iDeCo(イデコ)

【徹底解説】iDeCo(イデコ)とは?シミュレーションを通して全体像を把握しよう

イデコとは?

こんにちは。ファイナンシャル・プランナー3級技能士のうちたけです。iDeCo(イデコ)とは?といわれてパッと説明できる方は多くないかもしれません。

iDeCo(イデコ)ってお得な制度らしいよ。

ということは言えても、何がどう、具体的にお得なのか。メリットばかり強調されるけどデメリットってないの?と思われる方もいるでしょう。

iDeCo(イデコ)は意外に奥が深い制度です。iDeCo(イデコ)のことがわかるためには、なぜiDeCo(イデコ)ができたのか?という背景や、メリット、そしてそのメリットの裏に隠れたデメリットまで把握しておかなければなりません。

そしてiDeCo(イデコ)の全体像が把握できたとき、自分の将来のこと、ライフプランについて見直すきっかけにもなります。漠然と将来に不安を抱えているだけでは、何も解決しませんよね。

この記事ではiDeCo(イデコ)の成り立ちや、メリット、デメリット、そして金融機関や銘柄選びのポイントまでを各種シミュレーションを通して網羅的に把握することを目的としています。また、投資をする上でのポイントなども解説しています。

最初に言っておきますが、少し長くなります。とはいえ、カッチリというより、ゆるく、できるだけ分かりやすく解説していきたいと思っています。

ピンポイントで調べ物をしたい方は下の「Contents」(目次)を見ながら、ご自身で知りたい項目のリンクをご覧ください。

●おすすめ証券会社でiDeCo(イデコ)の資料請求をする【厳選3証券会社】

SBI証券|口座開設数No.1。私も口座開設をしています。
→■SBI証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらから

マネックス証券|信託報酬が低い投資信託がそろっています
→■マネックス証券でiDeCoを開設する場合はこちらから

楽天証券|無料セミナーなどサポートも充実
→■楽天証券でiDeCoを開設する場合はこちらから

※もし迷ったら複数の証券会社から資料請求をして比較検討してみてはいかがでしょうか?

iDeCo(イデコ)の愛称について

iDeCo(イデコ)とは個人型確定拠出型年金の愛称で、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の1つです。

最近でこそ「イデコ、イデコ」とよく耳にしますが、もともとアメリカで導入されていた「確定拠出型年金401Kプラン」を手本にしていて、日本では2001年から導入されているものです。日本版401Kという名称はご存じの方も多いと思います。

国もいよいよ本腰を入れてきたのだと思います。2016年9月に制度の普及・推進を目的として、個人型確定拠出型年金の愛称が「iDeCo(イデコ)」に決定しました。

イデコちゃん。かわいいイデコちゃん。かわいい

最近「イデコってよく聞くな~」と思っている方も多いと思うのですが、制度の歴史自体はそれなりに長いものの、イデコという名称の歴史は浅いんですね。

iDeCo(イデコ)は何の略?と思ったら、厚生労働省のサイトに選定理由がのっていました。

■選定理由:
英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成され、個人型確定拠出年金をうまく表している。

また、「i」には「私」という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えていること。

「イデコ」は親しみやすい響きで、小文字と大文字の交互の組合せが、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えること。

ということでちょっと自画自賛気味?ですが、とにかく重要なのは「i」=私=自分で というメッセージですね。

iDeCo(イデコ)は自分で決めた額をコツコツと積み立てて運用し、60歳以降に受け取る年金です。

年金なんですよ(大事だから2度いいました)

積み立てる額を自分で決めて、自分で運用方法を選んで運用するというのがポイントです。

なぜ自分で年金を運用するのか?

年金をなぜ自分で?

年金というと何を思い浮かべますか?ポジティブなイメージですか?ネガティブなイメージですか?

たぶんですが、たいていの人はネガティブというか、後ろ向きのイメージなんじゃないかと思うんですよね。よくマスコミで「年金が足りなくなる」とか、「このままでは老後は暮らしていけない」という報道を耳にすることも多いと思います。

最近では年金の受給年齢を65歳からさらに引き上げることが検討されている、などという報道もあり、さらに不安になりますよね。

結論から言えば、実際に年金だけで老後を暮らしていくのは厳しいと言わざるを得ません。

ただ、厳しい、厳しいと言っているだけでは意味がないので、具体的にどのくらい厳しいのか?ということを考える必要がありますよね。

実際自分はどのくらい年金がもらえるのか?

実際、自分がどのくらい年金をもらえるのか知っていますか?

今後、年金の支給額が減額されてしまう、ということはありうると思います。

ですが現時点の制度でどの程度年金がもらえそうか?というのを考えておくのは重要です。

いろいろなサイトでシミュレーションすることができるので時間があれば試してみるといいと思いますが、仮に夫が会社員で、妻が専業主婦の場合を想定します。シミュレーションはこちらのサイトで行っています(年金試算シミュレーション:三井住友銀行

会社員として22歳から60歳まで働いた場合、

【夫】
老齢厚生年金:10.1万円/月
老齢基礎年金:6.4万円/月

【妻】
老齢基礎年金:6.4万円/月

となり、夫婦で支給される年金は22.9万円/月となります。ただし、年金は加入の状況などによっても支給額が変わりますし、特に厚生年金は月収(正確に言うと平均標準報酬(月)額)によって変動します。

上の場合は、仮に年収が500万円の場合を想定して簡易的にシミュレーションしています。年齢に応じて年収(月収)は多くなるでしょうし、転職などでも変わるかもしれません。そのあたりは考慮していませんのでご了承ください。

老齢基礎年金とは?
国民年金はご存じだと思います。基本的に20歳になると60歳まで国民年金を納めなければならないことになっています。保険料ですが、現在はひと月あたり1.6万円くらいです。会社員の方などは厚生年金を払っていると思いますが、厚生年金を払っていれば、国民年金も払っていることになります。

老齢厚生年金とは?
会社勤めをして、厚生年金保険料を1ヶ月以上、納めていることが条件として支給される年金です。したがって厚生年金を支払っている月数と月収(正確には違います)に応じて最終的な支給額が異なってきます。

年金の構造 1階建て、2階建てとは?

