万円 2.0万円 2.3万円 6.8万円
元本 432万円 576万円 720万円 828万円 2,448万円
運用収益(利益) 267万円 356万円 445万円 512万円 1,515万円
非課税メリット 53万円 71万円 89万円 102万円 303万円

シミュレーション② 運用期間25年の場合

掛金
1.2万円 1.6万円 2.0万円 2.3万円 6.8万円
元本 360万円 480万円 600万円 690万円 2,040万円
運用収益(利益) 175万円 234万円 292万円 336万円 993万円
非課税メリット 35万円 47万円 58万円 67万円 199万円

シミュレーション③ 運用期間15年の場合

掛金
1.2万円 1.6万円 2.0万円 2.3万円 6.8万円
元本 216万円 288万円 366万円 414万円 1,224万円
運用収益(利益) 56万円 75万円 94万円 108万円 319万円
非課税メリット 11万円 15万円 19万円 22万円 64万円

企業年金のないサラリーマンの場合、限度額である月々2.3万円を拠出して30年運用すると運用収益が512万円になる想定となり、非課税メリットは512×20%=102万円となります。かなり大きいですよね。

自営業者の場合はもっと非課税のメリットが大きいのですが、最終額が大きくなると、一時金でも年金でも、最終的に運用した資金を受け取るときに控除額を大きく超える可能性があります。運用益が増えるのはうれしいのですが、別の悩みも出てきます。ここでは触れませんが、iDeCo(イデコ)の場合、運用額の受取時、つまり出口戦略というのは考えなければならないポイントです。

運用益非課税メリットは運用商品をスイッチングする時にも効いてくる

まず、運用商品のスイッチングとは何か?という方も多いかもしれません。簡単にいうと、スイッチングとはそれまで購入してきた運用商品を(一部)売却して、そのお金で別の運用商品を購入するということです。

なんのためにそんなことをするんだろう?

と思われるかもしれませんが、主に理由は2点だと思います。

(1)よりよい運用商品が出た時
(2)リバランスのため

(1)に関してはイメージしやすいと思います。例えば、今まで国内株式に投資する投資信託Aというものに投資してきた場合を想定します。

仮に同じように国内株式に投資する投資信託Bという類似商品が出てきて、信託報酬が低いなどのメリットがあった場合、投資信託AからBに切り替えた方がメリットが出ます。

そういった場合に投資信託Aを売却(スイッチング)して投資信託Bを購入する可能性がありますね。

(2)に関しては少し分かりにくいかもしれません。例えば、自分のポートフォリオで株式比率と債券比率を7:3の割合で運用しようと決めたとします。

しかし、株式が好調で値が上がり、全体のポートフォリオの構成が株式:債券割合が8:2になったと想定します。

もちろん、このままでも問題はありません。しかし、当初のポートフォリオ構成の方針通りに戻そうとする時に、株式型投資信託を一部売って、債券型投資信託を買うことでポートフォリオバランスを戻す、つまり「リバランス」することもできます。

リバランスのイメージリバランスのイメージ

通常の投資であれば、(1)(2)に関しても売却対象の運用商品に利益があった場合、利益に対して課税がされますが、iDeCo(イデコ)であれば運用益に対して非課税なので、課税されることはありません。

スイッチングに関しては銘柄によってはスイッチング手数料が取られる場合がありますが、利益に対して課税されないというのは大きなメリットです。

頻繁にスイッチングを行うものでもないと思いますが、こうったことも含めてiDeCo(イデコ)は投資商品が運用しやすいように設計されていますので、頭の片隅に置いておいてもいいかもしれません。

iDeCo(イデコ)の運用益非課税メリットまとめ

運用益が非課税のメリットは大きい運用益が非課税のメリットは大きい

ここまで見てきたように、iDeCo(イデコ)では最終的に受け取るときの非課税メリットだけではなく、運用時においてもスイッチングがしやすいなどのメリットを享受することができます。しかし受取時は額が大きすぎると、また別の税金問題が出てくるので少し考える必要が出てきますので頭の片隅に置いておいてもいいかもしれません。

いずれにしても運用益に対して非課税というのはメリットしかありませんので、最大限メリットが享受できるように運用をしていきたいですね。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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