投資

【分散投資】卵を一つのカゴに盛るなとは?【投資格言】

卵を一つのカゴに盛るな

という格言があります。

いきなりなんぞ?と思われるかもしれません。

ですが、この格言、分散投資の重要性を説明するときに必ずといって引用される格言です

どういうことでしょうか?

いくつかの卵を一つのカゴに盛ったとします。カゴを落としたら、全部割れますね。まあ、十中八九割れるでしょう。

では、卵をいくつかのカゴに分けて盛ったとします。一つのカゴを落としたら、そのカゴの中に入っていた卵は割れますが、他のカゴに入っている卵は無事です。

だから何だと。

お前は何を言いたいのかと。

投資関係あるのかと。

すごく、関係あるんですね。以下、本題です。

分散投資とは何か?

分かりやすいように都合のよいストーリーにします。

あなたはそろそろ投資を始めようと思っています。
そして小さいころからの任天堂ファンです。そして、任天堂が今度新しいハードを出す予定です。
これは業績もよくなる!株価も上がるはずだ

全財産、任天堂株に突っ込む!ファンだし!

と意気込んで株を買いました。

しかし、新しいハードがヒットせず、業績も低迷。もともと期待値で高くなっていた株価も急降下。あなたの全財産が半分になってしまった。
※フィクションです。

困りますね。

もうわかると思いますが、特定の株だけにお金を投資するのは危険だ、というのは感覚的にもわかると思います。

卵の例でいえば、「任天堂」という「カゴ」に「あなたの全財産」という「卵」を盛ってしまった状態です。

んー、じゃあ任天堂だけじゃなくて、オンラインゲームはやってるし、ガンホーとか、ドリコム、カプコンなんかもいいかな〜と思って株を買うとします。

まあ、これも複数株を買ったという意味でいえば、分散投資といえば分散投資です。

ですが、分散させた範囲が狭いのです。

確かに任天堂の業績が良くなくても、ガンホーなどの業績が良い時もあるでしょう。
ですが、「ゲーム」というくくりでいえば、ゲーム業界の業績が一斉に落ち込む、そんなこともあるはずです。

確かに1つのカゴに盛ってはいないが、カゴの種類が似ている、もしくはそのカゴより大きなカゴの中に1つ1つのカゴが入っているイメージです。

ゲーム業界だけではなく、他の業界への投資、さらに言うならば、株式だけではなく債券などほかの投資対象への投資など、分散して投資をする、という考え方が重要になってきます。

あらためて、分散投資とは?

大手証券会社の1つであるSMBC日興証券のWEBページにも「分散投資のすすめ」として以下のように書かれています。

「分散投資は、投資対象を多様化させることで、資産運用に伴う価格変動リスクを低減させて好リターンをめざす有効な方法です。
すべての資金をひとつの金融資産に集中させると、運用がうまくいかなかった場合にはマイナス影響が資産全体に及びます。けれども値動きの異なる複数の資産に分散させれば、リスクを分散しながら、安定的な収益を期待することができるのです
具体的な分散の方法は、国内外の国や地域、株式や債券など商品、円やドルなどの通貨と、積立などの時間で分けるという、大きく4つの考え方があります。」

「値動きの異なる」複数の資産に分散というのが重要ですね。

分散投資における、3つの分散

分散投資といっても、いろいろなものを分散させる必要があるということは分かりました。

では、具体的に何を分散させればいいのでしょうか?

よく言われるのが、以下の3つの分散方法です。

1.資産(銘柄)の分散
2.地域の分散
3.時間(時期)の分散

1.資産(銘柄)の分散とは?

日本国内の株式や、国内債券、外国株式、外国債券など、特性の異なる複数の資産を組み合わせることでリスクを軽減する方法です。

これは先ほどご説明したのでなんとなくイメージしやすいと思います。

2.地域の分散

読んで字の如く、という感じもしますが、投資対象の国や地域の分散です。
例えば、今アメリカ経済はいいけど、中国はう~んとか、EUもちょっとなあ、とかいろいろあります。

その逆もあるでしょう。そういうことです。(端折った

3.時間(時期)の分散

これ、ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、そんなに難しくないです。
投資対象の価格というのは、日々変動しています。株式をイメージすれば分かりやすいですね。日経平均がどうなった、とか毎日ニュースで言っています。

仮に、投資に使えるお金が30万円あったとします
これを、

(A)投資開始日に全て(30万円)投資する場合と、

(B)3日間に分けて10万円ずつ投資をする場合

でシミュレーションします。

投資対象の1株あたりの株価は以下のように推移したとします。

一日目・・・1.2万円/1株
二日目・・・0.9万円/1株
三日目・・・1.1万円/1株

そうすると、取得できる株式の数は、

(A)投資開始日に全て投資する場合→30万円÷1.2万円=25株

(B)3日間に分けて投資をする場合→10万円÷1.2万円+10万円÷0.9万円+10万円÷1.1万円≒28.5株

ということで、一度に投資をするより、3日間に分けて分散投資をした方が、結果的に取得できる株式が多くなります

当然これ、分散投資した(B)の方が多くなるようにシミュレーションしているので

仕組んでるじゃん

と思う方もいると思いますが、まあ、確かにそうです。

仕組みました

一日目の株価がすごく安くて、二日目以降の株価が上がったら、一日目で全額投資した方が取得株式は多いです。

よく言われますが、デイトレーダーなんかは、それこそ秒とか分単位でこんなことをやっています。(多分。デイトレしたことないのでわかりませんが)

安い時に仕入れて、高くなったら売る、そんなことです。

でも、相場観の分からない私のような素人は、とてもそんなことできません

感覚的にも、一度にお金を大量に突っ込む、というのは怖くてできません。
株価は日々変動しますので、上がり続けるわけではないですし、上がったり、下がったりを繰り返しています。
最終的には長い目で見れば少しずつ上がっていくことを想定しているわけですが。そうでなければ年利の期待値など想定できません。このあたりも、また機会があれば記事にしてみたいと思います)

そういった中で、少しずつ、限りある原資を小分けに投資していく、というやり方はリスク分散につながる方法と言われています

分散投資、難しくない?

分散投資の重要性はだいたい分かった。

でもどうやってやればいいの?難しくない?

と思った方もいるでしょう。

確かに、限られた原資の中で複数種類の株式や債券、さらに地域分散をしながら、しかも時間分散をしながらコツコツ買っていかなければならない

難しいですね。アナログにやろうとすると。

そこで「投資信託」

しかも

「積立投資(信託)」

がいいと私は思っています。

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