年金の構造とは?

よく年金の支給のイメージを建物の構造に例えて、老齢基礎年金を1階建て、老齢厚生年金を2階建てなどと例えられます。

ザックリいうと1階建ての老齢基礎年金はだれでも支給されるもの、2階建ての老齢厚生年金は会社員や公務員などの厚生年金を支払ったことがある人に支給されるものです。

会社員などは厚生年金を支払っている分、老後支給される年金が手厚くなっています。逆に、自営業者や主婦の方などは厚生年金を払っていない分、支給される年金が老齢基礎年金のみとなっており、自分の老後について資産設計をよりしっかりと考える必要があるということです。

公的年金だけでは具体的にいくら足りないのか?

上のシミュレーションで夫婦で支給される年金は22.9万円/月ということが分かりました。これで老後の生活はできるのでしょうか?

できないんですね。

老後に必要な生活費は夫婦2人で27~28万円/月と言われています。公的年金だけでは4~5万円足りません。さらに、少し豊かな生活を送りたい場合は、27万円から+5~10万円程度必要と言われていますから、年金だけだと10~15万円も足りない計算です。

年金の具体的なシミュレーションはこちらの記事で書いていますので、参考にご覧ください。

人生100年時代の年金
「人生100年時代」とは?その意味。年金だけでは生きていけない!?人生100年時代というフレーズは最近よく聞きます。長生きできてうれしい反面、どうやって生活していこうか?という不安をお持ちの方もいるかもしれません。実際、年金生活で生きていけるのでしょうか?...

公的年金だけで生活できなそうだ、というのは散々言われていますので驚きはないと思います。

しかし、具体的にいくら足りなくなりそうか?というのは把握しておいた方がいいと思います。

公的年金だけでは足りない。ではどうするか?ということで設計された制度が個人型確定拠出年金、iDeCo(イデコ)です。

iDeCo(イデコ)の制度概要

iDeCo(イデコ)は基本的に20歳以上60歳未満の全ての人が加入できるようになっています。

年間で拠出(投資)できる金額は職種によって上限が決まっており、以下の図の通りです。

職業によって掛け金上限が変わります職業によって掛け金上限が変わります

自営業者(第1号被保険者)は上限6.8万円/月
会社員または公務員(第2号被保険者)は1.2万円~2.3万円/月
主婦または主夫(第3号被保険者)は2.3万円/月

となっています。

職業別の掛金と、掛金ごとの資産シミュレーションについては以下に詳しくまとめているのでぜひご覧ください。

iDeCo(イデコ)の掛け金上限は?年収によって節税額が変わる?iDeCo(イデコ)は職業によって掛け金の上限が違うのを知っていましたか?また、iDeCoのメリットの一つに「節税」がありますが、年収によっても節税額が変わってきます。このあたりをシミュレーションしてみました。...

また、iDeCo(イデコ)加入者の掛金平均は1.6万円/月とのことです。職種別の掛金平均については以下にまとめています。

iDeCo(イデコ)の掛け金平均は?
iDeCo(イデコ)の掛け金の平均は1.6万円?【職業別に見る】iDeCo(イデコ)の掛け金をいくらにするか結構迷いますよね?加入者全体の掛け金平均は1.6万円です。では職業別にに見るとどうでしょうか?...

主婦やパートの人でもiDeCo(イデコ)に加入できる?

 

パート主婦でもiDeCo(イデコ)に加入できる上で少し触れたように、iDeCo(イデコ)は2017年1月から20歳以上60歳未満の全ての人が加入できるようになっています。

今まで自営業者や企業年金制度のないサラリーマン向けの制度という性格が強かったiDeCo(イデコ)ですが、パートや主婦の方でもiDeCo(イデコ)に加入できるようになりました。

特にパートで働いている方は、103万円の壁を意識しながら働いていると思いますが、iDeCo(イデコ)の控除を活用することで103万円の壁を超えて働くことができる可能性があります

多くの場合、130万円が社会保険に加入する条件になりますので、これ以内であればiDeCo(イデコ)を活用しつつ、税金もほぼ納めずに働くことが可能です。

詳しくはこちらでまとめています。

iiDeCo(イデコ)パート主婦
パート主婦がiDeCo(イデコ)に加入するメリット。もっと稼げる?パートタイムの主婦の方にはいろいろな年収の壁がありますよね。103万円の壁、130万円の壁etc..iDeCo(イデコ)を活用すれば節税メリットを最大限使って、もう少し年収を増やすことができるかもしれません。...

主婦の方の場合はこちらです。パートの方よりはメリットが少ないですが、検討してみてもいいかもしれません。

主婦がiDeCoに加入するメリット
主婦がiDeCoに加入するメリットとは?【夫はちょっと怖いかも】主婦がiDeCoに加入する意味はあまりない、と言われることも多いです。しかし意味がないのではなく、メリット3つのうち1つが享受できないというだけです。それに少し調べると主婦の方ならではのiDeCo加入の裏メリットもあり・・・。...

中退共(中小企業退職金共済制度)との併用は可能か?

また、中小企業の方であれば「中退共(中小企業退職金共済制度)」に加入している方もいると思います。

中退共とは中小企業の従業員の福祉の増進と、中小企業の振興に寄与することを目的として設立された制度です。私の会社でも入っています。

私はiDeCo(イデコ)を検討した時、中退共も入ってるけど大丈夫かなと思った記憶がありますが、結論から言えば併用可能です。掛金にも影響はありません

中退共とiDeCo(イデコ)の関係についてはこちらでまとめていますのでご覧ください。

iDeCo(イデコ)中退共
iDeCo(イデコ)と中退共(中小企業退職金共済制度)の併用は可能?iDeCo(イデコ)と中退共は併用できるのでしょうか?実際私が勤めている会社も中退共に入っており、iDeCoに入ろうと思ったとき迷った記憶があります。退職所得控除なども含めて考えていきます。...

iDeCo(イデコ)のメリット

iDeCo(イデコ)のメリット

iDeCo(イデコ)は公的年金の不足を補うものなので、様々な税制優遇がされています。メリットは以下の3点です

①掛金が全額所得控除(節税)
②運用益が非課税
③受け取る時も大きな控除がある

以下簡単にメリットについてご説明します。

iDeCo(イデコ)のメリット①掛金が全額所得控除(節税)

働いている人は、基本的に所得税と住民税を払っていると思います。
(所得税が発生しないような働き方をしている方※パートタイムの方などは除く)

iDeCo(イデコ)に加入すると、掛金年収に応じて、所得税と住民税が少なくなる、というのが1つめのiDeCo(イデコ)のメリットです。いわゆる節税と言われるものです。これが一番実感しやすいメリットでもあります。

具体的にシミュレーションしてみましょう。

30歳から60歳までこの掛金2万円/月で積立てた場合のシミュレーションしてみます。

シミュレーションはiDeCo(イデコ)公式サイトでできます。

年収500万円の場合

iDeCo(イデコ)による節税額は所得税と住民税を合わせて年間48,000円です。これが30年間なので、合計144万円の節税額になります。

年収500万、掛金2万円/月の節税シミュレーション年収500万、掛金2万円/月の節税シミュレーション

年収700万円の場合

iDeCo(イデコ)による節税額は所得税と住民税を合わせて年間72,000円です。これが30年間なので、合計216万円の節税額になります。

年収700万、掛金2万円/月の節税シミュレーション年収700万、掛金2万円/月の節税シミュレーション

かなりの額を節税できることが分かります。

iDeCo(イデコ)の節税メリットについては、さらにこちらで詳しく考察しています。

iDeCo(イデコ)って何?節税ができてお得って本当?【イデコのメリット】iDeCo(イデコ)のメリットは3つあるといわれています。その1つが節税です。どのくらい税金が減るのかシミュレーションしてみます。結構びっくりすると思います。...

iDeCo(イデコ)のメリット②運用益が非課税

運用益が非課税というのは投資になじみがないと分かりにくいかもしれません。

通常、投資をして利益が出ると(利益を確定すると)利益に対して20.315%の税金が課されます。

例えば10万円投資をして、1万円の利益が出たら(利益を確定したら)、1万円に対して約20%、つまり約2,000円が税金として差し引かれます。手元に残る利益は約8,000円です。

課税イメージ課税イメージ

iDeCo(イデコ)ではこういった税金がかかりません。これが「運用益が非課税」のメリットです。

実際に運用益ってどのくらいでるのでしょうか?こちらもシミュレーションしてみたいと思います。

掛金2万円/月で、30年間積み立てた場合を想定します。利回りは、3%の場合と6%の場合を想定します。

単純に投資をせずに月2万円を30年間積み立てていった場合は720万円になります。つまりこれが元本ですね。

利回り3%の場合

掛金2万円/月、年利3%で運用できた場合のシミュレーション掛金2万円/月、年利3%で運用できた場合のシミュレーション

元本720万円に対して、運用収益が445.5万円となります。元本と収益の合計は1,165.5万円となります。

通常の投資の場合、445.5万円に対して約20%の税金が課税されますので、約89万円が税金で引かれることになりますが、iDeCo(イデコ)はこの部分が非課税になります。

利回り6%の場合

掛金2万円/月、年利6%で運用できた場合のシミュレーション掛金2万円/月、年利6%で運用できた場合のシミュレーション

元本720万円に対して、運用収益が1,289万円となります。元本と収益の合計は2,009万円となります。

通常の投資の場合、1,289万円に対して約20%の税金が課税されますので、約258万円が税金で引かれることになりますが、iDeCo(イデコ)はこの部分が非課税になります。

このように、投資がうまくいった場合には運用益が出ます。それに対して税金が課されると結構持っていかれてしまって残念な気持ちになりますが、iDeCo(イデコ)は運用益が非課税ですので、かなりお得な制度といえるでしょう。

当然ながら投資ですので、運用がうまくいくとは限りません。あくまでシミュレーションということで、うまくいった場合を想像しながらニヤニヤしましょうということです。

さらに詳しく、運用期間と掛金に応じたシミュレーションを以下の記事でしていますのでご覧ください。

iDeCo(イデコ)運用益非課税
iDeCo(イデコ)の運用益非課税メリットとは?掛金別シミュレーションiDeCo(イデコ)は運用益が非課税だと言われていますが、イマイチピンとこないかもしれません。そこで掛金、運用期間別にシミュレーションをしてみました。...

iDeCo(イデコ)のメリット③受け取る時も大きな控除がある

iDeCo(イデコ)受取時の大きな控除

この3つ目のメリットがとっても分かりにくいと思います。

「受取時の大きな控除」というのは、例えばiDeCo(イデコ)で運用した資金を一時金として引き出すときに、税金がかからない、もしくは大部分が控除されて、課される税金が少なくすむ、というものです。

iDeCo(イデコ)の運用資産の受け取りは原則60歳になってからです。

なんだ先の話か。と思われるかと思いますが、きちんと考えて受け取り方法を選択しないと、メリット①や②の税金が浮いた分の大半が相殺されてしまうことにもなりかねません。

iDeCo(イデコ)の出口戦略とよく言われているものですが、知っているのと知らないのとではだいぶ違うと思います。

iDeCo(イデコ)は受取時に以下の方法で受け取ることができます。

(1)一時金で受け取る
(2)年金として受け取る
(3)一時金と年金の併用

掛金が少なかったり運用がそこまでうまくいかなかった場合はどの方法をとってもさほど変わりはありません。

ただし、運用がうまくいったり、企業から出る退職金が多い人は注意が必要です。

少しシミュレーションしてみます。

例えば、iDeCo(イデコ)の運用資産が30年間で1,000万円だったとします。また、会社に35年勤めて、退職金が2,000万円出たとします。

(1)一時金で受け取る場合

一時金で受け取る場合には、「退職所得控除」が適用されます。なので、企業からの退職金の多寡が大いにかかわってきます。

この場合、iDeCo(イデコ)を受取る時にかかる税金は、所得税と住民税の合計が130万円となります。一方、年収500万、月々の掛金2万円の場合を想定すると、30年間の節税額は144万円です。

144万円(節税額)>130万円(税金)

ではありますが、節税できた分が、最後に税金でほとんど持っていかれてしまう計算になります。

(2)年金として受け取る

年金にも税金がかかります。これ意外に知られてないんですが、年金って税金がかかるんですね。

ただ、年金にあまり税金をかけすぎてもかわいそうということで、年金に対しては控除額が大きく設けられています。これが「年金等控除」です。

ですので、(1)の一時金の場合と異なり企業からの退職金は関係ありません。

しかし、国民年金や厚生年金などの公的年金とiDeCo(イデコ)の年金の合計に対して課税されますので、公的年金の多寡が税金に影響します。

将来の公的年金の支給額がいかほどかは分かりません。また、収入によっても厚生年金の支給額が変わるため、だいたい年間で200万円支給されると仮定します。

※現時点の制度で、ボーナスを含めた平均給与が50万円/月程度で、35年間厚生年金に加入した場合は、国民年金と合わせて200万円程度です。

iDeCo(イデコ)で1,000万円つくれたと仮定しているので、仮に10年間で分割して年金形式で受け取ることを決めた場合、公的年金と合わせた年金の支給額は300万円/年になります。※公的年金200万+iDeCo(イデコ)100万円

この場合、年金に対して税金は16.7万円/年かかります。10年間で受け取るので、iDeCo(イデコ)を年金形式で受け取る期間は、トータル167万円の税金がかかります。

年収500万、月々の掛金2万円で想定すると、

144万円(節税額)<167万円(税金)

となり、節税額より税金の方が多くなります。

(3)一時金と年金の併用

出口戦略(3)

年金の控除をめいいっぱい使い、一時金には退職所得控除を使うという「いいとこどり」の受け取り方法です。

iDeCo(イデコ)で作った1,000万円の資産を年金として5年間、年間70万円ずつ、計350万円を受け取ると、年金に対しては税金が課されません。(60~65歳の場合)

残りの650万円と退職金2,000万円は退職所得控除が適用されますので、計算すると税金は77万円程度となります。

(1)~(3)だと(3)が有利な受け取り方法になることが分かります。

このように戦略的に受け取り方法を考えないと、損した気分(もしくは実際に損)になるので注意が必要です。

iDeCo(イデコ)の出口戦略についてはこちらの記事でさらに詳しく検証しています。

iDeCo(イデコ)出口戦略
iDeCo(イデコ)受取時の大きな控除とは何か?出口戦略を考えるiDeCo(イデコ)のメリットで一番わかりにくい「受け取り時の大きな控除」とは?受け取るときにきちんと考えないと今まで節税してきた額より税金を取られてしまうかもしれません。出口戦略を考えましょう。...

ただし(3)の併用方式はどの金融機関でも取り扱っているわけではないことはさらに注意が必要です。

私はSBI証券でiDeCo(イデコ)に加入したのですが、残念ながらSBI証券は併用方式を現時点で採用していません。将来は分かりませんが、現時点では(3)の方式を選ぶことができないのです。

総合的に考えてSBI証券はいい証券会社だとは思いますが、この1点のみ、とても残念だと思っています。SBIさん、なんとかしてください。

詳しくはこちらの記事に書きましたのでご覧ください。

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関
iDeCo(イデコ)おすすめの金融機関比較|デメリットから検証するiDeCo(イデコ)おすすめの金融機関で検索すると、だいたいSBI証券だと思います。でもSBI証券のデメリットってないんでしょうか?実際SBI証券でiDeCo(イデコ)を解説した私がデメリットを含めた検証をします。結論としてはマネックス証券の方がよかったのでは?というところです。...

iDeCo(イデコ)のデメリットは?

iDeCo(イデコ)のデメリットとは

メリットばかり強調されると、逆に大丈夫なのか?と思ってしまうのが人間の心理ですよね。

iDeCo(イデコ)はデメリットとして、以下のことが言われています。

(1)原則60歳まで資金を引き出せない
(2)運用を自分でしなければならない。元本保証ではない。
(3)手数料がかかる

(1)に関しては公的年金を補完するものとして制度設計されている以上、個人的には仕方がないのかなと思っています。

(2)に関しては投資はそういうものだ、と言われればその通りかなという感じもします。どうしても元本保証ではないと怖いという方の場合には元本確保型の商品も一部ありますので、節税のメリットだけ享受する、という方法もアリかもしれません。

ただし、元本確保型を選んだ場合、年率がとても低いので、以下に説明する手数料とかを考えると毎年目減りするような気がします。

(3)は確かに少し考えないと損をしますので、シミュレーションしてみましょう。

iDeCo(イデコ)の手数料シミュレーション

iDeCo(イデコ)は口座を開設するとき、そして運用するときにも手数料が掛かってきます。
口座開設の時は最低でも2,777円、そして金融機関によっても異なりますが、運用手数料は1カ月167円+αです。

αの部分が重要で、0円のところから数百円のところまで様々です。必ず0円の金融機関を選ぶのがポイントです。

毎年167円×12か月=2,004円は必ず最低でも手数料がかかります。月々5,000円の掛け金だとすると、掛け金に対する手数料の割合は3.3%です。

これが仮に+αの部分が100円だったとしたら、掛金が5,000円/月だった場合、手数料の割合は5.3%となります。下手をすると、資産が目減りしていくことも考えられます。

なので、手数料は重要です。

iDeCo(イデコ)のデメリットについてはこちらでまとめています。

iDeCo(イデコ)デメリット
iDeCo(イデコ)のデメリット・注意すべきこと【意外な落し穴】メリットが多く協調されるiDeCo(イデコ)ですが、デメリットはないのでしょうか?実は分かりにくいのですがきちんと考えないとデメリットになりかねないことがあるのです。...

iDeCo(イデコ)金融機関の選び方

iDeCo(イデコ)金融機関の選び方

iDeCo(イデコ)のメリット・デメリットについて把握して、さあiDeCo(イデコ)をはじめようと思ったら、次にぶつかる壁が金融機関選びです。

金融機関の選び方ですが、基本的には以下の3つがポイントになります。

(1)手数料の安さ
(2)投資信託の信託報酬の低さ
(3)投資信託のラインナップ

です。これにもう1点、加えなくてはならないのが、

(4)受け取り方法の選択肢の多さ

です。受け取り方法の選択肢の多いことが重要だというのは上の「iDeCo(イデコ)のメリット③受け取る時も大きな控除がある」で検証した通りです。

また、手数料は上で検証したように、月々の手数料の167円+αのα部分が0円であることがポイントです。

結論としては、

手数料も安く(+αの部分が0円)、
投資信託の信託報酬の低く、
投資信託のラインナップもそれなりで、
受け取り方法の選択肢も3つ全部ある

マネックス証券が個人的にはおすすめです。

※再度のご案内となりますが、自分はSBI証券です(笑)なぜなら、加入するときに(4)のメリットデメリットを把握していなかったから。

こちらでおすすめ金融機関を比較していますので是非ご覧いただきたいのですが

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関
iDeCo(イデコ)おすすめの金融機関比較|デメリットから検証するiDeCo(イデコ)おすすめの金融機関で検索すると、だいたいSBI証券だと思います。でもSBI証券のデメリットってないんでしょうか?実際SBI証券でiDeCo(イデコ)を解説した私がデメリットを含めた検証をします。結論としてはマネックス証券の方がよかったのでは?というところです。...

iDeCo(イデコ)に加入するだけであれば、おすすめの証券会社は、マネックス証券SBI証券or楽天証券

の順番です。なんかこれだけ見るとSBI証券と楽天証券が悪いように見えますが、全然そんなことはありません!

現在、約160の金融機関がiDeCo(イデコ)を取り扱っているんですね。その中のトップ3が「マネックス証券」「SBI証券」「楽天証券」で、その中で優劣をつけるなら、マネックス証券がいいかなという感じです。

まあ、私はSBI証券ですけどね(2度目)

私がSBI証券を選んだ理由はこちらに書いています。ただ年金の受け取り方法を考えていなかったから。というのにつきますが、SBI証券は全然悪くない選択肢だと今でも思ってはいます。

マネックス証券 iDeCo

iDeCo(イデコ)の口座開設をする方法

どの証券会社も、基本的な流れは以下の通りとなっています。まず「資料請求」をするのが最初のステップです。どの証券会社にするか迷ったら、複数の証券会社から資料請求をしてみて検討をしてみるのもいいかもしれません。

書類請求→必要書類を返送→手続き完了→掛金の引き落としがスタート

マネックス証券

加入手続きの流れから、「iDeCoの申込書請求」で資料請求ができます。

→マネックス証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらをクリック

SBI証券

意外と簡単!?「5ステップ」の新規加入手続き方法から「今すぐ資料請求」で資料請求ができます。

→SBI証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらをクリック

楽天証券

申込書請求をする(無料)」から資料請求ができます。

→楽天証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらかをクリック

大和証券

特に触れていませんでしたが、大和証券も+αの手数料が0円で上の3社と条件は同じです。商品ラインナップや信託報酬はネット証券に及びませんが、見劣りするレベルでもありません。大和証券の強みは、店舗で相談しながら申し込みができる点でしょう。ネットで不安な方は大和証券を検討してもいいかもしれません。

ダイワのiDeCo Webで資料請求」ボタンから資料請求ができます。

→大和証券でiDeCoを開設する場合はこちらをクリック

iDeCo(イデコ)運用商品の選び方

iDeCo(イデコ)運用商品の選び方

一難去ってまた一難。金融機関を選んだら、運用商品を選ばなければなりません。

運用商品の選び方ですが、何の方針もないまま、ただやみくもに選ぶのは、はっきり言って無理があります。

iDeCo(イデコ)の運用商品のメインは投資信託になりますが、投資信託もいろいろな特徴を持った投資信託があります。ざっとその特徴で分けると、

株式型/債券型
国内型/先進国型/新興国型

といった具合です。国内×株式や国内×債券、先進国×株式・・・といった組み合わせなどがあり、これらを組み合わせたバランス型の投資信託もあります。

もう全然わからないですよね。

ただし、重要なのは、運用商品をいきなり選び始めるのではなく、「運用方針」を決めることです。

基本的には月々の積立額を決め、積立期間(年数)を決め、目標金額を決めるというのが運用方針の立て方になります。

積立額は月々の生活の中から無理のない範囲で設定。
積立期間はiDeCo(イデコ)で積立ができるのは60歳までなので現時点からの逆算で計算。
目標金額は将来いくらあれば生活していけそうか?という金額を自分なりに考えることが必要です。

これらが決まったら、簡単にシミュレーションできるツールがあるので数値を入力してみましょう。

モーニングスターのシミュレーションサイトモーニングスターのシミュレーションサイト

目標の利回りが決まり、それに応じたポートフォリオを提案してくれます。

自分にあったポートフォリオを提示してくれる自分にあったポートフォリオを提示してくれる

以下の記事にに運用方針の決め方や、ポートフォリオツールの使い方について紹介をしています。

銘柄選びmain
iDeCo(イデコ)の銘柄の選び方【まず運用の目標額を決めよう】iDeCo(イデコ)を始めようと思っても、何に投資していいか迷いますよね。やみくもに選ぶよりは、ある程度方針を決めたうえで投資する銘柄を選びましょう。銘柄の選び方について、ステップごとに解説していきます。...

ポートフォリオとは?
金融資産の組み合わせのことです。「ポートフォリオを考える」というのはどの銘柄を、どのくらいの割合で構成しようかということを検討することです。

ポートフォリオが決まったら、それに合わせた銘柄を組み合わせながら銘柄選定をしていきます。

具体的な銘柄選びは考え方や好みにもよります。個人的には、パッシブ型(インデックス型)の投資信託で、信託報酬が低いものを選ぶのがベターだと思っています。投資信託にはパッシブ型、アクティブ型がありますが、一般的にパッシブ型の方がアクティブ型より信託報酬(手数料)が低い傾向にあります

ちょっとまたシミュレーションしてみましょう。

仮に株式割合70%、債券割合30%でポートフォリオを組むとします。

それぞれの中身は以下の通りです。(青が株式型:計70%。オレンジが債券型:計30%)

【国内株式】10%
【先進国株式】40%
【新興国株式】20%
【先進国債券】20%
【新興国債券】10%

先ほどおすすめしたマネックス証券で銘柄を選定する場合のポートフォリオは以下の通りです。それぞれで一番信託報酬の低い銘柄をピックアップしています。()内は信託報酬

【国内株式】10%
DIAM DC 国内株式インデックスファンド(0.1674%)
【先進国株式】40% 
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(0.11772%)
【新興国株式】20% 
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(0.20412%)
【先進国債券】20% 
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(0.1836%)
【新興国債券】10% 
iFree 新興国債券インデックス(0.2376%)

もちろん、あくまでこれは一つの案です。この通りに組む必要はないですし、先進国株式一本に絞る方もいるかもしれません。

ただし、一般的に株式型はハイリスクハイリターン、債券型はローリスクローリターンと言われています。安定的に資産を増やしていくコツはこのような性質の異なるものを組み合わせることだとも言われています。

自分のリスク許容度なども鑑みながらポートフォリオを組んでいくことが重要です。

また一般論として、上に紹介した方法以外のポートフォリオの組み方があります。

ポートフォリオの組み方の式として、以下のような式があります。

100ー自分の年齢=株式比率

つまり、現在40歳なのであれば、100-40=60%程度の「株式」割合をポートフォリオの中に組み込み、残りの40%を「債券」に割り振るということです。

この辺りも以下の記事でシミュレーションをしましたのでごらんください。

30代ポートフォリオ
30代でiDeCo(イデコ)のポートフォリオを組むなら?証券会社比較投資をする際、年齢によってポートフォリオの組み方を変えていった方がいいと知っていましたか?私は30代でiDeCoに加入、ポートフォリオを組んだのですが、一つの考え方として参考にしていただければと思います。...

投資のコツ「分散投資」

卵は一つのかごにもらないこと

銘柄選びにもかかわる話になりますが、投資をする上でのコツというか、おまじないみたいなものがあります。

キーワードは「分散投資」です。

仮に、Aという会社の株に100万円投資をしたとします。仮にAという会社が属する業界が不況になってしまって、株価が半額になってしまったら、資産は50万円になってしまいますね。

仮に、Aという会社とBという会社に50万円ずつ投資をしたとします。Aの属する業界は不況で株価半分、Bの属する業界は好調で株価が2倍になった場合、Aの株価は25万円、Bの株価は100万円になります。資産の合計は125万円です。

こんなに大きく変動することもないかもしれないですが、1つの例として、分散して投資をするのは重要だということが分かります。

これを銘柄の分散投資と言います。

そして、分散するのは銘柄だけではなく、「地域」「時間」を分散させることも重要です。

「地域の分散」は分かりやすいですね。アメリカとか中国とかヨーロッパとかに分散して投資をしましょう、ということです。当然、世界同時不況なんていうのもありますが、基本的には地域ごとに景気の良しあしがあります。

中国が伸びそうだからと言って中国だけに投資するというのは危険だ、というのは感覚的にも分かりやすいですね。

気を付けなければならないというか盲点になりがちなのが、日本が安心だと思って日本株しか買わないこと、でしょうか。まあ好みもありますけどね。

「時間の分散」というのは分かりにくいかもしれません。仮にリーマンショックのような不況があったとします。aさんとbさんがそれぞれ100万円分投資をしようとしていたとします。

ここでポイントになるのが「投資をするタイミング」です。

aさんはリーマンショック(級の不況)の前に、有り金すべて、100万円分を投資をしました。大恐慌が起こり、資産が50万円に減ってしまいました。

bさんはリーマンショック(級の不況)の前に50万円投資をし、大恐慌が起こった後、株価の底で50万円を追加で投資をしました。

その後、株価は回復し、底値から1.5倍になりました。aさんとbさんの資産はどうなったでしょう?

まずaさんですが、100万円から50万円に減ったあと、底値から1.5倍に回復したので75万円です。回復したとは言え、資産がかなり目減りしています。

bさんは、最初に投資をした50万円がいったん25万円になり、25万×1.5倍で37.5万円に。底値で買った50万円は1.5倍になり、75万円になりました。合計で112.5万円です。

どうですか?結構びっくりしますね。タイミングをずらして投資をしただけで、結果がこうも変わってくるのです。

これが「時間の分散」です。時間の分散は、年単位であったり、月単位であったり、週、日単位であったり様々なやり方がありますが、一度に大きな資金をまとめて投資をしない、というのがポイントです。

当然、底値で投資をする、というのは人間心理としてとても難しいことです。下がっているときにはもっと下がるのが怖い、と思うのが人間ですよね。

なので市況の変化に右往左往することなく、毎月コツコツと決めた額を投資していく、という仕組みにしておくことが重要です。

iDeCo(イデコ)は多少仕組みが変わり、年単位で投資することも可能になりましたが、月単位で決まった額を積み立てていくのが基本です。

そういった意味では投資のプロでなくても、誰にでも比較的運用がうまくいく仕組みにはなっています。

分散投資の重要性についてはこちらの記事で解説しています。

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】分散投資の重要性を説明するときに必ずといっていいほど引用される「卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時全部割れてしまいます。それを投資に置き換えると・・?...

iDeCo(イデコ)の運用について

iDeCo(イデコ)運用の仕方

私は2017年の秋にiDeCo(イデコ)に加入しました。加入した時に決めたことは、安易に銘柄変更をしないこと。

分散投資のところでも書きましたが、市況はいい時も悪い時もあります。臨機応変に対応するというのは重要だとは思いますが、私は投資の素人ですので、市況に振り回される可能性もありました。

なので、基本的には最初に決めたポートフォリオをベースに、コツコツと積立てて行こうと考えていました(います)

ですが2018年は本当によくなかったですね。結構マイナスがでました。まあこういう時もあるでしょう、ということで同じ目線でやっていこうとは思っています。

私の一年目のiDeCo(イデコ)運用報告です。

イデコ運用報告レポート
【投資初心者】イデコ運用の1年間振り返り【ひふみ年金でマイナス】投資初心者がiDeCoで投資を始めてはや一年。ひふみ年金がだいぶマイナスだった影響もあり、かなりのマイナス。でも投資は長期目線で考えているのでそこまでダメージは・・・ないといったら嘘になりますが。長い目で見ていきたいとは思います。...

iDeCo(イデコ)の配分変更、スイッチングとは?

とはいえですが、頑なに運用方針を変えないのがいいというわけでもありません。

先ほどポートフォリオの組み方として

100ー自分の年齢=株式比率

という式を紹介しましたが、自分の年齢は1年ごと上がりますね。30歳の時のポートフォリオと50歳の時のポートフォリオは違ってもいいはずです。

なぜなら、年齢が上がれば上がるほどある程度守りに入る必要があるからです。仮に60歳近くで株式だけのポートフォリオを組んでいて、株が一気に下落したら目も当てられません。

なので年齢に応じたポートフォリオを組みなおしていく、という考えは重要です。

ポートフォリオを組みなおす方法として「配分変更」や「スイッチング」という手法があります。

配分変更は、購入する運用商品の比率の内訳を変更すること

スイッチングは、今まで購入してきた運用商品を一部、もしくは全部売却してあらたな運用商品を購入することです。

これらの方法により自分のポートフォリオを調整することができます。

特にiDeCo(イデコ)は運用益が非課税です。このメリットを最大限生かして、値上がりした分の税金を気にすることなくある銘柄を売却し、新たに銘柄を購入することができます。

こちらの記事では配分変更とスイッチングの違いについて解説をしています。

iDeCo(イデコ)スイッチング
【図解】iDeCo(イデコ)の配分変更とスイッチングの違いiDeCo(イデコ)の配分変更とスイッチングの違い、分かりますか?またスイッチングはどのようなタイミングで行うのが適切なんでしょうか?図を交えて解説します。...

また、私はSBI証券でiDeCo(イデコ)を運用していますが、一度スイッチングを行いました。

あれ?むやみに銘柄変更しないって言ったじゃん。と思われるかもしれませんが、やむを得ない事情です。

SBI証券のiDeCo(イデコ)の銘柄数が絞られて、私が投資していたファンドが除外されてしまったためです。これはかなりの特殊事情ですね。

スイッチングの方法はこちらで解説しています。

iDeCo(イデコ)SBIスイッチング
iDeCo(イデコ)SBI証券でスイッチングする方法【簡単7ステップ】スイッチングってあまりやる機会も多くないのでどうやるんだろう?と思うかもしれません。今回やむを得ない事情でSBI証券でiDeCo(イデコ)のスイッチングを行ったのでやり方を解説します。簡単です。...

iDeCo(イデコ)転職や退職時の手続き

iDeCo(イデコ)退職時の手続き

今の世の中、転職をしたり、退職してフリーランスになったりといろいろな働き方がありますね。

でもそんなときiDeCo(イデコ)どうすればいいんだろう?となったらこちらをご覧ください。

iDeCo(イデコ)転職
【図解】iDeCo(イデコ)転職する時の手続き方法iDeCo(イデコ)のことを考えて転職する人もいないと思いますが、意外にiDeCo(イデコ)の手続きって分かりにくいんですよね。いくつかのパターンがあるのでなるべく分かりやすく図も使ってまとめました。...
iDeCo(イデコ)退職
iDeCo(イデコ)退職時の手続き【忘れると大変なことに】フリーランスへの転身など、企業を退職するケースも増えてきていると思います。しかし、iDeCo(イデコ)の手続きをしっかり行わないと、だいぶもったいないことが起こります。手数料がどんどん引かれていってしまいますよ。...

手続き自体はさほど難しくはないのですが、条件によって掛け金上限が変わったり、会社の制度によってはiDeCo(イデコ)に入れない場合があるので注意が必要です。

一応、転職する場合の場合分けを以下に記載しておきます。

①会社員→会社員(DBあり、企業型DCあり、DB・企業型DCなし)
②会社員→公務員
③会社員→自営業
④自営業→会社員(DBあり、企業型DCあり、DB・企業型DB・DCなし)
⑤主婦→会社員(DBあり、企業型DCあり、DB・企業型DCなし)

DBというのは「確定給付企業年金」で、企業型DCというのは「確定拠出年金」の「企業版」です。ちなみにiDeCo(イデコ)は「確定拠出年金」の「個人版」です。

ややこしいですね。

新たな制度iDeCo+(イデコプラス)とは?

 

iDeCo+(イデコプラス)とは

iDeCo+(イデコプラス)は中小企業の従業員が加入するiDeCo(イデコ)の掛金に、企業が追加で掛金を上乗せできるという制度です。2018年5月に始まりました。

ザックリと言えば、企業年金制度のない従業員100名以下の中小企業で、労使合意ができればiDeCo+(イデコプラス)を導入することが可能です。

従業員にとっては、自分の掛金に企業が上乗せをしてくれる。企業にとっては従業員の福利厚生にもなり、掛け金を損金として計上できるといったメリットがあります。

ただし、掛金の上限は2.3万円です。従業員掛金+企業掛金≦23,000円となるように設定が必要です。

中小企業の事業主のみなさんは検討してみてはいかがでしょうか?我が社でもぜひ検討してほしい。

詳しくは以下で解説しています。

iDeCo(イデコ)プラスとは
中小企業向けiDeCo+(イデコプラス)とは?【福利厚生にも】iDeCo+(イデコプラス)って聞いたことありますか?iDeCo+(イデコプラス)は従業員100人以下の中小企業向けのiDeCo(イデコ)の新しい制度です。従業員、企業にとってメリットがあるので福利厚生の一環として考えてみてはいかがでしょうか?...

iDeCo(イデコ)とは?まとめ

iDeCo(イデコ)とは?

だいぶ長くなりました。逆に言えば、それだけ考える必要がある制度であるとも言えます。

将来設計、年金のこと、ライフプランetc…私自身、iDeCo(イデコ)に加入するときにそこまで考えたか?と言われると嘘にはなります。ただし、自分の将来のことを真剣に考えないといけない。と思ったのは事実です。

iDeCo(イデコ)に加入することでだんだんと見えてきたこともありますし、ライフプランを見直すきっかけにもなりました。

そういった意味ではiDeCo(イデコ)はただ単にお得かも?と思って加入するためのものだけではないのかもしれません。

ある意味、国から「自分で自分の将来のことを真剣に考えた方がいいですよ。」というメッセージだと受け止めておくことが重要です。

ちょっと重いですね。

まあ、基本的に私は人生何とかなると思っている人間なので将来を悲観していません。なんとかなるでしょう。

という適当な締め方をしましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。
マネックス証券 iDeCo

厳選3証券会社の中からiDeCo(イデコ)の資料請求をする

いくつかの証券会社から資料請求をして、比較検討してみてはいかがでしょうか?

マネックス証券でiDeCo(イデコ)の資料請求をする

マネックス証券は信託報酬が低い投資信託がそろっておりおすすめの証券会社の一つです。私はSBI証券ですが、マネックスも甲乙つけがたいです。

加入手続きの流れから、「iDeCoの申込書請求」で資料請求ができます。

→■マネックス証券でiDeCoを開設する場合はこちらから

SBI証券でiDeCo(イデコ)の資料請求をする

私はSBI証券でiDeCo(イデコ)の口座を開設しました。

ページ中央に「資料請求はこちら」の赤いボタンがあります。

→■SBI証券でiDeCoの資料請求をする場合はこちらから

楽天証券でiDeCo(イデコ)の資料請求をする

楽天証券はiDeCo(イデコ)専用の質問チャットを設けるなど、サポートも充実しています。

リンク先の「申込書請求をする(無料)」で資料請求ができます。

→■楽天証券でiDeCoの資料請求をする

iDeCo(イデコ)おすすめの証券会社に関する記事

iDeCo(イデコ)金融機関の選び方
iDeCo(イデコ)を始めよう!金融機関の選び方【おすすめは?】iDeCo(イデコ)を始めようと思ったらまず壁にぶつかるのが金融機関選びです。iDeCoを取り扱っている金融機関は約160もあり、このなかからどうやって選べばいいのか苦労してしまいます。今回は金融機関を選ぶポイントを解説していきます。...
iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関
iDeCo(イデコ)おすすめの金融機関比較|デメリットから検証するiDeCo(イデコ)おすすめの金融機関で検索すると、だいたいSBI証券だと思います。でもSBI証券のデメリットってないんでしょうか?実際SBI証券でiDeCo(イデコ)を解説した私がデメリットを含めた検証をします。結論としてはマネックス証券の方がよかったのでは?というところです。...
ABOUT ME
うちたけ
うちたけ
新卒時、社員5名のベンチャーに入社。その後、誘われて社員3名のベンチャーに入社。 新卒の頃、出社したら「明日で会社終わるから」と言われた経験が、私の社会人としての耐久性をアップさせてくれました。 人生100年時代と言われる今、どう備えるか、どう楽しく生きるかを模索中。仕事や子育てをしながら、日々気づいたこと、感じたことなどを綴っていきます。